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どうしてあの子だけ
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紗季と祐樹が想いを伝え合った翌朝。オフィスの会議室で、玉城唯香は思わず声を上げた。
「はあっ!? 復縁作戦、失敗したの!?」
島本慎也は、げっそりした顔で頷いた。そして、頼りない声で言う。
「ああ、失敗した。……吾妻さんにも言われたよ。『紗季さんは俺の恋人なので』って」
「何よ……じゃあ、私の作戦、何の意味も無かったっていうの!?」
今、会議室には唯香と慎也の二人しかいない。唯香がギリっと唇を噛み締める様子を、慎也は気まずそうに見つめていた。
そんな慎也を気にする事も無く、唯香は怒りで身体を震わせた。何で、紗季ばっかり人に好かれるの? 何で私は、あんな地味な女に負けているの?
◆ ◆ ◆
紗季が新卒で入社してきた時から、唯香は紗季の事が気に入らなかった。地味で、話がつまらなくて、自己主張の出来ない女。その癖、仕事では成果を上げる。そんな紗季の事が、嫌いだった。
紗季が入社して二年くらい経った頃の事。唯香の方が一年先輩なのに、紗季がデータ分析した資料の方が上司に重宝された。その時は、本気で腹が立った。
それから、唯香は事ある毎に紗季に仕事を押し付けたり、嫌味を言うようになった。そして、社内で紗季の落としたスマホを拾った事から、唯香は紗季が官能小説を書いている事を知る。紗季はその事を社内の人に知られたくないようだったので、脅して雑用をさせたりもした。
さらに、紗季が同僚の島本慎也と付き合っていると知った唯香は、紗季から慎也を奪う事にした。
紗季は要領が悪い。オシャレをする努力もしていない。自分の方が島本さんに相応しい。そんな言葉を掛けると、慎也は簡単に唯香に靡いた。
慎也に振られて落ち込む紗季の姿を見ると、唯香は溜飲の下がる思いがした。
しかし、紗季が慎也に振られて三か月くらい経ったある日、唯香は驚く事になる。紗季に新しい彼氏が出来たのだ。相手は金髪のイケメン。一見チャラそうだけれど、紗季を見る目は優しい。紗季が愛されているのだとすぐに分かった。何で? どうして紗季の元には幸運が転がり込んでくるの?
唯香は茫然とした後、決意した。あの吾妻とかいうイケメンも、紗季から奪ってやる。
紗季と話して、祐樹が紗季の妹と同じレストランで働いていると分かった。幸い、唯香は紗季の妹である雛乃の勤めているレストランがどこか知っている。いつでも祐樹にアプローチ出来ると思うと、唯香は口角が上がるのを抑え切れなかった。
祐樹の職場が分かったその日の夕方、唯香は早速祐樹の勤めるレストランに向かった。
レストランに足を踏み入れると、金髪を一つに纏めた祐樹が目を見開いた後、こちらに近付いてきた。
「いらっしゃいませ。……昨日お会いしましたよね。今日はゆっくりしていって下さい」
そう言って笑う祐樹は、とても魅力的に見えた。オーダーをした直後、唯香は上目遣いで言う。
「あの……吾妻さんとおっしゃったかしら。お忙しいでしょうけれど、真鍋さんの事で一つだけお伝えしたい事がありまして……」
「紗季さんの事で?」
祐樹は、ピクリと眉を動かした。
「はい。……こんな事言いたくは無いんですけれど、真鍋さん……浮気しているんです。あなたという人がいながら、まだ元カレと繋がっているんです」
祐樹は、考え込むような表情をして呟いた。
「……浮気、ですか……」
「はい。真鍋さん、私が浮気はやめなよって言っても、聞いてくれなくて……」
祐樹は、数秒黙った後、ニコリと笑って言った。
「教えて下さり、ありがとうございます。紗季さんとの事、よく考えてみます」
「ええ……急にこんな話をして、ごめんなさい」
「いえいえ、とんでもない」
そう言って笑うと、祐樹は席を離れた。
やった。私の嘘を信じた! 心の中で、唯香はほくそ笑んだ。
浮かれていた唯香は、その場を離れた祐樹が冷めた目でこう呟いた事に気付かなかった。
「……紗季さんがそんな事するわけ無いんだよなあ……」
その夜、帰宅した唯香は慎也に電話した。
『……何? 唯香。こんな時間に』
慎也の声は、少し疲れていた。この所残業が続いているからだろう。唯香は、笑みを浮かべて言った。
「……ねえ、慎也さん。あなた、真鍋さんとヨリを戻したくなあい?」
『え、そりゃあ、ヨリを戻せるもんならしたいよ』
慎也がはっきりと言う。唯香はその言葉に驚かなかった。慎也が疲弊して、また紗季に仕事を手伝ってほしいと思っているのは明らかだったし、別に唯香も慎也を愛しているわけでは無い。
「じゃあ、真鍋さんとヨリを戻す作戦、教えてあげる」
唯香の作戦はこうだ。慎也が、大事な話があると言って紗季を祐樹の働く『riposo』に呼び出す。そこで慎也が、わざと大きな声で紗季に復縁を迫る。
紗季は優しいから、間を置かずきっぱり拒否する可能性は低い。その場面を祐樹が目撃すれば、紗季が二人の男性の間で揺れているように見えるだろう。
そして、祐樹は激怒して紗季と別れる。そこで唯香が祐樹に近付き、祐樹を自分の彼氏にするというわけだ。
祐樹に振られて傷心の紗季に慎也が甘い言葉を囁けば、また紗季と慎也はくっつくだろう。
『……そんなに上手くいくかな?』
「大丈夫よ。真鍋さん、あんなにあなたに尽くしてたじゃない。きっと、真剣な表情でやり直そうって言えば、あの子はすぐ落ちるわよ」
『そ、そっか……そうだよな。あいつ、俺にベタ惚れだったもんな!』
慎也は、明るい声になってそう言った。通話を終えた唯香は、笑いを堪える事が出来なかった。
翌日、出社した唯香は、紗季の私服がいつもよりオシャレな事に気が付いた。少し強引に聞き出したところ、紗季は今日仕事帰りに『riposo』に行く予定なのだと言う。
なんて好都合なんだろう。昼休み、唯香は社員食堂で慎也にメッセージを送り、今日例の作戦を実行するよう伝えた。
スマホをバッグに仕舞いながら、唯香は口角を上げた。今から紗季の絶望した顔を見るのが楽しみだ。
◆ ◆ ◆
そして現在。慎也と二人きりの会議室で、唯香はまだ唇を噛み締めている。慎也は、ハアと深い溜息を吐いた。
「良いよなあ、紗季は。吾妻建設の社長の息子と結婚すれば、将来食うに困らないだろうしなあ」
その言葉に、唯香はピクリと眉を動かした。
「……吾妻建設って、どういう事?」
唯香が聞くと、慎也は頭を掻いて答えた。
「お前、覚えてないか? 半年ほど前、吾妻建設の依頼でWeb広告を作った事があっただろ? その関係で俺、吾妻建設の社長のインタビュー記事が載った雑誌を読んだんだよ。その雑誌には、数年前の社長一家の家族写真が載っててさ。そこにいたんだよ。あの吾妻祐樹さんが。……まあ、俺も、昨日紗季に振られた後に思い出したんだけどさ」
唯香は、呆然とした。何それ。あの女が玉の輿? そんなシンデレラストーリーみたいな事があって良いの?
許さない。紗季が幸せになるなんて許せない。
唯香は、ギュッと拳を握り締めた。
「はあっ!? 復縁作戦、失敗したの!?」
島本慎也は、げっそりした顔で頷いた。そして、頼りない声で言う。
「ああ、失敗した。……吾妻さんにも言われたよ。『紗季さんは俺の恋人なので』って」
「何よ……じゃあ、私の作戦、何の意味も無かったっていうの!?」
今、会議室には唯香と慎也の二人しかいない。唯香がギリっと唇を噛み締める様子を、慎也は気まずそうに見つめていた。
そんな慎也を気にする事も無く、唯香は怒りで身体を震わせた。何で、紗季ばっかり人に好かれるの? 何で私は、あんな地味な女に負けているの?
◆ ◆ ◆
紗季が新卒で入社してきた時から、唯香は紗季の事が気に入らなかった。地味で、話がつまらなくて、自己主張の出来ない女。その癖、仕事では成果を上げる。そんな紗季の事が、嫌いだった。
紗季が入社して二年くらい経った頃の事。唯香の方が一年先輩なのに、紗季がデータ分析した資料の方が上司に重宝された。その時は、本気で腹が立った。
それから、唯香は事ある毎に紗季に仕事を押し付けたり、嫌味を言うようになった。そして、社内で紗季の落としたスマホを拾った事から、唯香は紗季が官能小説を書いている事を知る。紗季はその事を社内の人に知られたくないようだったので、脅して雑用をさせたりもした。
さらに、紗季が同僚の島本慎也と付き合っていると知った唯香は、紗季から慎也を奪う事にした。
紗季は要領が悪い。オシャレをする努力もしていない。自分の方が島本さんに相応しい。そんな言葉を掛けると、慎也は簡単に唯香に靡いた。
慎也に振られて落ち込む紗季の姿を見ると、唯香は溜飲の下がる思いがした。
しかし、紗季が慎也に振られて三か月くらい経ったある日、唯香は驚く事になる。紗季に新しい彼氏が出来たのだ。相手は金髪のイケメン。一見チャラそうだけれど、紗季を見る目は優しい。紗季が愛されているのだとすぐに分かった。何で? どうして紗季の元には幸運が転がり込んでくるの?
唯香は茫然とした後、決意した。あの吾妻とかいうイケメンも、紗季から奪ってやる。
紗季と話して、祐樹が紗季の妹と同じレストランで働いていると分かった。幸い、唯香は紗季の妹である雛乃の勤めているレストランがどこか知っている。いつでも祐樹にアプローチ出来ると思うと、唯香は口角が上がるのを抑え切れなかった。
祐樹の職場が分かったその日の夕方、唯香は早速祐樹の勤めるレストランに向かった。
レストランに足を踏み入れると、金髪を一つに纏めた祐樹が目を見開いた後、こちらに近付いてきた。
「いらっしゃいませ。……昨日お会いしましたよね。今日はゆっくりしていって下さい」
そう言って笑う祐樹は、とても魅力的に見えた。オーダーをした直後、唯香は上目遣いで言う。
「あの……吾妻さんとおっしゃったかしら。お忙しいでしょうけれど、真鍋さんの事で一つだけお伝えしたい事がありまして……」
「紗季さんの事で?」
祐樹は、ピクリと眉を動かした。
「はい。……こんな事言いたくは無いんですけれど、真鍋さん……浮気しているんです。あなたという人がいながら、まだ元カレと繋がっているんです」
祐樹は、考え込むような表情をして呟いた。
「……浮気、ですか……」
「はい。真鍋さん、私が浮気はやめなよって言っても、聞いてくれなくて……」
祐樹は、数秒黙った後、ニコリと笑って言った。
「教えて下さり、ありがとうございます。紗季さんとの事、よく考えてみます」
「ええ……急にこんな話をして、ごめんなさい」
「いえいえ、とんでもない」
そう言って笑うと、祐樹は席を離れた。
やった。私の嘘を信じた! 心の中で、唯香はほくそ笑んだ。
浮かれていた唯香は、その場を離れた祐樹が冷めた目でこう呟いた事に気付かなかった。
「……紗季さんがそんな事するわけ無いんだよなあ……」
その夜、帰宅した唯香は慎也に電話した。
『……何? 唯香。こんな時間に』
慎也の声は、少し疲れていた。この所残業が続いているからだろう。唯香は、笑みを浮かべて言った。
「……ねえ、慎也さん。あなた、真鍋さんとヨリを戻したくなあい?」
『え、そりゃあ、ヨリを戻せるもんならしたいよ』
慎也がはっきりと言う。唯香はその言葉に驚かなかった。慎也が疲弊して、また紗季に仕事を手伝ってほしいと思っているのは明らかだったし、別に唯香も慎也を愛しているわけでは無い。
「じゃあ、真鍋さんとヨリを戻す作戦、教えてあげる」
唯香の作戦はこうだ。慎也が、大事な話があると言って紗季を祐樹の働く『riposo』に呼び出す。そこで慎也が、わざと大きな声で紗季に復縁を迫る。
紗季は優しいから、間を置かずきっぱり拒否する可能性は低い。その場面を祐樹が目撃すれば、紗季が二人の男性の間で揺れているように見えるだろう。
そして、祐樹は激怒して紗季と別れる。そこで唯香が祐樹に近付き、祐樹を自分の彼氏にするというわけだ。
祐樹に振られて傷心の紗季に慎也が甘い言葉を囁けば、また紗季と慎也はくっつくだろう。
『……そんなに上手くいくかな?』
「大丈夫よ。真鍋さん、あんなにあなたに尽くしてたじゃない。きっと、真剣な表情でやり直そうって言えば、あの子はすぐ落ちるわよ」
『そ、そっか……そうだよな。あいつ、俺にベタ惚れだったもんな!』
慎也は、明るい声になってそう言った。通話を終えた唯香は、笑いを堪える事が出来なかった。
翌日、出社した唯香は、紗季の私服がいつもよりオシャレな事に気が付いた。少し強引に聞き出したところ、紗季は今日仕事帰りに『riposo』に行く予定なのだと言う。
なんて好都合なんだろう。昼休み、唯香は社員食堂で慎也にメッセージを送り、今日例の作戦を実行するよう伝えた。
スマホをバッグに仕舞いながら、唯香は口角を上げた。今から紗季の絶望した顔を見るのが楽しみだ。
◆ ◆ ◆
そして現在。慎也と二人きりの会議室で、唯香はまだ唇を噛み締めている。慎也は、ハアと深い溜息を吐いた。
「良いよなあ、紗季は。吾妻建設の社長の息子と結婚すれば、将来食うに困らないだろうしなあ」
その言葉に、唯香はピクリと眉を動かした。
「……吾妻建設って、どういう事?」
唯香が聞くと、慎也は頭を掻いて答えた。
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唯香は、呆然とした。何それ。あの女が玉の輿? そんなシンデレラストーリーみたいな事があって良いの?
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