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Episode1:Welcome to the new world
1-13 桃リーク【才造視点】
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その後、俺は仕事で大きな案件のヤマ場を迎えた。連日深夜までの作業が続き、時には終電を逃して事務所でそのまま寝てしまう日もあった。
ちょうど莉子も繁忙期を迎えたらしく、休みがなかなか取れず、帰宅も遅くなる日が続いていたようだ。
あのどことなく空回った日以来、直接顔を合わせていなかった。
それでも毎日必ず莉子からSINEでのメッセージだけは届いた。
『おはヨーグルト』
『ちゃんと食べて寝てる?』
『落ち着いたら焼き鳥行こーね』
『寝まーす おやすみなサイババ』
短い中にもおふざけ満載だけど、俺は満たされた。
だが、そういう言葉に紛れて時折大崎の話題が出た。
『まだ累くんにストーカー行為されてんの?』
『累くんちゃんと仕事してる?』
俺を心配してくれているがゆえなのだとは思う。それは重々承知しているのだが――どうしても心の奥底で良からぬ想像が働いてしまう。
さらに、大崎も大崎でやけに首を突っ込んでくる。
「草田さん、ここのところお忙しくて莉子ちゃんと会えていないんじゃありませんか? 寂しいですよね」
大きなお世話、と平静を装って軽く受け流してみせるものの、内心こいつの口から莉子の名前が出るだけでザワザワする。それは人間ならばごく当たり前の感情なんじゃないだろうか。普通に考えて、彼女の元カレなんぞ目障りでしかない。
そんなわけで、仕事の合間につい莉子にこんなSINEを送ってしまった。
『大崎に未練あったりする?』
自分でもケツの穴が小さいと思う。
その日の夜遅くになって、莉子から返信があった。
『んなもんない』
『だが、さいぞーと話したいことはある』
『顔見ながらじゃなきゃ言えない』
『ちなみに累くんは一切関係ない』
と、立て続けに4件。
サッと全身から血の気が引くような気がした。
話って何だ。もしかして別れたいとか? 大崎とは関係なく、単純に俺といてももうつまらないということか。莉子の彼氏でいられるというこの奇跡のような期間に、とうとう終わりが訪れるのだろうか――うっすらとそう感じた。夢の終わりが近付いていると宣告を受けた気分だった。
まだそうと決まったわけではないが、俺の心に暗い影が差した。
それでも仕事の納期は容赦なく迫っているため、一旦はパソコンに向かってそちらに集中した。邪念を払い、仕事のことだけを考え、取り憑かれたようにキーボードを叩いた。鬼気迫るものがあると周囲に感じさせるほどに。
ふと気が付くと、キーボードの横に紙コップに入ったホットコーヒーとカカオ80%のチョコレート数粒がいつの間にか置かれていた。視線を上げて周囲を見回すと、ニコニコしながらこちらを見ていた大崎と目が合った。なんで俺の好み把握してんだよ。眉間にシワを刻み、ディスプレイに目を戻した。
そうして仕事のヤマ場は無事に乗り越えた。滞りなくクライアントに納品を済ませ、明日はようやく久方ぶりに休みを取れる。
しかし、仕事から開放されて落ち着いてみると、俺の心の影はより深く大きくなっていた。
――とりあえず眠い。
連日、良くて3~4時間しか眠れない日が続いていた。まず自分の部屋に帰って睡眠を取りたい。
明日の夕方から莉子と会う約束をした。仮に、万が一、ひょっとして別れ話だったとしても、睡眠不足の頭では冷静に話ができない。まずは休息を取って、正常な状態で莉子に会いたい。
そうして俺は泥のように眠った。こんな時なのに眠れるなんて、体は正直だと思った。
◇
目を覚ましてスマホで時刻を確かめると、翌日の昼過ぎを指していた。それまで一度も目を覚まさずに眠った。莉子との待ち合わせまでまだ少し時間があるし、何だったらもう一寝入り全然余裕でイケる。いくらでも眠れるのは俺の特技だ。
寝返りを打ち、横向きになる。隣で莉子が眠っていればいいのに、と妄想しながら再びウトウトし始めると、スマートフォンの着信音が鳴った。
その画面に、同郷の友人である桃の名前が表示されていた。莉子との共通の友人だ。
『ちょっとさいぞー、大変よ。あんた何してんの?』
まだ横になったまま寝ぼけた声で電話に応じると、電話の向こうからドスの利いた桃の声が聞こえてきた。
小学校から一緒の同級生で、莉子に告白する時に後押ししてもらったことには感謝しているが、正直俺はこの女が苦手だ。率直に言って怖い。恋愛対象にならない男に対しての当たりがやたらと厳しいのだ。
「何って……寝てた」
『寝腐ってる場合じゃないわよ。莉子が他の男と会ってたわよ』
その言葉でパチッと目が覚めた。
「……え、何?」
『さっき仕事の休憩で外に出たらね、莉子が公園のベンチに男と二人で座ってるの見たのよ。遠目だったけど、女の方は莉子で間違いないわ。相手の男、あんたじゃないわよね? なんかただ事じゃない雰囲気だったけど』
まだ鈍い頭を懸命に働かせ、俺は返す言葉を探した。
「ただ事じゃないって……どういう?」
『とにかく距離が近かったのよ。まぁ、男の方がグイグイ迫ってる感じではあったけどね。手を取って見つめ合ったり、顔を寄せ合ってコソコソ話してみたり、背中に手を回されて密着したり。莉子も満更でもなさそうだったわね」
俺はベッドの中で、ガーンと頭を思い切り殴られたような衝撃を感じた。着ていたTシャツが一気に汗で濡れる。
「え……うそ。え? 莉子が……?」
『ホントよ。あたし、この目で見たんだから』
「えと……その、相手の男って……誰?」
『知らない人だけどぉ、なんかすっごいイケてる雰囲気だったわ。ちょっと遊んでる風だけど、あれは超絶美形ね。女の扱いに慣れてるって感じ?』
「……もしかして、茶髪でちょいロン毛で、細身で、ピアスジャラジャラみたいな?」
『そう、そんな感じ。何よ、あんた心当たりあるの?』
あるも何も、一人しか思い浮かばない。
俺は気が付いたら半身を起こし、ベッドに腰掛けていた。汗をたくさんかいているのに、寒気を感じた。膝と手が小刻みに震える。やっぱりそうなのか――?
『……ちょっとさいぞー、大丈夫?』
珍しく桃が俺を気遣うような素振りを見せた。さすがに気の毒だと思ったんだろうか。
『あたしから莉子に聞いてみる?』
「いや……今日、夕方から会うし……」
『会ってどうするの?』
「どうって……」
『問い詰めるの? それとも聞かなかったことにする?』
「いや……」
『もーッ、ハッキリしないわね! 鈍くさっ!!』
そう言われても、まず寝起きなんだが。
俺は少し考え込んだ。逡巡していると、電波の向こうから桃の深いため息が聞こえた。
『浮気の一つもしたくなる莉子の気持ちも分かるわぁ。莉子、前にこぼしてたわよぉ。さいぞーはマジメなのはいいけど、何事もぜーんぶ受け身だし、単調でつまんないって。デートもさいぞーの方から誘ってくれることなんてないし、しかもどんどん適当になってるし、エッチも淡白で自分が満足すれば終わるし~って』
その言葉は俺を打ちのめすのに十分だった。ガーンと頭を殴られたような感覚に陥る俺に、桃はさらに追い打ちをかける。
『そりゃ他の男に迫られてフラつくのも仕方ないわね。あ、そうそう。少しでいいから前の彼氏の爪の垢を煎じて飲ませたい、みたいなことも言ってたわね。何年も前の元カレと比較されるなんて、あんた終わってるわね』
トドメを刺された。もはや何も言い返せないでいると、桃はなおもズケズケと言葉を続けた。
『まっ、あんたみたいなイモくさい男の相手してくれる女なんて莉子くらいなもんよ。手放したくなかったらせいぜい頑張んなさいね。言っとくけどね、あたし意地悪で言ってるわけじゃないのよ。あんたのためを思って言ってんの。そういうことだから、じゃあね~』
そう言って一方的に電話を切られた。
スマホを耳に当てた姿勢のまま、俺は身動きが取れずしばらくの間呆然としていた。
ちょうど莉子も繁忙期を迎えたらしく、休みがなかなか取れず、帰宅も遅くなる日が続いていたようだ。
あのどことなく空回った日以来、直接顔を合わせていなかった。
それでも毎日必ず莉子からSINEでのメッセージだけは届いた。
『おはヨーグルト』
『ちゃんと食べて寝てる?』
『落ち着いたら焼き鳥行こーね』
『寝まーす おやすみなサイババ』
短い中にもおふざけ満載だけど、俺は満たされた。
だが、そういう言葉に紛れて時折大崎の話題が出た。
『まだ累くんにストーカー行為されてんの?』
『累くんちゃんと仕事してる?』
俺を心配してくれているがゆえなのだとは思う。それは重々承知しているのだが――どうしても心の奥底で良からぬ想像が働いてしまう。
さらに、大崎も大崎でやけに首を突っ込んでくる。
「草田さん、ここのところお忙しくて莉子ちゃんと会えていないんじゃありませんか? 寂しいですよね」
大きなお世話、と平静を装って軽く受け流してみせるものの、内心こいつの口から莉子の名前が出るだけでザワザワする。それは人間ならばごく当たり前の感情なんじゃないだろうか。普通に考えて、彼女の元カレなんぞ目障りでしかない。
そんなわけで、仕事の合間につい莉子にこんなSINEを送ってしまった。
『大崎に未練あったりする?』
自分でもケツの穴が小さいと思う。
その日の夜遅くになって、莉子から返信があった。
『んなもんない』
『だが、さいぞーと話したいことはある』
『顔見ながらじゃなきゃ言えない』
『ちなみに累くんは一切関係ない』
と、立て続けに4件。
サッと全身から血の気が引くような気がした。
話って何だ。もしかして別れたいとか? 大崎とは関係なく、単純に俺といてももうつまらないということか。莉子の彼氏でいられるというこの奇跡のような期間に、とうとう終わりが訪れるのだろうか――うっすらとそう感じた。夢の終わりが近付いていると宣告を受けた気分だった。
まだそうと決まったわけではないが、俺の心に暗い影が差した。
それでも仕事の納期は容赦なく迫っているため、一旦はパソコンに向かってそちらに集中した。邪念を払い、仕事のことだけを考え、取り憑かれたようにキーボードを叩いた。鬼気迫るものがあると周囲に感じさせるほどに。
ふと気が付くと、キーボードの横に紙コップに入ったホットコーヒーとカカオ80%のチョコレート数粒がいつの間にか置かれていた。視線を上げて周囲を見回すと、ニコニコしながらこちらを見ていた大崎と目が合った。なんで俺の好み把握してんだよ。眉間にシワを刻み、ディスプレイに目を戻した。
そうして仕事のヤマ場は無事に乗り越えた。滞りなくクライアントに納品を済ませ、明日はようやく久方ぶりに休みを取れる。
しかし、仕事から開放されて落ち着いてみると、俺の心の影はより深く大きくなっていた。
――とりあえず眠い。
連日、良くて3~4時間しか眠れない日が続いていた。まず自分の部屋に帰って睡眠を取りたい。
明日の夕方から莉子と会う約束をした。仮に、万が一、ひょっとして別れ話だったとしても、睡眠不足の頭では冷静に話ができない。まずは休息を取って、正常な状態で莉子に会いたい。
そうして俺は泥のように眠った。こんな時なのに眠れるなんて、体は正直だと思った。
◇
目を覚ましてスマホで時刻を確かめると、翌日の昼過ぎを指していた。それまで一度も目を覚まさずに眠った。莉子との待ち合わせまでまだ少し時間があるし、何だったらもう一寝入り全然余裕でイケる。いくらでも眠れるのは俺の特技だ。
寝返りを打ち、横向きになる。隣で莉子が眠っていればいいのに、と妄想しながら再びウトウトし始めると、スマートフォンの着信音が鳴った。
その画面に、同郷の友人である桃の名前が表示されていた。莉子との共通の友人だ。
『ちょっとさいぞー、大変よ。あんた何してんの?』
まだ横になったまま寝ぼけた声で電話に応じると、電話の向こうからドスの利いた桃の声が聞こえてきた。
小学校から一緒の同級生で、莉子に告白する時に後押ししてもらったことには感謝しているが、正直俺はこの女が苦手だ。率直に言って怖い。恋愛対象にならない男に対しての当たりがやたらと厳しいのだ。
「何って……寝てた」
『寝腐ってる場合じゃないわよ。莉子が他の男と会ってたわよ』
その言葉でパチッと目が覚めた。
「……え、何?」
『さっき仕事の休憩で外に出たらね、莉子が公園のベンチに男と二人で座ってるの見たのよ。遠目だったけど、女の方は莉子で間違いないわ。相手の男、あんたじゃないわよね? なんかただ事じゃない雰囲気だったけど』
まだ鈍い頭を懸命に働かせ、俺は返す言葉を探した。
「ただ事じゃないって……どういう?」
『とにかく距離が近かったのよ。まぁ、男の方がグイグイ迫ってる感じではあったけどね。手を取って見つめ合ったり、顔を寄せ合ってコソコソ話してみたり、背中に手を回されて密着したり。莉子も満更でもなさそうだったわね」
俺はベッドの中で、ガーンと頭を思い切り殴られたような衝撃を感じた。着ていたTシャツが一気に汗で濡れる。
「え……うそ。え? 莉子が……?」
『ホントよ。あたし、この目で見たんだから』
「えと……その、相手の男って……誰?」
『知らない人だけどぉ、なんかすっごいイケてる雰囲気だったわ。ちょっと遊んでる風だけど、あれは超絶美形ね。女の扱いに慣れてるって感じ?』
「……もしかして、茶髪でちょいロン毛で、細身で、ピアスジャラジャラみたいな?」
『そう、そんな感じ。何よ、あんた心当たりあるの?』
あるも何も、一人しか思い浮かばない。
俺は気が付いたら半身を起こし、ベッドに腰掛けていた。汗をたくさんかいているのに、寒気を感じた。膝と手が小刻みに震える。やっぱりそうなのか――?
『……ちょっとさいぞー、大丈夫?』
珍しく桃が俺を気遣うような素振りを見せた。さすがに気の毒だと思ったんだろうか。
『あたしから莉子に聞いてみる?』
「いや……今日、夕方から会うし……」
『会ってどうするの?』
「どうって……」
『問い詰めるの? それとも聞かなかったことにする?』
「いや……」
『もーッ、ハッキリしないわね! 鈍くさっ!!』
そう言われても、まず寝起きなんだが。
俺は少し考え込んだ。逡巡していると、電波の向こうから桃の深いため息が聞こえた。
『浮気の一つもしたくなる莉子の気持ちも分かるわぁ。莉子、前にこぼしてたわよぉ。さいぞーはマジメなのはいいけど、何事もぜーんぶ受け身だし、単調でつまんないって。デートもさいぞーの方から誘ってくれることなんてないし、しかもどんどん適当になってるし、エッチも淡白で自分が満足すれば終わるし~って』
その言葉は俺を打ちのめすのに十分だった。ガーンと頭を殴られたような感覚に陥る俺に、桃はさらに追い打ちをかける。
『そりゃ他の男に迫られてフラつくのも仕方ないわね。あ、そうそう。少しでいいから前の彼氏の爪の垢を煎じて飲ませたい、みたいなことも言ってたわね。何年も前の元カレと比較されるなんて、あんた終わってるわね』
トドメを刺された。もはや何も言い返せないでいると、桃はなおもズケズケと言葉を続けた。
『まっ、あんたみたいなイモくさい男の相手してくれる女なんて莉子くらいなもんよ。手放したくなかったらせいぜい頑張んなさいね。言っとくけどね、あたし意地悪で言ってるわけじゃないのよ。あんたのためを思って言ってんの。そういうことだから、じゃあね~』
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