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Episode1:Welcome to the new world
1-12 ピザって10回言うアレ【才造視点】
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俺の名前は草田才造。名は体を表すというが、本当にクソダサい男だ。見た目も中身も。
両親ともに割合常識的で優秀な部類の人間なのだが、俺の名付けの時、姓と名をつなげて読むとどうなるかまで気が回らなかったらしい。痛恨のミスだと本人たちは言うが、俺はこの名前がわりと嫌いじゃない。
「さいぞー、これあげる」
昔、高校生になって半年くらい経った頃。
昼休みに校内の自動販売機でドリンクを買おうとした俺に、同じクラスのある女子が声をかけてきた。彼女が差し出したのは紙パックのミックスジュース。
「……え。いや、でも」
「いいから。あたしこの隣のバナナオレが飲みたかったんだけどさぁ。買う時ボタン間違って押しちゃったの。だからこれいらないからあげる」
よく見ると、その女子はミックスジュースの他にもう一本、バナナオレも持っている。追加で買ったらしい。
「じゃあ、金払う……」
「いいって~。面倒くさいから。じゃーね~」
そう言って俺に紙パックを無理矢理押し付けて去って行った彼女が女神に見えた。なぜなら、当時の俺にとって昼休みのミックスジュースは日々の楽しみだったから。
それが後の恋人となる莉子に恋をした瞬間だった。
ちなみに付き合い始めた後、本人にこの話をしたらやはり覚えていなかった。
村にひとつしかない高校には普通科と農業科がそれぞれ2クラスあり、俺も莉子も普通科で3年間同じクラスだった。
当時(今もだが)外見など全く気にしていなかった俺は地味で目立たない存在だったが、そんな俺にも莉子は分け隔てなく……というよりも、特に何も考えずにガンガン話しかけてきた。
「さいぞー聞いて~! 今学校来る途中さぁ、よその畑に自転車ごと転げ落ちちゃってさぁ」
だの、
「聞いてよ~。うちの畑に虫がわいたの。そんで朝から一家総出で駆除してきたんだけど、なんか虫に食われたかも? 誰か虫刺され薬持ってない?」
だの。
俺を「さいぞー」と間延びしたような呼び方を最初にしたのも莉子で、それがクラス中に浸透した。莉子にそう呼ばれるようになってから、結構いい名前じゃないかと思うようになった。
俺だけにそう接したわけじゃない。彼女はその場にいる全員をいつの間にか話題の中心に引っ張り出す能力を持っている。莉子の周りには仲間外れというものが発生しない。
さらに、自分ではそう思っていないようだが、ハチャメチャ可愛い。
パッチリした二重が目を引く華やかな顔立ちと、出るところが出て締まるところが締まった女の子らしい体つき。その気になれば芸能人か何かにでもなれるんじゃないだろうか。男女問わず人気があったが、だいぶガサツな部分も目立つせいか、浮いた話は聞かなかった。
とにかく、俺にとって莉子は高嶺の花だった。
◇
そんなわけで今現在、彼女が俺の恋人という立場にある事実は非常に信じがたい状況なのだ。付き合って何年も経つ今でも、根っこにはずっとその意識がある。
玉砕覚悟で告白したのが成功した時点で、俺は一生分の運を使い果たしたと思っている。それがこんなに長く続くなんて、本当にいいのだろうか? そんな思いが常にある。
友人や莉子本人のお陰で身なりは多少整えたが、中身は高校生の頃のまま変わらない俺が、こんな女神のそばにいて本当にいいのか……?
つい最近、ひょっとするとついにその夢の終わりが訪れるのだろうか? と思わされる出来事が起きた。
莉子の元カレだという男が現れた。よりにもよって、俺の職場の後輩として。
そいつ――大崎は、誰がどう見てもカースト最上位の男だった。ややチャラい印象は否めないが、それを差し引いても、大変見目麗しいという表現がしっくり来る。社交性もあり、穏やかで物腰柔らかい。仕事もそれなりにちゃんとやる。むしろ新入社員としては出来すぎる。
ただ、どうもかなりの変態なようだ。それが唯一で最大の欠点なんじゃないだろうか。
何を考えているのかさっぱり分からんが、俺に一目惚れをしたとトチ狂ったことを言って、しつこくつきまとってくる。
「草田さん♡ 今日も素敵です♡」
「目ぇ腐ってる?」
「草田さん♡ これやっておきました♡」
「さんきゅー。頼んでねぇけどな」
「草田さん♡ ランチご一緒していいですか?」
「断る」
「草田さん♡ これ教えてください♡」
「見て盗め」
「くさださんくさださんくさださんくさださんくさださんくさださんくさださんくさださんくさださんくさださん♡」
「……十五夜に供える食べ物といえば?」
「草だんさん♡」
「せめて草だんごって間違えろや。正解、月見だんごだけどな」
はじめはただ戸惑うことしかできなかったが、ひと月も経つ頃にはだんだんあしらい方が分かってきた。すると周りで聞いていた職場の同僚たちに名コンビ認定された。
俺は自分の市場価値をよく弁えている。
大崎がたとえストーカーという欠点を持っていたとしても、それを差し引いたところで俺ごときが太刀打ちできる相手ではないことくらい十分分かっている。(その欠点が致命的ではあるが)
莉子みたいな女子には、クソダサいぞうなんかよりも本当はあいつの方が相応しいんだろうということくらい分かっている。二人並ぶとさぞかし見栄えがするだろう。
実際、大崎と再会した日の莉子はどこか様子がおかしかった。
元々二人でデートの約束をしていたが、待ち合わせの場所もいつもと違う。服装や髪型も普段とはまるで雰囲気が違った。いや、この世のものとは思えないくらいに可愛かったんだが。
え、何。髪巻いてる? いや普段も可愛いけどな? 変化球? なのに全然ストライク。俺と会うためにオシャレしてきてくれた?
と、内心軽くパニックになったのはここだけの話。もっと素直に褒めれば良かった。それができない俺はやっぱりどうしようもないクソダサ野郎。
多分、あのストーカー野郎だったら気の利いた褒め言葉を大げさなくらいに並べ立てるんだろう。
ともあれ、莉子はどうしてそんな突然普段と違うことをし始めたんだろうか。まさかその日に大崎と再会するのを予感していた――いや、さすがにそれは考えすぎだろう。嫌そうな顔してたし。
問題はその後だ。大崎を追い払ったその後。
これまたいつもとは違うダイニングバーに行こうなんて言い出した。まぁ、普段が普段だからな。たまにはオシャレな気分を味わいたいというのは分かる。
けど、いざ店に入ってみても莉子はあまり楽しそうじゃない。店長らしき大男がオーダーを取りに来たり、料理を運んでくるたびに顔を引きつらせて冷や汗を流している。知り合いか何かかと聞いてみると、
「えっ? うーん、前に行ったことのあるお店にいた人だったかなぁ……と思って。いや別に、知り合いとかではないけど」
と、ごまかすように笑う。それだけでそんなに気まずいものだろうか?
さらに、どうしてもその日会った大崎の話題が避けられなかった。莉子もあまり会いたくはなかったようだが、あいつがチラッと話した家庭の事情の部分は少し気になったらしい。
「複雑な家庭だったって、なんか思わせぶりだよねぇ……や、別に知りたいわけじゃないけどさ。もしかして同情を誘ってさいぞーの気を引こうって魂胆だったりして」
「いや……どっちかっていうとあの場では、俺よりも莉子の同情を買おうとしてたように見えたけど……」
「そうかな……あっ、もしかして『僕ってこんなに可哀想だから草田さんを譲って♡』ってこと!?」
「そうじゃなくて……」
莉子にも未練がありそうだと言いたかったんだが、うまく伝わらなかった。
でも、あいつのことはあまり相手にしないでおこうという方向で俺たちの意見は一致していた。そこはしっかり確認し合った。
「……累くんだからってわけじゃなく、もしこれが誰であっても、さいぞー取られるのはヤダ」
ポツリと莉子が呟く。ほんのりと頬を染めて。その心配は1000%無用だが、妬かれるのは悪い気はしなかった。むしろちょっといい気分ですらある。
莉子は思ったことが全部顔に出てしまうところが可愛い。畜生、クソ可愛い。大事なことだから2回言った。
できることならすぐにでも押し倒した……いや、何でもない。せめてと思い、勇気を振り絞って手を伸ばして莉子の髪を撫でた。もう付き合って何年も経つのに、この程度で手が震える俺はヘタレ。それでも莉子は嬉しそうに笑った。
ちょうどその折、店内のBGMが古い洋楽に切り替わる。穏やかな曲調のラブソング。名曲だ。
――ちょっといいムードじゃないか?
と思ったのも束の間。莉子の表情がまたこわばり始めた。笑ってはいるが、どこかぎこちない。さっきの大男はしばらく来ていないが。
何か気に触ることを言ってしまっただろうか? いや、莉子はそれならそうとハッキリ言うはずだ。でも、何も言わない。
やっぱり大崎のことが引っかかっているんだろうか――
さらにその夜は莉子のアパートへ泊まったが、やむを得ない事情により営みは中止。これは本当に生理的な現象なので仕方ない。
ただ、どこか空回りした感が残った。
両親ともに割合常識的で優秀な部類の人間なのだが、俺の名付けの時、姓と名をつなげて読むとどうなるかまで気が回らなかったらしい。痛恨のミスだと本人たちは言うが、俺はこの名前がわりと嫌いじゃない。
「さいぞー、これあげる」
昔、高校生になって半年くらい経った頃。
昼休みに校内の自動販売機でドリンクを買おうとした俺に、同じクラスのある女子が声をかけてきた。彼女が差し出したのは紙パックのミックスジュース。
「……え。いや、でも」
「いいから。あたしこの隣のバナナオレが飲みたかったんだけどさぁ。買う時ボタン間違って押しちゃったの。だからこれいらないからあげる」
よく見ると、その女子はミックスジュースの他にもう一本、バナナオレも持っている。追加で買ったらしい。
「じゃあ、金払う……」
「いいって~。面倒くさいから。じゃーね~」
そう言って俺に紙パックを無理矢理押し付けて去って行った彼女が女神に見えた。なぜなら、当時の俺にとって昼休みのミックスジュースは日々の楽しみだったから。
それが後の恋人となる莉子に恋をした瞬間だった。
ちなみに付き合い始めた後、本人にこの話をしたらやはり覚えていなかった。
村にひとつしかない高校には普通科と農業科がそれぞれ2クラスあり、俺も莉子も普通科で3年間同じクラスだった。
当時(今もだが)外見など全く気にしていなかった俺は地味で目立たない存在だったが、そんな俺にも莉子は分け隔てなく……というよりも、特に何も考えずにガンガン話しかけてきた。
「さいぞー聞いて~! 今学校来る途中さぁ、よその畑に自転車ごと転げ落ちちゃってさぁ」
だの、
「聞いてよ~。うちの畑に虫がわいたの。そんで朝から一家総出で駆除してきたんだけど、なんか虫に食われたかも? 誰か虫刺され薬持ってない?」
だの。
俺を「さいぞー」と間延びしたような呼び方を最初にしたのも莉子で、それがクラス中に浸透した。莉子にそう呼ばれるようになってから、結構いい名前じゃないかと思うようになった。
俺だけにそう接したわけじゃない。彼女はその場にいる全員をいつの間にか話題の中心に引っ張り出す能力を持っている。莉子の周りには仲間外れというものが発生しない。
さらに、自分ではそう思っていないようだが、ハチャメチャ可愛い。
パッチリした二重が目を引く華やかな顔立ちと、出るところが出て締まるところが締まった女の子らしい体つき。その気になれば芸能人か何かにでもなれるんじゃないだろうか。男女問わず人気があったが、だいぶガサツな部分も目立つせいか、浮いた話は聞かなかった。
とにかく、俺にとって莉子は高嶺の花だった。
◇
そんなわけで今現在、彼女が俺の恋人という立場にある事実は非常に信じがたい状況なのだ。付き合って何年も経つ今でも、根っこにはずっとその意識がある。
玉砕覚悟で告白したのが成功した時点で、俺は一生分の運を使い果たしたと思っている。それがこんなに長く続くなんて、本当にいいのだろうか? そんな思いが常にある。
友人や莉子本人のお陰で身なりは多少整えたが、中身は高校生の頃のまま変わらない俺が、こんな女神のそばにいて本当にいいのか……?
つい最近、ひょっとするとついにその夢の終わりが訪れるのだろうか? と思わされる出来事が起きた。
莉子の元カレだという男が現れた。よりにもよって、俺の職場の後輩として。
そいつ――大崎は、誰がどう見てもカースト最上位の男だった。ややチャラい印象は否めないが、それを差し引いても、大変見目麗しいという表現がしっくり来る。社交性もあり、穏やかで物腰柔らかい。仕事もそれなりにちゃんとやる。むしろ新入社員としては出来すぎる。
ただ、どうもかなりの変態なようだ。それが唯一で最大の欠点なんじゃないだろうか。
何を考えているのかさっぱり分からんが、俺に一目惚れをしたとトチ狂ったことを言って、しつこくつきまとってくる。
「草田さん♡ 今日も素敵です♡」
「目ぇ腐ってる?」
「草田さん♡ これやっておきました♡」
「さんきゅー。頼んでねぇけどな」
「草田さん♡ ランチご一緒していいですか?」
「断る」
「草田さん♡ これ教えてください♡」
「見て盗め」
「くさださんくさださんくさださんくさださんくさださんくさださんくさださんくさださんくさださんくさださん♡」
「……十五夜に供える食べ物といえば?」
「草だんさん♡」
「せめて草だんごって間違えろや。正解、月見だんごだけどな」
はじめはただ戸惑うことしかできなかったが、ひと月も経つ頃にはだんだんあしらい方が分かってきた。すると周りで聞いていた職場の同僚たちに名コンビ認定された。
俺は自分の市場価値をよく弁えている。
大崎がたとえストーカーという欠点を持っていたとしても、それを差し引いたところで俺ごときが太刀打ちできる相手ではないことくらい十分分かっている。(その欠点が致命的ではあるが)
莉子みたいな女子には、クソダサいぞうなんかよりも本当はあいつの方が相応しいんだろうということくらい分かっている。二人並ぶとさぞかし見栄えがするだろう。
実際、大崎と再会した日の莉子はどこか様子がおかしかった。
元々二人でデートの約束をしていたが、待ち合わせの場所もいつもと違う。服装や髪型も普段とはまるで雰囲気が違った。いや、この世のものとは思えないくらいに可愛かったんだが。
え、何。髪巻いてる? いや普段も可愛いけどな? 変化球? なのに全然ストライク。俺と会うためにオシャレしてきてくれた?
と、内心軽くパニックになったのはここだけの話。もっと素直に褒めれば良かった。それができない俺はやっぱりどうしようもないクソダサ野郎。
多分、あのストーカー野郎だったら気の利いた褒め言葉を大げさなくらいに並べ立てるんだろう。
ともあれ、莉子はどうしてそんな突然普段と違うことをし始めたんだろうか。まさかその日に大崎と再会するのを予感していた――いや、さすがにそれは考えすぎだろう。嫌そうな顔してたし。
問題はその後だ。大崎を追い払ったその後。
これまたいつもとは違うダイニングバーに行こうなんて言い出した。まぁ、普段が普段だからな。たまにはオシャレな気分を味わいたいというのは分かる。
けど、いざ店に入ってみても莉子はあまり楽しそうじゃない。店長らしき大男がオーダーを取りに来たり、料理を運んでくるたびに顔を引きつらせて冷や汗を流している。知り合いか何かかと聞いてみると、
「えっ? うーん、前に行ったことのあるお店にいた人だったかなぁ……と思って。いや別に、知り合いとかではないけど」
と、ごまかすように笑う。それだけでそんなに気まずいものだろうか?
さらに、どうしてもその日会った大崎の話題が避けられなかった。莉子もあまり会いたくはなかったようだが、あいつがチラッと話した家庭の事情の部分は少し気になったらしい。
「複雑な家庭だったって、なんか思わせぶりだよねぇ……や、別に知りたいわけじゃないけどさ。もしかして同情を誘ってさいぞーの気を引こうって魂胆だったりして」
「いや……どっちかっていうとあの場では、俺よりも莉子の同情を買おうとしてたように見えたけど……」
「そうかな……あっ、もしかして『僕ってこんなに可哀想だから草田さんを譲って♡』ってこと!?」
「そうじゃなくて……」
莉子にも未練がありそうだと言いたかったんだが、うまく伝わらなかった。
でも、あいつのことはあまり相手にしないでおこうという方向で俺たちの意見は一致していた。そこはしっかり確認し合った。
「……累くんだからってわけじゃなく、もしこれが誰であっても、さいぞー取られるのはヤダ」
ポツリと莉子が呟く。ほんのりと頬を染めて。その心配は1000%無用だが、妬かれるのは悪い気はしなかった。むしろちょっといい気分ですらある。
莉子は思ったことが全部顔に出てしまうところが可愛い。畜生、クソ可愛い。大事なことだから2回言った。
できることならすぐにでも押し倒した……いや、何でもない。せめてと思い、勇気を振り絞って手を伸ばして莉子の髪を撫でた。もう付き合って何年も経つのに、この程度で手が震える俺はヘタレ。それでも莉子は嬉しそうに笑った。
ちょうどその折、店内のBGMが古い洋楽に切り替わる。穏やかな曲調のラブソング。名曲だ。
――ちょっといいムードじゃないか?
と思ったのも束の間。莉子の表情がまたこわばり始めた。笑ってはいるが、どこかぎこちない。さっきの大男はしばらく来ていないが。
何か気に触ることを言ってしまっただろうか? いや、莉子はそれならそうとハッキリ言うはずだ。でも、何も言わない。
やっぱり大崎のことが引っかかっているんだろうか――
さらにその夜は莉子のアパートへ泊まったが、やむを得ない事情により営みは中止。これは本当に生理的な現象なので仕方ない。
ただ、どこか空回りした感が残った。
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