39 / 55
4
#38 推しの裏で潜入したら、センターに嘘が秒でバレてる件
「君、事務所でも有名だよ。ひまちゃんにかっこいいファンがついてるって」
きらりは帽子を深く被っていたが、変装といえるものはその程度だった。
会場の近くのコンビニにはフェスの客らしき人も多くいる。
しかし、きらりはバレる気配がない。一般人の中に完全に溶け込んでいて、アイドルのオーラを全く感じさせなかった。
「どこの事務所にも所属してないなら、うちの男性部門からデビューさせられないかなって社長が言ってた」
きらりは話しながら、コンビニのパックのサラダとペットボトルの炭酸水を手に取る。
俺は詳しくないけれど、アイドルっぽい食べ物だと感心した。
「君、名前は?」
突然振り返ったきらりに尋ねられて、俺は自然な間を保って答えた。
「あまね」
「あまねくん?」
「そう、外周の周と書いて、あまね」
「嘘。類くんでしょ。ひまちゃんが言ってたもん」
やりにくい相手だ。
俺は顔を顰めそうになる。きらりはチョコレートの箱を一つ手に取って笑った。
「嘘つきの類くんだなー」
きらりは、節をつけて歌うように言ってレジに向かっていく。
「類くんは、ひまちゃんの彼氏?」
「違う」
「そうなの?でも、ひまちゃん、君の話ばっかりしてるけどなー」
セルフレジで会計をしながら、きらりは悪戯っ子のように笑った。
そして、きらりは少し真面目な表情になる。
「君、ひまちゃんのこと心配してるんでしょ? だから、バイトのフリして潜入してるんだ」
「ああ」
俺は素直に頷いた。
「ひまりが危険な目に遭ってないか確認したかった。過去のこともあるから……」
俺は、かまをかけて言ってみた。
ひまりの「過去」について、俺は何も知らない。
しかし、きらりと同じグループのRINを疑っていると言うと、俺が敵だと認識される可能性がある。
ひまりに危険がないとわかれば何でもいいと思ったが、きらりはすぐに頷いた。
「あー……前のグループのこと?」
前のグループ、とは。
ひまりが所属していたStarry@Prismのことだ。
今は解散して、ひまり以外のメンバーは芸能活動を引退した、としか知らないが、俺は話を合わせた。
「そう。ひまりは今も悩んでるみたいだから」
「うん……ひまちゃんって、ほんとに責任感が強いよね。そんなに背負わなくてもいいと思うんだけど……」
「ひまりから少し事情は聞いたが、何か助けになれないかと思って」
「そうなんだ……ひまちゃんを心配してくれる人が近くにいて良かったよ」
きらりが笑顔で言う。
それなりに信用してもらえたようだ。
「ひまちゃん、最近やっと本気になってきたし、君のおかげだね」
「……俺は何もしてない」
「してるよ。ひまちゃん、君のこと『応援してくれる人』って言ってたもん。それで、君に守ってほしいって思ってるんだよ、きっと」
「……」
俺は黙り込んだ。
人気投票の中間発表のことで、ひまりを傷つけてしまったばかりだ。俺がひまりを守れているのだろうかと心配になる。
「あ、そうだ!」
きらりが突然、明るい声で言った。
「実は、今はわたしの方が危険な目に遭ってるんだ」
「危険な目?」
「そ。ストーカーになっちゃったファンがいて、この会場でイベントする時は絶対参加してるから、多分今日も来てる」
「それは、危険な状態だな」
「ねー?まぁ慣れてるけど」
命の危険がある状態だと思ったが、きらりは世間話のように軽く話している。
今もマネージャーをつけないで一人で会場の近くにいて、危機感が欠けているように見えた。
(それとも、本当に自分なら大丈夫だと思ってるのか……?)
俺が考えていると、きらりは俺の額に人差し指を突き付ける。
「今日、君がわたしのこと守ってくれたら、ひまちゃんの過去のこと、教えてあげる」
「取引か」
「うーん?それよりも、君がどれくらい使えるか、試してみたいんだ」
「使える?」
アイドルのきらりにしては、冷静な言葉だった。
きらりは笑顔のまま頷く。
「そう。だって、役に立たない人に教えたって、ひまちゃんのためにならないでしょ」
「確かにそうだな」
「うん、ひまちゃんを守ってほしいのは、本当だし」
きらりの目が、一瞬だけ鋭く光る。
その真剣な瞳を見て、俺はきらりの取引に乗ることにした。
「……わかった」
「よろしくね!嘘つきの騎士様」
きらりは嬉しそうに言って、チョコレートの箱を俺に渡した。
-----
会場に戻ってきらりと別れる。
同じバイトたちはどこに行ったのだろうと探していると、先にバイトリーダーに見つかってしまった。
「おい、お前!そこで何してるんだ!?」
「すいません。荷物運びを手伝えって設営業者に言われて、会場の中に入ってました」
「何だと……?どこの業者だ?」
バイトリーダーに尋ねられて、俺は適当に近くにいた作業着のスタッフを指差した。
バイトリーダーは文句を言うために走っていく。申し訳ないと思うけれど、Re⭐︎LuMiNaのきらりに連れ回されたと白状しても仕方ない。
もうこのバイトは辞めよう、と俺はシャツと帽子を脱いで会場の隅に隠した。
一般客に戻って会場内を歩いていると、室内のステージでRe⭐︎LuMiNaのライブが始まるとアナウンスが入った。
屋外の大きなステージではなく、中規模の室内会場。観客席は200人程度が入る広さで、外の客が一斉に中に押し寄せてくる。
(外の会場の方が、たくさんの客が見れるのに……)
俺は少し違和感を覚えた。
きらりや麗奈のような人気メンバーがいるのに、なぜ大きなステージじゃないのか。
しかし、四方から見ることができる外のステージと違って観客席は正面だけだから、警戒すべきポイントも少なくなる。
観客席の前方には警備スタッフが並んでいるし、興奮した客がステージに登ってくることはないだろう。
ライブが始まり、Re⭐︎LuMiNaのメンバーがステージに登場した。
きらりは満面の笑みで手を振る。ストーカーに怯える様子は全くない。
麗奈は安定した歌声で、ゆめはファンサービスに夢中になっている。RINは相変わらず無表情のまま、完璧なダンスを披露していた。
そして、ひまりはちゃんと笑顔を作っていて、ダンスも歌も前よりも上達していた。
最近、放課後に練習ができなかったから、ひまりの姿を見るのは久しぶりな気がする。
(なんだか、ひまりと遠いな……)
ひまりは、観客席を全て見ていて、全員と目を合わせようとしているようだった。
しかし、俺は観客席の後方で意識して気配を消しているから、ステージから俺に気づくことはないだろう。
(RINの方は、相変わらずだな)
RINは無表情で笑顔一つ見せないが、ダンスのレベルは高い。
一人だけアクロバティックな振りを入れられているが、楽々こなしていた。グループの中で目立っているから、ファンから注目されるのもわかる気がする。
そして、実際のところ、三桁のRINの実力がどの程度なのか気になる。
俺はきらりのストーカーを探すついでに、隠していた気配を一瞬だけ元に戻してみた。
その瞬間、RINがステージ上で動きを止める。
すぐに俺の方に視線を向けたが、観客の中にいることはわかっても俺個人を特定はできていない。
(気づいたか……150なら三桁でも上位だし、そのくらいはできるか)
そして、肝心のきらりのストーカーの方は、全くわからない。
全員がRe⭐︎LuMiNaのパフォーマンスに夢中になっている。きらりのストーカーも、元がファンなら今は敵意よりもライブを楽しんでいるだろう。
(ライブが終わってから考えるか……)
俺は今は諦めて、一観客に戻ることにした。
きらりは帽子を深く被っていたが、変装といえるものはその程度だった。
会場の近くのコンビニにはフェスの客らしき人も多くいる。
しかし、きらりはバレる気配がない。一般人の中に完全に溶け込んでいて、アイドルのオーラを全く感じさせなかった。
「どこの事務所にも所属してないなら、うちの男性部門からデビューさせられないかなって社長が言ってた」
きらりは話しながら、コンビニのパックのサラダとペットボトルの炭酸水を手に取る。
俺は詳しくないけれど、アイドルっぽい食べ物だと感心した。
「君、名前は?」
突然振り返ったきらりに尋ねられて、俺は自然な間を保って答えた。
「あまね」
「あまねくん?」
「そう、外周の周と書いて、あまね」
「嘘。類くんでしょ。ひまちゃんが言ってたもん」
やりにくい相手だ。
俺は顔を顰めそうになる。きらりはチョコレートの箱を一つ手に取って笑った。
「嘘つきの類くんだなー」
きらりは、節をつけて歌うように言ってレジに向かっていく。
「類くんは、ひまちゃんの彼氏?」
「違う」
「そうなの?でも、ひまちゃん、君の話ばっかりしてるけどなー」
セルフレジで会計をしながら、きらりは悪戯っ子のように笑った。
そして、きらりは少し真面目な表情になる。
「君、ひまちゃんのこと心配してるんでしょ? だから、バイトのフリして潜入してるんだ」
「ああ」
俺は素直に頷いた。
「ひまりが危険な目に遭ってないか確認したかった。過去のこともあるから……」
俺は、かまをかけて言ってみた。
ひまりの「過去」について、俺は何も知らない。
しかし、きらりと同じグループのRINを疑っていると言うと、俺が敵だと認識される可能性がある。
ひまりに危険がないとわかれば何でもいいと思ったが、きらりはすぐに頷いた。
「あー……前のグループのこと?」
前のグループ、とは。
ひまりが所属していたStarry@Prismのことだ。
今は解散して、ひまり以外のメンバーは芸能活動を引退した、としか知らないが、俺は話を合わせた。
「そう。ひまりは今も悩んでるみたいだから」
「うん……ひまちゃんって、ほんとに責任感が強いよね。そんなに背負わなくてもいいと思うんだけど……」
「ひまりから少し事情は聞いたが、何か助けになれないかと思って」
「そうなんだ……ひまちゃんを心配してくれる人が近くにいて良かったよ」
きらりが笑顔で言う。
それなりに信用してもらえたようだ。
「ひまちゃん、最近やっと本気になってきたし、君のおかげだね」
「……俺は何もしてない」
「してるよ。ひまちゃん、君のこと『応援してくれる人』って言ってたもん。それで、君に守ってほしいって思ってるんだよ、きっと」
「……」
俺は黙り込んだ。
人気投票の中間発表のことで、ひまりを傷つけてしまったばかりだ。俺がひまりを守れているのだろうかと心配になる。
「あ、そうだ!」
きらりが突然、明るい声で言った。
「実は、今はわたしの方が危険な目に遭ってるんだ」
「危険な目?」
「そ。ストーカーになっちゃったファンがいて、この会場でイベントする時は絶対参加してるから、多分今日も来てる」
「それは、危険な状態だな」
「ねー?まぁ慣れてるけど」
命の危険がある状態だと思ったが、きらりは世間話のように軽く話している。
今もマネージャーをつけないで一人で会場の近くにいて、危機感が欠けているように見えた。
(それとも、本当に自分なら大丈夫だと思ってるのか……?)
俺が考えていると、きらりは俺の額に人差し指を突き付ける。
「今日、君がわたしのこと守ってくれたら、ひまちゃんの過去のこと、教えてあげる」
「取引か」
「うーん?それよりも、君がどれくらい使えるか、試してみたいんだ」
「使える?」
アイドルのきらりにしては、冷静な言葉だった。
きらりは笑顔のまま頷く。
「そう。だって、役に立たない人に教えたって、ひまちゃんのためにならないでしょ」
「確かにそうだな」
「うん、ひまちゃんを守ってほしいのは、本当だし」
きらりの目が、一瞬だけ鋭く光る。
その真剣な瞳を見て、俺はきらりの取引に乗ることにした。
「……わかった」
「よろしくね!嘘つきの騎士様」
きらりは嬉しそうに言って、チョコレートの箱を俺に渡した。
-----
会場に戻ってきらりと別れる。
同じバイトたちはどこに行ったのだろうと探していると、先にバイトリーダーに見つかってしまった。
「おい、お前!そこで何してるんだ!?」
「すいません。荷物運びを手伝えって設営業者に言われて、会場の中に入ってました」
「何だと……?どこの業者だ?」
バイトリーダーに尋ねられて、俺は適当に近くにいた作業着のスタッフを指差した。
バイトリーダーは文句を言うために走っていく。申し訳ないと思うけれど、Re⭐︎LuMiNaのきらりに連れ回されたと白状しても仕方ない。
もうこのバイトは辞めよう、と俺はシャツと帽子を脱いで会場の隅に隠した。
一般客に戻って会場内を歩いていると、室内のステージでRe⭐︎LuMiNaのライブが始まるとアナウンスが入った。
屋外の大きなステージではなく、中規模の室内会場。観客席は200人程度が入る広さで、外の客が一斉に中に押し寄せてくる。
(外の会場の方が、たくさんの客が見れるのに……)
俺は少し違和感を覚えた。
きらりや麗奈のような人気メンバーがいるのに、なぜ大きなステージじゃないのか。
しかし、四方から見ることができる外のステージと違って観客席は正面だけだから、警戒すべきポイントも少なくなる。
観客席の前方には警備スタッフが並んでいるし、興奮した客がステージに登ってくることはないだろう。
ライブが始まり、Re⭐︎LuMiNaのメンバーがステージに登場した。
きらりは満面の笑みで手を振る。ストーカーに怯える様子は全くない。
麗奈は安定した歌声で、ゆめはファンサービスに夢中になっている。RINは相変わらず無表情のまま、完璧なダンスを披露していた。
そして、ひまりはちゃんと笑顔を作っていて、ダンスも歌も前よりも上達していた。
最近、放課後に練習ができなかったから、ひまりの姿を見るのは久しぶりな気がする。
(なんだか、ひまりと遠いな……)
ひまりは、観客席を全て見ていて、全員と目を合わせようとしているようだった。
しかし、俺は観客席の後方で意識して気配を消しているから、ステージから俺に気づくことはないだろう。
(RINの方は、相変わらずだな)
RINは無表情で笑顔一つ見せないが、ダンスのレベルは高い。
一人だけアクロバティックな振りを入れられているが、楽々こなしていた。グループの中で目立っているから、ファンから注目されるのもわかる気がする。
そして、実際のところ、三桁のRINの実力がどの程度なのか気になる。
俺はきらりのストーカーを探すついでに、隠していた気配を一瞬だけ元に戻してみた。
その瞬間、RINがステージ上で動きを止める。
すぐに俺の方に視線を向けたが、観客の中にいることはわかっても俺個人を特定はできていない。
(気づいたか……150なら三桁でも上位だし、そのくらいはできるか)
そして、肝心のきらりのストーカーの方は、全くわからない。
全員がRe⭐︎LuMiNaのパフォーマンスに夢中になっている。きらりのストーカーも、元がファンなら今は敵意よりもライブを楽しんでいるだろう。
(ライブが終わってから考えるか……)
俺は今は諦めて、一観客に戻ることにした。
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※特別編4が完結しました!(2026.2.22)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。
絶交した幼馴染と大学の合コンで再会した。
孤独な蛇
恋愛
中学生の浅野春樹は上級生と喧嘩騒動を起こしたことがあった。
その上、目つきが悪く地毛は茶髪のため不良少年のような扱いを受けて学校では孤立していた。
そんな中、幼馴染の深瀬志穂だけは春樹のことをいつも気遣ってくれていた。
同じ高校に行こうと声を掛けてくれる志穂の言葉に応えたい一心で受験勉強にも力を入れていた。
春樹にとって、学校で孤立していることは問題ではなかった。
昔から志穂が近くにいてくれるから……。
しかし、3年生なってから志穂の態度がよそよそしくなってきた。
登下校も別々になり、学校で話しかけてくることも無くなった。
志穂の心が自分から離れていってしまっている気がした春樹は焦っていた。
彼女と話がしたい。笑った顔が見たい。
志穂と一緒に帰ろうと、彼女が部活動を行っている体育館へ向かったのだが……。
そこで春樹が耳にしたのは、自分の悪口を言って部活の友達と楽しそうにしている志穂の声だった。
その瞬間、春樹の中で志穂に対する想いや信頼は……消滅した。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
羽柴弁護士の愛はいろいろと重すぎるので返品したい。
泉野あおい
恋愛
人の気持ちに重い軽いがあるなんて変だと思ってた。
でも今、確かに思ってる。
―――この愛は、重い。
------------------------------------------
羽柴健人(30)
羽柴法律事務所所長 鳳凰グループ法律顧問
座右の銘『危ない橋ほど渡りたい。』
好き:柊みゆ
嫌い:褒められること
×
柊 みゆ(28)
弱小飲料メーカー→鳳凰グループ・ホウオウ総務部
座右の銘『石橋は叩いて渡りたい。』
好き:走ること
苦手:羽柴健人
------------------------------------------
サンスクミ〜学園のアイドルと偶然同じバイト先になったら俺を3度も振った美少女までついてきた〜
野谷 海
恋愛
「俺、やっぱり君が好きだ! 付き合って欲しい!」
「ごめんね青嶋くん……やっぱり青嶋くんとは付き合えない……」
この3度目の告白にも敗れ、青嶋将は大好きな小浦舞への想いを胸の内へとしまい込んで前に進む。
半年ほど経ち、彼らは何の因果か同じクラスになっていた。
別のクラスでも仲の良かった去年とは違い、距離が近くなったにも関わらず2人が会話をする事はない。
そんな折、将がアルバイトする焼鳥屋に入ってきた新人が同じ学校の同級生で、さらには舞の親友だった。
学校とアルバイト先を巻き込んでもつれる彼らの奇妙な三角関係ははたしてーー
⭐︎第3部より毎週月・木・土曜日の朝7時に最新話を投稿します。
⭐︎もしも気に入って頂けたら、ぜひブックマークやいいね、コメントなど頂けるととても励みになります。
※表紙絵、挿絵はAI作成です。
※この作品はフィクションであり、作中に登場する人物、団体等は全て架空です。
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編7が完結しました!(2026.1.29)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
迷子を助けたら生徒会長の婚約者兼女の子のパパになったけど別れたはずの彼女もなぜか近づいてくる
九戸政景
恋愛
新年に初詣に来た父川冬矢は、迷子になっていた頼母木茉莉を助け、従姉妹の田母神真夏と知り合う。その後、真夏と再会した冬矢は真夏の婚約者兼茉莉の父親になってほしいと頼まれる。
※こちらは、カクヨムやエブリスタでも公開している作品です。