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デート
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日曜日
とうとうデートの日を迎えた。
綾と買いに行った服、ゆかさんに教えてもらったセットをし、待ち合わせに向かう。
ただ、やはり慣れない服のため気持ちが落ち着かない…。
12時、駅待ち合わせの為、11時50分くらいについた。
まだ2人は居ないみたいだ。
辺りをキョロキョロしながらどちらが先に来るか予想でもしてみる。
(翔太君は電車だからギリギリかな、佐藤君は…走ってくると思うから翔太君より多少早いかも)
「ねぇねぇ」
翔太君でも佐藤君でもない知らない人から声を掛けられ、焦る。
「な、なんですか?」
「可愛いなぁって思って、今暇?暇なら何処か遊び行かない?ご飯でも良いよ?」
(こんな時にナンパされるなんて…もしどちらかに見られたらなんて言われるか…)
「え、無視?そりゃ無いぜ、行こうよ」
強引に腕を掴まれて連れてかれそうになる。
「おい」
声が低く、ドスが効いた声のする方を向くと、佐藤君がいた。
「誰の手、掴んでんだ?俺の大事な人なんだよ、今すぐ失せな」
「彼氏かよ。ちっ」
そう言うと駅に逃げる様に入っていった。
「ありがとうございます、佐藤君」
「……」
何故か黙ったままだ。普段ならもっと迫ってくる感じなのだが、全くそんな素振りがない。
「…ヤバい、目合わせれん」
小声で言うが、ハッキリそう言うのが聞こえた。
「ごめん、遅くなって」
そこに翔太君も合流する。
「おはようございます、翔太君」
「……」
何故か会ってから2人の様子が変だ。
目を合わせないし、なんとなく私と距離がある気がする。
やっぱり服装や髪が変なのかなと思い始める。
「おい、すずしょー、同じ事思ってるよな?」
「それしか思わないでしょ…これは」
「あの…2人とも変ですよ?大丈夫ですか?」
「可愛い…」
2人がハモりながら言う。しかも両方とも照れながら。
「えりちゃん!可愛いすぎだよ!やっぱり天使だなぁ、ハグしていい?」
「え、いや、やめてください…」
「佐藤君、もう『あれ』忘れた?」
『あれ』とはなんだろう…それは私には分からないけど2人にとっては、よほど大事な事なんだと思った。
「『あれ』ってなんですか?」
「いや、それはえりちゃんは知らなくて良い事だよ、な、すずしょー?」
「あ、あぁ、中村さんは知らなくても…」
質問するが、上手くはぐらかされるので、ついからかいたくなった。
「そうですか…すごく楽しみにしていたんですが、内緒があると楽しめないですね…」
(どう返してくるかな?)
「…」
2人はお互いを肘で突きながら、そっちが言えよって促している。でも、やはり言わない。
よほど言ったらまずい事なんだろうか…。
「分かりました。言わなくても良いですよ。ただ、楽しめないって事だけは覚えておいて下さいね。
今日は何処にいくんですか?」
(ちょっと釘刺しちゃったけど…大丈夫かな)
2人は私が好きかなと思う場所を決めておいてくれた。
「中村さんは、動物好きそうかなぁって話していて、
それに今日少し暑くなるから水族館はどう?」
「水族館、好きです!ありがとうございます」
こうして私達3人は水族館でのデートをスタートさせた。
とうとうデートの日を迎えた。
綾と買いに行った服、ゆかさんに教えてもらったセットをし、待ち合わせに向かう。
ただ、やはり慣れない服のため気持ちが落ち着かない…。
12時、駅待ち合わせの為、11時50分くらいについた。
まだ2人は居ないみたいだ。
辺りをキョロキョロしながらどちらが先に来るか予想でもしてみる。
(翔太君は電車だからギリギリかな、佐藤君は…走ってくると思うから翔太君より多少早いかも)
「ねぇねぇ」
翔太君でも佐藤君でもない知らない人から声を掛けられ、焦る。
「な、なんですか?」
「可愛いなぁって思って、今暇?暇なら何処か遊び行かない?ご飯でも良いよ?」
(こんな時にナンパされるなんて…もしどちらかに見られたらなんて言われるか…)
「え、無視?そりゃ無いぜ、行こうよ」
強引に腕を掴まれて連れてかれそうになる。
「おい」
声が低く、ドスが効いた声のする方を向くと、佐藤君がいた。
「誰の手、掴んでんだ?俺の大事な人なんだよ、今すぐ失せな」
「彼氏かよ。ちっ」
そう言うと駅に逃げる様に入っていった。
「ありがとうございます、佐藤君」
「……」
何故か黙ったままだ。普段ならもっと迫ってくる感じなのだが、全くそんな素振りがない。
「…ヤバい、目合わせれん」
小声で言うが、ハッキリそう言うのが聞こえた。
「ごめん、遅くなって」
そこに翔太君も合流する。
「おはようございます、翔太君」
「……」
何故か会ってから2人の様子が変だ。
目を合わせないし、なんとなく私と距離がある気がする。
やっぱり服装や髪が変なのかなと思い始める。
「おい、すずしょー、同じ事思ってるよな?」
「それしか思わないでしょ…これは」
「あの…2人とも変ですよ?大丈夫ですか?」
「可愛い…」
2人がハモりながら言う。しかも両方とも照れながら。
「えりちゃん!可愛いすぎだよ!やっぱり天使だなぁ、ハグしていい?」
「え、いや、やめてください…」
「佐藤君、もう『あれ』忘れた?」
『あれ』とはなんだろう…それは私には分からないけど2人にとっては、よほど大事な事なんだと思った。
「『あれ』ってなんですか?」
「いや、それはえりちゃんは知らなくて良い事だよ、な、すずしょー?」
「あ、あぁ、中村さんは知らなくても…」
質問するが、上手くはぐらかされるので、ついからかいたくなった。
「そうですか…すごく楽しみにしていたんですが、内緒があると楽しめないですね…」
(どう返してくるかな?)
「…」
2人はお互いを肘で突きながら、そっちが言えよって促している。でも、やはり言わない。
よほど言ったらまずい事なんだろうか…。
「分かりました。言わなくても良いですよ。ただ、楽しめないって事だけは覚えておいて下さいね。
今日は何処にいくんですか?」
(ちょっと釘刺しちゃったけど…大丈夫かな)
2人は私が好きかなと思う場所を決めておいてくれた。
「中村さんは、動物好きそうかなぁって話していて、
それに今日少し暑くなるから水族館はどう?」
「水族館、好きです!ありがとうございます」
こうして私達3人は水族館でのデートをスタートさせた。
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