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7:続く謎の夢と情交後の避妊行為と
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「ア、アトラス!!」
当たり前のように軽々と抱き上げられて。激しく動揺する。
(あぁ・・・)
この腕なのだ、昨晩、自分を組み敷いたのは。この身体なのだ、自分を好き放題に抱いたのは。
「い、いやだ。お、降ろして・・・くれ・・・」
その事実をまざまざと思い知らされて。自然と身体が硬直する。
「大丈夫だ。湯に浸かりに行くだけだ・・・ほら、見ろ」
極度に緊張した相手を和まそうと。アトラスが首をくいっと動かして、前方を示した。
(あっ・・・)
敷居を跨いで出た先は。樹齢を感じさせる大きな木々に囲まれて、その下部には緑豊かな低木と草花が鬱蒼と生い茂っている。一目見て、山の中だとわかる景色だ。
鳥たちの競い合うようなさえずりと。わずかに響く水音を耳に捉えながら。抱かれたまま階段を降り、板でできた通路を下るようにして進んでいく。
しばらくすると、ゴロゴロと並ぶ巨石と山肌に囲まれた野湯が見えてきた。
「地面から自噴している源泉に、山から滲み出る水とが混じり合って適度な温度になっている」
アトラスが説明するように。湯気が上がる水面に、ザザザザーッ・・・と。山の上から小さな滝のようになって水が流れ落ちている。
ジャリジャリジャリ・・・と小気味のいい音を立てながら砂地を歩き、そのまま一段、二段、三段と。石段を下りて、大きな石で丸く囲まれたお湯の中へと入っていく。
「どうだ? 熱くないか?」
湯の中にも敷き詰められている石の階段を。数歩進んだ所で、アトラスがしゃがみこんだ。と同時に、身体にかけられていた布がふわっと浮かび上がる。慌てて手で押さえた。
「あ・・・アトラス・・・」
抱かれたまま入浴した状態に戸惑う。一緒に入ることが当たり前のようにされていて。
「傷は染みないか?」
(き、傷・・・?)
突然の問いかけにドキッとさせられる。
「脇と脚と・・・刺されたところだ。気を分けたつもりだが、まだ痛いか?」
言われて、あぁ、そっちのことかと。ホッとすると同時に。てっきり、受け入れた場所のことを聞かれたかと思ってしまった自分に恥ずかしさがこみ上げてくる。
「だ、大丈夫・・・だから・・・その・・・」
刺された箇所については、尋ねられても何のことかわからないほど、痛みはなかったのだ。
それよりも。お湯はそれほど熱くないというのに、間近でじっと見つめられて。身体がカッカッ、カッカッと火照ってくる。
「アトラス・・・あの・・・ある程度・・・湯に浸かったら・・・オレは・・・出るから・・・」
一人になりたいのだ。今はとにかく一人に。そして、いろいろと考えたいのだ。次から次へと起きたことに少し落ち着いて、向き合いたいのだ。
「だから・・・ゆっくり・・・入っててくれ・・・」
「テセウス・・・」
相手の膝上から下りようとして、グッと押さえつけられた。
当たり前のように軽々と抱き上げられて。激しく動揺する。
(あぁ・・・)
この腕なのだ、昨晩、自分を組み敷いたのは。この身体なのだ、自分を好き放題に抱いたのは。
「い、いやだ。お、降ろして・・・くれ・・・」
その事実をまざまざと思い知らされて。自然と身体が硬直する。
「大丈夫だ。湯に浸かりに行くだけだ・・・ほら、見ろ」
極度に緊張した相手を和まそうと。アトラスが首をくいっと動かして、前方を示した。
(あっ・・・)
敷居を跨いで出た先は。樹齢を感じさせる大きな木々に囲まれて、その下部には緑豊かな低木と草花が鬱蒼と生い茂っている。一目見て、山の中だとわかる景色だ。
鳥たちの競い合うようなさえずりと。わずかに響く水音を耳に捉えながら。抱かれたまま階段を降り、板でできた通路を下るようにして進んでいく。
しばらくすると、ゴロゴロと並ぶ巨石と山肌に囲まれた野湯が見えてきた。
「地面から自噴している源泉に、山から滲み出る水とが混じり合って適度な温度になっている」
アトラスが説明するように。湯気が上がる水面に、ザザザザーッ・・・と。山の上から小さな滝のようになって水が流れ落ちている。
ジャリジャリジャリ・・・と小気味のいい音を立てながら砂地を歩き、そのまま一段、二段、三段と。石段を下りて、大きな石で丸く囲まれたお湯の中へと入っていく。
「どうだ? 熱くないか?」
湯の中にも敷き詰められている石の階段を。数歩進んだ所で、アトラスがしゃがみこんだ。と同時に、身体にかけられていた布がふわっと浮かび上がる。慌てて手で押さえた。
「あ・・・アトラス・・・」
抱かれたまま入浴した状態に戸惑う。一緒に入ることが当たり前のようにされていて。
「傷は染みないか?」
(き、傷・・・?)
突然の問いかけにドキッとさせられる。
「脇と脚と・・・刺されたところだ。気を分けたつもりだが、まだ痛いか?」
言われて、あぁ、そっちのことかと。ホッとすると同時に。てっきり、受け入れた場所のことを聞かれたかと思ってしまった自分に恥ずかしさがこみ上げてくる。
「だ、大丈夫・・・だから・・・その・・・」
刺された箇所については、尋ねられても何のことかわからないほど、痛みはなかったのだ。
それよりも。お湯はそれほど熱くないというのに、間近でじっと見つめられて。身体がカッカッ、カッカッと火照ってくる。
「アトラス・・・あの・・・ある程度・・・湯に浸かったら・・・オレは・・・出るから・・・」
一人になりたいのだ。今はとにかく一人に。そして、いろいろと考えたいのだ。次から次へと起きたことに少し落ち着いて、向き合いたいのだ。
「だから・・・ゆっくり・・・入っててくれ・・・」
「テセウス・・・」
相手の膝上から下りようとして、グッと押さえつけられた。
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