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二つに一つ
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「ん…」
ゆっくり目を開くとそこは小さな部屋だった。
寝かされた状態でみる部屋は窓、本棚、そして扉があるのは分かった。
でも、ライオネス家にある部屋からしたらかなり小さい…。
「ここ、どこ?」
さらにこの部屋の事を調べようと体を起こそうとするが、何かに引っ張られる感覚を覚え、寝た状態のまま顔を上に上げた。
すると、両手が縄で縛られ、ベットの柱に括り付けられていた。
「な、なに、これ…」
必死に取ろうとすればする程、両手が締まり、より痛みを感じてしまう。
そんな時、扉が開き、中に来る人がいた。
「やっと起きたんだね、リーネさん」
「ら、ラークさん…。ここ、なんですか?それにこの手」
「ここは僕の家だよ。それにあなたは逃げそうだから繋いでいるだけ。
素直にここで暮らすというなら外すけど?」
「暮らす?…誰とですか?」
「もちろん、僕だ」
そう私に告げるとゆっくり近づき、私の顔を覗き込むように見てきた。
「やっぱりあなたは綺麗だ。僕が貰ってあげますよ」
ギシッとベットに乗ると馬乗りのような状態になり、ゆっくり優しく私の右頬を撫でてくる。
しかし、その感触が嫌で堪らなかったが両手が縛られているため何も出来ない…。
何度も何度も頬を触り続け、私が反応するのを面白がって見ていた。
「はは、あなたは反応が良いですね。
触れていて楽しいし、僕を興奮させる」
「え…」
嫌がる私から少しだけ離れると、おもむろにラークさんは着ていた白いシャツのボタンを外し始めた…。
「なにしてるんですか!」
私が叫ぶ声など右から左に流し、ボタンを次々と外し、
バッと前を開くと裸を露わにしてきた。
「この家の周りには誰もいない。
だから助けを呼ぼうとしても意味ないよ。
諦めて僕を受け入れた方がいい」
「やめて…」
「いいね、その顔。余計に僕を興奮させるよ」
マズい…このままでは…と思い、先程より必死に両手の縄を取ろうとしたが、びくともせず…。
もがけばもがく程、縄が食い込み手首からは血がツー…っと流れてくる。
「やめて!お願い!?」
ラークさんはゆっくり私の顔に近づき、逃げない様に右手で頬を摘んでくる。
「や…」
徐々に近づき吐息が顔に掛かってくる。
目を閉じキスをしようとしてくるラークさんを私は…。
「グッ」
右足を曲げ、膝でラークさんのお腹をぶつけキスするのを阻止した。
「迫ったら何度でもしますよ!やめて!?」
お腹を押さえながら私を見るラークさんの顔は鬼気迫る感じであり、今の行動が許せないといった感じであった。
「大人しくしてろよ…そろそろ我慢の限界だ…」
今までよりも遥かに低い声。
それに眉間に皺を寄せ、怒りを露わにしながらもう一度こちらに近づいてきた。
そして…
「死ぬがいいか、大人しくされるがいいか、どっちか選べ」
見下ろしながら私に二つに一つだと迫ってきた。
首を横に振り、どちらも嫌だと提示した、その時…。
ビリッ
すごい勢いでラークさんは私のドレスを引きちぎり出した。
ゆっくり目を開くとそこは小さな部屋だった。
寝かされた状態でみる部屋は窓、本棚、そして扉があるのは分かった。
でも、ライオネス家にある部屋からしたらかなり小さい…。
「ここ、どこ?」
さらにこの部屋の事を調べようと体を起こそうとするが、何かに引っ張られる感覚を覚え、寝た状態のまま顔を上に上げた。
すると、両手が縄で縛られ、ベットの柱に括り付けられていた。
「な、なに、これ…」
必死に取ろうとすればする程、両手が締まり、より痛みを感じてしまう。
そんな時、扉が開き、中に来る人がいた。
「やっと起きたんだね、リーネさん」
「ら、ラークさん…。ここ、なんですか?それにこの手」
「ここは僕の家だよ。それにあなたは逃げそうだから繋いでいるだけ。
素直にここで暮らすというなら外すけど?」
「暮らす?…誰とですか?」
「もちろん、僕だ」
そう私に告げるとゆっくり近づき、私の顔を覗き込むように見てきた。
「やっぱりあなたは綺麗だ。僕が貰ってあげますよ」
ギシッとベットに乗ると馬乗りのような状態になり、ゆっくり優しく私の右頬を撫でてくる。
しかし、その感触が嫌で堪らなかったが両手が縛られているため何も出来ない…。
何度も何度も頬を触り続け、私が反応するのを面白がって見ていた。
「はは、あなたは反応が良いですね。
触れていて楽しいし、僕を興奮させる」
「え…」
嫌がる私から少しだけ離れると、おもむろにラークさんは着ていた白いシャツのボタンを外し始めた…。
「なにしてるんですか!」
私が叫ぶ声など右から左に流し、ボタンを次々と外し、
バッと前を開くと裸を露わにしてきた。
「この家の周りには誰もいない。
だから助けを呼ぼうとしても意味ないよ。
諦めて僕を受け入れた方がいい」
「やめて…」
「いいね、その顔。余計に僕を興奮させるよ」
マズい…このままでは…と思い、先程より必死に両手の縄を取ろうとしたが、びくともせず…。
もがけばもがく程、縄が食い込み手首からは血がツー…っと流れてくる。
「やめて!お願い!?」
ラークさんはゆっくり私の顔に近づき、逃げない様に右手で頬を摘んでくる。
「や…」
徐々に近づき吐息が顔に掛かってくる。
目を閉じキスをしようとしてくるラークさんを私は…。
「グッ」
右足を曲げ、膝でラークさんのお腹をぶつけキスするのを阻止した。
「迫ったら何度でもしますよ!やめて!?」
お腹を押さえながら私を見るラークさんの顔は鬼気迫る感じであり、今の行動が許せないといった感じであった。
「大人しくしてろよ…そろそろ我慢の限界だ…」
今までよりも遥かに低い声。
それに眉間に皺を寄せ、怒りを露わにしながらもう一度こちらに近づいてきた。
そして…
「死ぬがいいか、大人しくされるがいいか、どっちか選べ」
見下ろしながら私に二つに一つだと迫ってきた。
首を横に振り、どちらも嫌だと提示した、その時…。
ビリッ
すごい勢いでラークさんは私のドレスを引きちぎり出した。
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