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第6章 精霊樹の苗木 準備編
【雇用№85】薬儒の森 大きな穴と熊の死骸5
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「ふぅ~~~終わったわ。これで、人間は精霊樹に近づくことも見ることも出来ないわ。」
「えぇと、ティタニアさんや。僕には見えるんだけど・・・」
そっと結界に手で触れてみると、問題なくすり抜けてしまう。ついでに結果の中に入るが水の膜を通り抜けたような感じ意外は何もしなかった。
「えっ、リュウったら精霊樹を見えるだけでなくて、通り抜けられるの?チルはどう?」
「私もうっすらだけど、見えるよ。私も中に入ってみればいいかな。」
と言って、チルも結界を通り抜けてしまう。
「あっ、私も入れちゃったよ。」
「えっ、なんで?ちゃんと、精霊樹への視覚誤認と、外敵封鎖の精霊術を展開したのに。どうして。。。まだ、完全回復じゃなかったのかしら?いやでも、こうやって、結界は張られているから成功はしているのよね。。。まさか、また、精霊樹の武器のせいなの?」
「なるほど、持っている人を精霊樹の一部としてみるから、僕達に術が効かないのか。あるかもしれないね。」
と一旦結界の外へ出て、精霊樹の長刀を、チルに渡して、精霊樹のある方を見た。
「あ~~精霊樹に纏わるものを持っているか、いないかで、効果が違うみたいだな。確かに結界があることも、精霊樹がそこにあることもわからなくなった。」
逆にチルは
「私は、リュウ兄ちゃんから精霊樹の長刀をもらったことで、より精霊樹が見やすくなったよ。結界もはっきりとわかる。」
「そうなのね。そうすると、人間でも精霊樹に纏わるものを持っている人間はこれが見えちゃうわけなのね。」
「そういうことだな。どのくらいの人間が持っているかわからないが、完全に見えなくなるものではなくなったな。」
「はぁ~~~。でも、もうやりようがないわ。ここでずっと誰か来るのか見てるわけにもいかないし。」
『ぷぎゅ~~~』
『ぷぎゅ~~~』
『ぷぎゅ~~~』
『ぷぎゅ~~~』
『ぷぎゅ~~~』
振り向くとそこにはボスたちの群れが勢ぞろいしてやってきていた。
「ボス、移動が終わったんだなご苦労様」
『ぷぎゅ~~~』
『ぷぎゅ~ぷぎゅ~ぷぎゅ~ぷぎゅ~ぷぎゅ~~~』
「ええと、なになに。話は聞かせてもらった。私達が人間が来たら追い返す。この地を再び守護することを約束する。えっ、本当?ありがとう。ボス」
『ぷぎゅ~~~』
「ティタニア、ボス達がここを根城にして、守ってくれるんなら、きっと大丈夫だよ。正直僕がまともに戦ってもボスにはかなわないからね」
『ぷぎゅ~ぷぎゅ~ぷぎゅ~~~』
「そんなことはない。絡め手も踏まえて、それは、リュウ、お前自身の力だ。私には勝てる方法などないさ。おまえは、ボス熊を倒したのだ誇るがいい。
私ではなすすべもなくやられていただろう。この命助かったこと、それにこの地を奪還してくれたことに感謝する。」
『ぷぎゅ~』『ぷぎゅ~』『ぷぎゅ~』『ぷぎゅ~』『ぷぎゅ~』『ぷぎゅ~』
そこにいる猪全員でお礼を言い出したようだ。
「う~~ん、それでも僕一人の成果ではないよ、ボスがいて、チルがいて、ティタニアがいて、、、、ウリもいたからの勝利だよ。」
「そうだね。」
「さっ、これでここでやることは終わったし、我が家へ帰ろうではないか。諸君」
「そうね。」
「帰ろう美味しい食事の待つウェルザさんのもとへ」
『ぷぎゅ~ぷぎゅ~ぷぎゅ~~~』
「忘れ物はないか。?おっと果物をいくつか袋に詰めて持って行こう。これももしかしたら種から果樹が出来るかも知れないし。ティタニア、魔霊樹の準備はなにか必要なものはあるのか?」
「本当いうとね。準備に必要なものはあるんだけど。精霊樹がこの大きさだと、ちょっと難しいのよね。精霊樹の葉と朝露がいるから、また、しばらく経って、精霊樹が成長してからね。」
「それまでは、魔霊樹討伐はお預けなんだな。どれくらいの期間でそこまで成長するんだい?」
「わからないわ。1ヶ月かもしれないし、1年かかるかもしれないわ。少なくともリュウの身長以上にならないと厳しいわよ。」
「いや、今ひざ元くらいだから、1年じゃ無理じゃないですか?普通3~4年のスパンだと思いますが。。。」
「そこは精霊樹なんで1年もあれば大丈夫よ。」
と胸を張って答えるティタニア。
そうなのか?本当に?ここは信じる以外の術はないか。
「リュウ兄ちゃん。あの魔熊はどうするの?全部持って帰るの?」
と山になっている魔熊の死骸をさす。
「さすがに全部は持って帰れないな。そうだ。ティタニア、さっき精霊樹を何もない空間から取出したじゃないか。あれってどうやるんだ?」
「それも精霊術の一種だから人間には使えないわよ。って、精霊樹の長刀があれば使えたのよね。いいわ。これもあなた達への報酬にしてあげるわ。」
『時空の精霊たちよ。精霊ティタニアの名の元に、異次元の空間をつなげん。異次元ホール』
ティタニアの前に小さな黒い穴が出来ている。
「こうやって、出来た穴に、大事なものを出し入れしているのよ。異空間に個人個人でロッカーを持つ形ね。本人しかつなげることは出来ないわよ。それに、ボックスの大きさも入る量も個人によって違うからね。」
『解除』
といって、異空間を閉じた。
『時空の精霊たちよ。精霊ティタニアの名の元に、異次元の空間をつなげん。異次元ホール』
と僕も真似して使ってみた。勿論ユーザーインターフェースで『記録』中である。
うん、結構でかい穴ができたな。これなら、熊も収納できそうだ全部入るのだろうか?
『浮遊』の魔法を使いながら、一つずつ魔熊を異次元ホールへ収納していった。異次元空間がどんな環境かわからないため、チルに頼んでキンキンに冷やしてもらったもの突っ込んでいる。
6匹入った所で、もう入らなくなった。いやはや結構な容量である。これだけでも十分助かるというものだ。残ったのはボス熊と可愛らしい小熊である。ボス熊はリヤカーの後ろにのせた。
「さて残ったのは小熊一匹だな。どうしようか?」
「リュウ兄ちゃんお腹減ったからそれを捌いて焼肉しない?ボスたちにもせっかくだから分けてあげようよ。」
「それもそうだな。ボス、熊は食べるか?」
「ぷぎゅ、ぷぎゅ、ぷぎゅ」
「お祖父さまと、お婆様の敵をここでみんなで喰って、かたき討ちをする。かたじけない。って言っているわよ。」
「えぇと、ティタニアさんや。僕には見えるんだけど・・・」
そっと結界に手で触れてみると、問題なくすり抜けてしまう。ついでに結果の中に入るが水の膜を通り抜けたような感じ意外は何もしなかった。
「えっ、リュウったら精霊樹を見えるだけでなくて、通り抜けられるの?チルはどう?」
「私もうっすらだけど、見えるよ。私も中に入ってみればいいかな。」
と言って、チルも結界を通り抜けてしまう。
「あっ、私も入れちゃったよ。」
「えっ、なんで?ちゃんと、精霊樹への視覚誤認と、外敵封鎖の精霊術を展開したのに。どうして。。。まだ、完全回復じゃなかったのかしら?いやでも、こうやって、結界は張られているから成功はしているのよね。。。まさか、また、精霊樹の武器のせいなの?」
「なるほど、持っている人を精霊樹の一部としてみるから、僕達に術が効かないのか。あるかもしれないね。」
と一旦結界の外へ出て、精霊樹の長刀を、チルに渡して、精霊樹のある方を見た。
「あ~~精霊樹に纏わるものを持っているか、いないかで、効果が違うみたいだな。確かに結界があることも、精霊樹がそこにあることもわからなくなった。」
逆にチルは
「私は、リュウ兄ちゃんから精霊樹の長刀をもらったことで、より精霊樹が見やすくなったよ。結界もはっきりとわかる。」
「そうなのね。そうすると、人間でも精霊樹に纏わるものを持っている人間はこれが見えちゃうわけなのね。」
「そういうことだな。どのくらいの人間が持っているかわからないが、完全に見えなくなるものではなくなったな。」
「はぁ~~~。でも、もうやりようがないわ。ここでずっと誰か来るのか見てるわけにもいかないし。」
『ぷぎゅ~~~』
『ぷぎゅ~~~』
『ぷぎゅ~~~』
『ぷぎゅ~~~』
『ぷぎゅ~~~』
振り向くとそこにはボスたちの群れが勢ぞろいしてやってきていた。
「ボス、移動が終わったんだなご苦労様」
『ぷぎゅ~~~』
『ぷぎゅ~ぷぎゅ~ぷぎゅ~ぷぎゅ~ぷぎゅ~~~』
「ええと、なになに。話は聞かせてもらった。私達が人間が来たら追い返す。この地を再び守護することを約束する。えっ、本当?ありがとう。ボス」
『ぷぎゅ~~~』
「ティタニア、ボス達がここを根城にして、守ってくれるんなら、きっと大丈夫だよ。正直僕がまともに戦ってもボスにはかなわないからね」
『ぷぎゅ~ぷぎゅ~ぷぎゅ~~~』
「そんなことはない。絡め手も踏まえて、それは、リュウ、お前自身の力だ。私には勝てる方法などないさ。おまえは、ボス熊を倒したのだ誇るがいい。
私ではなすすべもなくやられていただろう。この命助かったこと、それにこの地を奪還してくれたことに感謝する。」
『ぷぎゅ~』『ぷぎゅ~』『ぷぎゅ~』『ぷぎゅ~』『ぷぎゅ~』『ぷぎゅ~』
そこにいる猪全員でお礼を言い出したようだ。
「う~~ん、それでも僕一人の成果ではないよ、ボスがいて、チルがいて、ティタニアがいて、、、、ウリもいたからの勝利だよ。」
「そうだね。」
「さっ、これでここでやることは終わったし、我が家へ帰ろうではないか。諸君」
「そうね。」
「帰ろう美味しい食事の待つウェルザさんのもとへ」
『ぷぎゅ~ぷぎゅ~ぷぎゅ~~~』
「忘れ物はないか。?おっと果物をいくつか袋に詰めて持って行こう。これももしかしたら種から果樹が出来るかも知れないし。ティタニア、魔霊樹の準備はなにか必要なものはあるのか?」
「本当いうとね。準備に必要なものはあるんだけど。精霊樹がこの大きさだと、ちょっと難しいのよね。精霊樹の葉と朝露がいるから、また、しばらく経って、精霊樹が成長してからね。」
「それまでは、魔霊樹討伐はお預けなんだな。どれくらいの期間でそこまで成長するんだい?」
「わからないわ。1ヶ月かもしれないし、1年かかるかもしれないわ。少なくともリュウの身長以上にならないと厳しいわよ。」
「いや、今ひざ元くらいだから、1年じゃ無理じゃないですか?普通3~4年のスパンだと思いますが。。。」
「そこは精霊樹なんで1年もあれば大丈夫よ。」
と胸を張って答えるティタニア。
そうなのか?本当に?ここは信じる以外の術はないか。
「リュウ兄ちゃん。あの魔熊はどうするの?全部持って帰るの?」
と山になっている魔熊の死骸をさす。
「さすがに全部は持って帰れないな。そうだ。ティタニア、さっき精霊樹を何もない空間から取出したじゃないか。あれってどうやるんだ?」
「それも精霊術の一種だから人間には使えないわよ。って、精霊樹の長刀があれば使えたのよね。いいわ。これもあなた達への報酬にしてあげるわ。」
『時空の精霊たちよ。精霊ティタニアの名の元に、異次元の空間をつなげん。異次元ホール』
ティタニアの前に小さな黒い穴が出来ている。
「こうやって、出来た穴に、大事なものを出し入れしているのよ。異空間に個人個人でロッカーを持つ形ね。本人しかつなげることは出来ないわよ。それに、ボックスの大きさも入る量も個人によって違うからね。」
『解除』
といって、異空間を閉じた。
『時空の精霊たちよ。精霊ティタニアの名の元に、異次元の空間をつなげん。異次元ホール』
と僕も真似して使ってみた。勿論ユーザーインターフェースで『記録』中である。
うん、結構でかい穴ができたな。これなら、熊も収納できそうだ全部入るのだろうか?
『浮遊』の魔法を使いながら、一つずつ魔熊を異次元ホールへ収納していった。異次元空間がどんな環境かわからないため、チルに頼んでキンキンに冷やしてもらったもの突っ込んでいる。
6匹入った所で、もう入らなくなった。いやはや結構な容量である。これだけでも十分助かるというものだ。残ったのはボス熊と可愛らしい小熊である。ボス熊はリヤカーの後ろにのせた。
「さて残ったのは小熊一匹だな。どうしようか?」
「リュウ兄ちゃんお腹減ったからそれを捌いて焼肉しない?ボスたちにもせっかくだから分けてあげようよ。」
「それもそうだな。ボス、熊は食べるか?」
「ぷぎゅ、ぷぎゅ、ぷぎゅ」
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追記:2025/09/20
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