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限界がきてしまいました

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「モブヨン、お前は今日からキリリンの専属女官になれ」
「はい、かしこまりました」
「モブーゴ、お前はキリリンの警護隊長を務めろ。いかなる不埒な輩も接近させるな、命がけで守れ」
「御意」

 キリンオが何やらキビキビとした態度で指示を出しているようです。
 けれども、うっすらとしかわかりません。
 人体化してからあまりにも多くのことが起きました。

(すごく…ねむ…たい…)

 いろいろと考えることはあるというのに。
 そうわかってはいても限界です。
 もうだめだゾと、キリンエットはそのまま深い眠りへと落ちていってしまいました。
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