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112話
私達は先頭を走るレーリアに着いていき、城の中を走る。
「どうやらこの城にはマミカとミユキ……そしてリアークしか居ないようです」
国王や貴族の人達は、きっと城内の膨大な魔力に耐えきれないから避難しているのでしょう。
レーリアに案内された場所は……城に備わっている兵士達が模擬戦をしたりする広場だった。
ここで私は料理スキルを使って、レーリア以外の人達に馬鹿にされてたことを思い出す。
そして……広場には、3人の姿が見える。
聖女のミユキ、黒い翼を生やし、俯いている賢者のマミカ。
そして……雰囲気はレーリアに似ているけど、髪が長くて目が鋭いエルフの美青年。
「あれが、リアーク」
レーリアがエルフの森を追い出された原因にして、この事態を引き起こした張本人。
「はい。あれが私の兄ですが……それより……」
「な、なんだありゃ!?」
レーリア、ウォル、ガシムはリアークよりも、ミユキとリアークの間に居る人に驚いている。
黒い翼を生やし、膨大な魔力による威圧感を流している少女――異形と化した賢者マミカ。
顔も真っ黒で白い目と口があり、仮面のようで表情がまったく解らない。
私達が警戒していると……リアークが、一歩前に出て。
「久しぶりだな。レーリア」
「リアーク……どうして、そこまでするのですか!」
「同意見だ」
レーリアとガシムの発言に対して、リアークは溜息を吐きながら。
「理解できないとは思うが……私の行動で、どこまで行けるのか試したいだけさ。今のマミカは王都以外の全人類の魂を取り込み、神に昇華することができるのだから」
神に昇華すると言われても、何を言っているのかが解らない。
「……相変わらずですね」
リアークの発言から、きっとリアークは、私が理解できない存在なのだと確信する。
「神と化したマミカ様がどこまでいくのか……この世界の力を使い、転移されていた世界に乗り込むことすら可能かもしれない……まだ止まらない。私は行ける限界まで突き進みたいだけなんだ」
それによって……この世界に住む大半の人を取り込むだなんて、許せるわけがない。
「……エルフの森に来た盗賊団の末路から、魂を取り込む前に倒せば終わりだということは理解できています」
レーリアの発言は、私を安堵させるために言ったものなのでしょう。
「要するに、この3人をぶちのめせばいいんだな!」
それ以外に止める手段もないし、私が頷くと……今まで硬直していたマミカの、動いていない口から音が響く。
「話は終わりよ……あたしはアンタを取り込んで、その料理スキルを手に入れる!」
そう言った瞬間、ウォルが私の前に出る。
一気に異形と化したマミカが迫って――最後の戦いが、始まろうとしていた。
「どうやらこの城にはマミカとミユキ……そしてリアークしか居ないようです」
国王や貴族の人達は、きっと城内の膨大な魔力に耐えきれないから避難しているのでしょう。
レーリアに案内された場所は……城に備わっている兵士達が模擬戦をしたりする広場だった。
ここで私は料理スキルを使って、レーリア以外の人達に馬鹿にされてたことを思い出す。
そして……広場には、3人の姿が見える。
聖女のミユキ、黒い翼を生やし、俯いている賢者のマミカ。
そして……雰囲気はレーリアに似ているけど、髪が長くて目が鋭いエルフの美青年。
「あれが、リアーク」
レーリアがエルフの森を追い出された原因にして、この事態を引き起こした張本人。
「はい。あれが私の兄ですが……それより……」
「な、なんだありゃ!?」
レーリア、ウォル、ガシムはリアークよりも、ミユキとリアークの間に居る人に驚いている。
黒い翼を生やし、膨大な魔力による威圧感を流している少女――異形と化した賢者マミカ。
顔も真っ黒で白い目と口があり、仮面のようで表情がまったく解らない。
私達が警戒していると……リアークが、一歩前に出て。
「久しぶりだな。レーリア」
「リアーク……どうして、そこまでするのですか!」
「同意見だ」
レーリアとガシムの発言に対して、リアークは溜息を吐きながら。
「理解できないとは思うが……私の行動で、どこまで行けるのか試したいだけさ。今のマミカは王都以外の全人類の魂を取り込み、神に昇華することができるのだから」
神に昇華すると言われても、何を言っているのかが解らない。
「……相変わらずですね」
リアークの発言から、きっとリアークは、私が理解できない存在なのだと確信する。
「神と化したマミカ様がどこまでいくのか……この世界の力を使い、転移されていた世界に乗り込むことすら可能かもしれない……まだ止まらない。私は行ける限界まで突き進みたいだけなんだ」
それによって……この世界に住む大半の人を取り込むだなんて、許せるわけがない。
「……エルフの森に来た盗賊団の末路から、魂を取り込む前に倒せば終わりだということは理解できています」
レーリアの発言は、私を安堵させるために言ったものなのでしょう。
「要するに、この3人をぶちのめせばいいんだな!」
それ以外に止める手段もないし、私が頷くと……今まで硬直していたマミカの、動いていない口から音が響く。
「話は終わりよ……あたしはアンタを取り込んで、その料理スキルを手に入れる!」
そう言った瞬間、ウォルが私の前に出る。
一気に異形と化したマミカが迫って――最後の戦いが、始まろうとしていた。
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