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August
8月2日(金) 全国大会・ダブルス・二日目・後編
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「――面白いことをしているな」
この場には似つかわしくない、野太い男の声。
一斉に振り向けばそこには――。
「…………絶対王者」
最強のバドミントン高校生が、そこにいた。
「あれ、何でここにいるの? ここは女子専用だよ?」
誰もが気圧され言葉を発せない中、七海さんだけは通常運転である。
それにしても、妙にフランクだけど。
「橋本、君がその男と一緒にいることは大会初日から噂になっていたため、知っていた」
そして、何だその台詞。この展開。
まさかとは思うが、王者はホの字なのか……? いや、確かに客観的に見れば、七海さんは可愛いが……。
「そうしたら今朝、君の学校のバスが彼を連れて女子の練習場に連れて行ったという話を聞いてな。丁度いい機会だと思った」
どこから聞いたんだよ。誰情報なんだよ。
多分、ウチの部員は誰一人として俺の状況を知らないと思うのだが……。
もしかして、バドミントンのプロになるような奴らってストーカーが多いの……?
「私にも、蔵敷宙と一戦混じえさせてもらおうか」
――って、相手は俺かーい!
「いや、何でだよ。勝てるわけないだろ、アホなの?」
「一度、戦ってみたかった。私はこの通り、今大会で学生バドミントンは引退する身だからな」
…………話聞いてないし。
どうしたものかと七海さんに目で訴えかければ、その視線に気付いてくれ、サムズアップで頷いてくれる。
「彼と知り合いなのは、強化選手の合宿でよく会うからだよ。だから、そらくんが気にすることは何もないよ!」
…………ダメだ、この子にも通じてない。
「はぁー、やるしかないのか……」
ということらしい。
本日二度目である。
♦ ♦ ♦
「そらくん、頑張って! 本調子を見せるチャンスだよ」
互いのコートに陣取り、ストレッチなどで体を解していると七海さんが声を掛けてきた。
「それ、さっきも思ったんだけどさ……何の話?」
しかし、言っている意味がさっぱり分からない。
王者のせいで話も途中だったし、改めて聞いてみる。
「……ん? だってそらくんさ、殆どの試合で第一セットを取られてるでしょ。アレって、相手の癖とか読んでて本調子じゃないからだよね?」
「――――っ!」
そして、その答えに驚いた。
かなたと清水先輩しか気付けなかった事実……というか事情にこの子も気付いていたのだから。
「だから、僕のデータは足りなくてコースを読み間違えた――違う?」
「……………………いや、その通りだよ」
別に隠していたわけでもない。
ただ、言っても言い訳にしか聞こえないがために黙っていただけなので、素直に認める。
同時に、彼女の意図も理解した。
「一昨日の彼の試合、見てたよね? だって、そらくんの学校と戦ったんだから。……なら、本調子で戦えるはず」
……あぁ、ちゃんと見てたさ。忘れるものか。
だから、見せてやるよ。
「――さて、始めようか」
声が掛かった。
その言葉に応じて七海さんはコートの外に出て、俺たちは相対する。
サーブ権は俺。
試合さながらに、跳ねない完璧なショートを繰り出せば、相手はハイクリアでも何でもなく、ただ上に打ち上げた。いわゆる絶好球。
「さぁ、君の力を見せてくれ」
……舐めやがって。
天を掲げ、ラケットを構えた俺は渾身のスマッシュを放った。
ただし、ネットインはしない白帯スレスレのスマッシュを、相手の利き腕の肩を目掛けて――だが。
「…………ふっ、そう簡単には打ってくれないか」
それこそ舐めるな。
敵の想定した手など打ってたまるか。
しかし、その球をいとも容易く返す姿には腹が立つ。
ネットインを警戒しての前進する相手に向け、一番返しづらいと言われる箇所に打ち込んだというのに。
「ならば、私が引き出してあげよう」
数度のラリーが続き、彼は突然そう言った。
俺の放ったロビングに易々と追いつけば、あの試合でも見た美しいフォームを構える。
同時に、彼の気迫でコートが満ち、まるで大砲に立ち向かうかのような気分だ。
「――はー……ふぅー――」
落ち着いて、その動きを見た。
細部まで余すところなく。しかし、全体の輪郭をぼんやりと捉えるように。
一挙手一投足を、ラケットがシャトルとぶつかるギリギリの瞬間まで。
まるで、コマ送りのようだった。
時間は急速に歩みを止め、動作の一つ一つがフレーム単位で見える。
だけど、視えるだけ。
体は動かず、意識だけのこの世界。唯一認識したことは、左に抜けようとするシャトルの存在のみ。
――気が付いた時には、球はすでに地面に落ちていた。
多分…………多分、間に合わないと思ったのだろう。
左足を軸に、時計回りに半回転してラケットを合わせた……のだと思う。
でもその後の、シャトルの行方を俺は知らない。ネットを越えたのか、超えなかったのか、真実は分からない。
「やはり、君は面白いな……。つくづく、私とは真逆な存在だ」
呟かれた一言に、ようやく我を取り戻す。
目の前にはすでに、彼が立っていた。
「ありがとう、手合わせしてくれて。これでもう、学生に悔いはない」
握手を求められ、自然と返す。
「あとは、優勝するだけだ」
そう言い残し、王者は颯爽と去っていった。
後に残された俺は、どうしても気になることがあり、変に漂う解散ムードの中で七海さんへ尋ねる。
「なぁ、七海さん。最後って、どっちの得点だったんだ?」
ともすれば、驚いたような目を向けられた。
当然か。なんで戦った本人が結果を知らないんだ、って話だ。
「……覚えてないの?」
「あぁ……夢中でな。気が付いた時には、ネット下に落ちてた」
しかも最悪なのは、ネットのちょうど真下に落ちていたこと。
どちらかのコートに偏ってあたならまだしも、中立は判定不可能である。
「だから、教えて――」
――くれ。と、そう頼む前に返事はなされた。
「んー……秘密!」
「…………何で?」
理由が分からず、堪らずに聞く。
「そらくんも知らないそらくんの秘密を持ってるって、何か素敵じゃない?」
「…………いや、ごめん。よく分からない」
そして、聞いてもよく分からなかった。
ただ一つ分かったことは、彼女は本当に教える気がないということくらいか。
「仕方ない。他のギャラリーにでも、聞くか……」
「えっ……!? み、みんな答えちゃダメだからねー!」
七海さんの響く声に、その場にいた全員が笑う。
さて。
そんなこんなで、今日という日もまた終わるわけだが……果たして本当の結果はどうだったことやら。
追伸。
「…………真相は藪の中、って言いたいの?」
「さすがは文系、返しがいいね」
七海さんに帰りも送ってもらえば、待っていたかなたにこってりと叱られましたとさ。
この場には似つかわしくない、野太い男の声。
一斉に振り向けばそこには――。
「…………絶対王者」
最強のバドミントン高校生が、そこにいた。
「あれ、何でここにいるの? ここは女子専用だよ?」
誰もが気圧され言葉を発せない中、七海さんだけは通常運転である。
それにしても、妙にフランクだけど。
「橋本、君がその男と一緒にいることは大会初日から噂になっていたため、知っていた」
そして、何だその台詞。この展開。
まさかとは思うが、王者はホの字なのか……? いや、確かに客観的に見れば、七海さんは可愛いが……。
「そうしたら今朝、君の学校のバスが彼を連れて女子の練習場に連れて行ったという話を聞いてな。丁度いい機会だと思った」
どこから聞いたんだよ。誰情報なんだよ。
多分、ウチの部員は誰一人として俺の状況を知らないと思うのだが……。
もしかして、バドミントンのプロになるような奴らってストーカーが多いの……?
「私にも、蔵敷宙と一戦混じえさせてもらおうか」
――って、相手は俺かーい!
「いや、何でだよ。勝てるわけないだろ、アホなの?」
「一度、戦ってみたかった。私はこの通り、今大会で学生バドミントンは引退する身だからな」
…………話聞いてないし。
どうしたものかと七海さんに目で訴えかければ、その視線に気付いてくれ、サムズアップで頷いてくれる。
「彼と知り合いなのは、強化選手の合宿でよく会うからだよ。だから、そらくんが気にすることは何もないよ!」
…………ダメだ、この子にも通じてない。
「はぁー、やるしかないのか……」
ということらしい。
本日二度目である。
♦ ♦ ♦
「そらくん、頑張って! 本調子を見せるチャンスだよ」
互いのコートに陣取り、ストレッチなどで体を解していると七海さんが声を掛けてきた。
「それ、さっきも思ったんだけどさ……何の話?」
しかし、言っている意味がさっぱり分からない。
王者のせいで話も途中だったし、改めて聞いてみる。
「……ん? だってそらくんさ、殆どの試合で第一セットを取られてるでしょ。アレって、相手の癖とか読んでて本調子じゃないからだよね?」
「――――っ!」
そして、その答えに驚いた。
かなたと清水先輩しか気付けなかった事実……というか事情にこの子も気付いていたのだから。
「だから、僕のデータは足りなくてコースを読み間違えた――違う?」
「……………………いや、その通りだよ」
別に隠していたわけでもない。
ただ、言っても言い訳にしか聞こえないがために黙っていただけなので、素直に認める。
同時に、彼女の意図も理解した。
「一昨日の彼の試合、見てたよね? だって、そらくんの学校と戦ったんだから。……なら、本調子で戦えるはず」
……あぁ、ちゃんと見てたさ。忘れるものか。
だから、見せてやるよ。
「――さて、始めようか」
声が掛かった。
その言葉に応じて七海さんはコートの外に出て、俺たちは相対する。
サーブ権は俺。
試合さながらに、跳ねない完璧なショートを繰り出せば、相手はハイクリアでも何でもなく、ただ上に打ち上げた。いわゆる絶好球。
「さぁ、君の力を見せてくれ」
……舐めやがって。
天を掲げ、ラケットを構えた俺は渾身のスマッシュを放った。
ただし、ネットインはしない白帯スレスレのスマッシュを、相手の利き腕の肩を目掛けて――だが。
「…………ふっ、そう簡単には打ってくれないか」
それこそ舐めるな。
敵の想定した手など打ってたまるか。
しかし、その球をいとも容易く返す姿には腹が立つ。
ネットインを警戒しての前進する相手に向け、一番返しづらいと言われる箇所に打ち込んだというのに。
「ならば、私が引き出してあげよう」
数度のラリーが続き、彼は突然そう言った。
俺の放ったロビングに易々と追いつけば、あの試合でも見た美しいフォームを構える。
同時に、彼の気迫でコートが満ち、まるで大砲に立ち向かうかのような気分だ。
「――はー……ふぅー――」
落ち着いて、その動きを見た。
細部まで余すところなく。しかし、全体の輪郭をぼんやりと捉えるように。
一挙手一投足を、ラケットがシャトルとぶつかるギリギリの瞬間まで。
まるで、コマ送りのようだった。
時間は急速に歩みを止め、動作の一つ一つがフレーム単位で見える。
だけど、視えるだけ。
体は動かず、意識だけのこの世界。唯一認識したことは、左に抜けようとするシャトルの存在のみ。
――気が付いた時には、球はすでに地面に落ちていた。
多分…………多分、間に合わないと思ったのだろう。
左足を軸に、時計回りに半回転してラケットを合わせた……のだと思う。
でもその後の、シャトルの行方を俺は知らない。ネットを越えたのか、超えなかったのか、真実は分からない。
「やはり、君は面白いな……。つくづく、私とは真逆な存在だ」
呟かれた一言に、ようやく我を取り戻す。
目の前にはすでに、彼が立っていた。
「ありがとう、手合わせしてくれて。これでもう、学生に悔いはない」
握手を求められ、自然と返す。
「あとは、優勝するだけだ」
そう言い残し、王者は颯爽と去っていった。
後に残された俺は、どうしても気になることがあり、変に漂う解散ムードの中で七海さんへ尋ねる。
「なぁ、七海さん。最後って、どっちの得点だったんだ?」
ともすれば、驚いたような目を向けられた。
当然か。なんで戦った本人が結果を知らないんだ、って話だ。
「……覚えてないの?」
「あぁ……夢中でな。気が付いた時には、ネット下に落ちてた」
しかも最悪なのは、ネットのちょうど真下に落ちていたこと。
どちらかのコートに偏ってあたならまだしも、中立は判定不可能である。
「だから、教えて――」
――くれ。と、そう頼む前に返事はなされた。
「んー……秘密!」
「…………何で?」
理由が分からず、堪らずに聞く。
「そらくんも知らないそらくんの秘密を持ってるって、何か素敵じゃない?」
「…………いや、ごめん。よく分からない」
そして、聞いてもよく分からなかった。
ただ一つ分かったことは、彼女は本当に教える気がないということくらいか。
「仕方ない。他のギャラリーにでも、聞くか……」
「えっ……!? み、みんな答えちゃダメだからねー!」
七海さんの響く声に、その場にいた全員が笑う。
さて。
そんなこんなで、今日という日もまた終わるわけだが……果たして本当の結果はどうだったことやら。
追伸。
「…………真相は藪の中、って言いたいの?」
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