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 合図も無いのに瞳を合わせると、勝手に唇を重ね合う二人。

 本当にそういうのは画になるっていう所であろうか。

 唇を重ね合いながら未来の方は来未の事を畳の上へと寝かせ、腰を動かし続けるのだ。

「ふぅ……ぁあん!」

 唇を離すと来未の方は未来の事を本当に愛おしそうに見つめ、未来の頬を両手で包む。

「未来……」

 そう未来の名前までも愛おしそうに言うと、

「ふふ……来未……本当にそろそろイきたいんだねぇ」

 と未来の方は嬉しそうに思える。

「あ! そうだ! 来未が四つん這いっていうのもいいんじゃないのかな?」

 来未の方はそう言うと、一旦、未来の中から自分のモノを抜き、軽く未来の体を四つん這いの状態にさせるのだ。 そして再びゆっくりと未来の中へとモノを挿れていく来未。

 「こっちの方は僕の方がさ、腰動かす事が出来るだろ? ……未来、腕貸してくれないかな?」

 そう言って来未の方は、未来の腕を取ると、腰を動かすのだ。

「ぁあん! ぃいいん! やぁあん! 奥ぅううう! やぁん! イくっ! イく! イくってぇえええ!」
「ふふ……だよねぇ……でもさ、もうイっていいんだからさ、遠慮なくイっていいよ……僕の方も、もう、限界だしね……」

 未来の方も本当に限界なのか息を切らしてしまっている位なのだから。

 未来が腰を動かしていると、未来の方は急に腰の動きを止め、

「……え? 何?」

 と疑問の声を上げたのが寧ろ来未の方だ。

 とその時だっただろうか、

「ぁ……未来……中が温かいよぉおお……ぁ、僕もぉおお……」

 気付いた時には来未の方もイっていたようで、畳の上へと白い液体を放ったようだ。 そこにモノの先端部分を擦り付ける来未。

「ぁ……はぁ……はぁ……」

 たまにはこう激しくイくのではなく、ゆっくりとイってしまうのも良かったのであろうか。

 こうじわじわと畳みに染みを作ってしまっていたようだ。

 未来の方も来未の中に白い液体を放つ事が出来て満足したのか、中に白い液体を放ってしまった後、来未の中から自分のモノを抜き、そして畳みへと思いっきり自分の体を横たわらせるのだ。

 そしてゆっくりと息を整えていると、翼の方は、

「未来さん、来未さん、ありがとうございました!! 今日はもうお時間となりましたので、終了とさせて頂きます! 本日は皆さん、お疲れ様でした!!」

 そう翼が言うと、そこにいた一同も「お疲れ様でしたー!」という声が響き、今日のところはお開きとなるのだ。

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