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3章:捕まっちゃいました~呪われたオメガの王さまmeetsカエルの王さま~
いきなりの求愛に、あわわ…ケロロロ…
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その刹那、パァアと辺り一面へと光を放ったかのような美しい顔が。
ふわぁと甘ったるい匂いとともに、徐々に徐々にと指先へと降りていく。
「一生大切にする。
どうか求愛を受け入れてくれ」
チュッと唇を押し付けられてボンッと顔が破裂したかのように衝撃を受けた。
バクバクッ、バクバクッと心臓が飛び出しそうになるほど鼓動が跳ね上がって。
グルグル、グルグルと視界が回り始める。
「あぁ、なんて愛くるしいんだ。
想像していた以上だ、たまらない」
チュッ、チュッ、チュッと。
手のひらから手首まで愛おしげに何度も口づけられて。
ボンッ、ボンッ、ボンッと。
自分の内側でさらに何かが爆ぜた。
「あわわ…ケロロロ…」
グルグル、グルグルと景色が回り続けている。
この身に何が起きているのか。
どういうことなのか。
処理すべき情報が過多で理解が追いつかない。
加えて水分補給をしていなかったことも後押ししたのか。
「ヘケロ!?」
と相手の驚愕しているかのような言葉を最後に。
ふうぅと重たい頭を後ろへとのけぞらせて意識を失った。
ふわぁと甘ったるい匂いとともに、徐々に徐々にと指先へと降りていく。
「一生大切にする。
どうか求愛を受け入れてくれ」
チュッと唇を押し付けられてボンッと顔が破裂したかのように衝撃を受けた。
バクバクッ、バクバクッと心臓が飛び出しそうになるほど鼓動が跳ね上がって。
グルグル、グルグルと視界が回り始める。
「あぁ、なんて愛くるしいんだ。
想像していた以上だ、たまらない」
チュッ、チュッ、チュッと。
手のひらから手首まで愛おしげに何度も口づけられて。
ボンッ、ボンッ、ボンッと。
自分の内側でさらに何かが爆ぜた。
「あわわ…ケロロロ…」
グルグル、グルグルと景色が回り続けている。
この身に何が起きているのか。
どういうことなのか。
処理すべき情報が過多で理解が追いつかない。
加えて水分補給をしていなかったことも後押ししたのか。
「ヘケロ!?」
と相手の驚愕しているかのような言葉を最後に。
ふうぅと重たい頭を後ろへとのけぞらせて意識を失った。
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