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9話「ドS王子に初めてを奪われちゃう~~!」
しおりを挟む王子がオレの足にキスしペロペロとなめ出した。
「ひっ、やめろっ…! うっ……くすぐった……! ぁっ、はなせっ……!」
この足フェチ! 変態!
「小さいな、まるで人形の足のようだ」
聞けよ! 人の話!
王子がオレの爪先をなめ、足の裏をもみしだく。
「ふぇ、ぁっ……! くっ…、やめ……ろ! きも、ち悪……い!」
うそをついた、ちょっとだけ気持ちがいい。
胸の突起が硬くなり、ペニスがゆるく勃《た》ち上がる。乳首にもおちんちんに直接触れられた訳じゃないのに硬くなるなんて……! オレ《シンデレラ♂》は、こんなに敏感な体質だったのか? それとも足が弱点だったのか?
「はっ……ぁ! やめっ! ぁっ、あっ! いやだ! はぁ……ん、ダメだって……言ってるのに!」
オレの意思に反し、甘い声がもれ体がピクピクと反応してしまう。
そんなオレを見て王子がくすくすと笑う。
「嫌だと言ってるわりに体は正直だな。もうこんなに感じてる」
王子がドレスをめくる。
ドレスの下に履いた、白い膝丈の下着《ドロワーズ》が露になる。
ドロワーズ越しにも分かるくらい、オレのペニスは大きくなっていた。
王子がじろじろとオレの陰部を眺める。
「やめっ……! 見るな!」
羞恥《しゅうち》で顔が赤くなる。
「実際に股間が膨《ふく》らんでいるのを見ても、おまえが男だとは信じられないな」
王子がドロワーズ越しにオレのちんこに触れる。
「ぁっ……!」
触れられただけなのに……体にビリビリと電気がはしり、嬌声がもれてしまう。
敏感すぎだろ、オレ《シンデレラ♂》の体!
「くっ、うぁっ……! さわるな……!」
ギロリと王子をにらむが、王子は涼しい顔をしている。
「清純ぶるなよ、いままでこの体で何人の男をたぶらかしてきたんだ?」
王子がドロワーズ越しにオレの男根をつかみ、上下にしごく。
「やめ……、はな、せっ……! いっ……あっ! だ、誰にも、んっ、はぁ……! ふれさせたことなんか……ねぇよ!」
股間に熱が集まり、ペニスが硬くなっていく。
恥ずかしい! 男にいじられて気持ちいいなんて! 泣きそう……!
「初めてだと言いはるのか? ふっ、それもいいだろう」
王子がくすりと笑う。王子の氷のように冷たい笑みを見てオレは確信する。こいつ絶対童貞じゃない!
王子がオレの下着を脱がす。
「やめろっ……!!」
オレはできるだけ低い声で凄む。
シンデレラ♂ちゃんの声はボーイソプラノ、凄んでも全然迫力がない。
「見目の麗しいものに涙目でにらまれると、興奮するな」
このサディスト……!
王子がオレのペニスを直《じか》につかみ、上下にこする。
「ふぁっ……、うぁっ、ゃっ……! いやッ……だ! はな、せ……!! くっ、ぁっ…! ああぁッ!!」
嫌なのに……!
竿をいじられると、体が反応して甘い声がもれてしまう……!
屈辱《くつじょく》だ!
「こんなに先走り液をもらして、みだらな体だ」
王子は手についたエッチな液を、オレの顔の前にかざし、嘲笑《ちょうしょう》する。
「変……態!」
悪態づくと、ペニスの先端を細い紐でしばられた。王子がペニスをしばったままペニスを掻いなでる。
イきたいのに、イけない!
「くっ、ぁっ…!! ふっ、あっ……! くる……し、ぅぅっ……!」
涙がこぼれ、頬を伝う。
「イきたいかい? なら『ごめんなさい、許してください王子様。お願いします、イかせてください』と懇願してみろ」
くっそう、このゲス野郎!
「ひっ、うっ…! あっ! ご、めんな……さい! 許し…てく……ださぁ…、い。ぁっ! イ、かせて…、ひぅっ……!! くださ……い。 くっ…ぁ! お、ね……がい、しま…す!!」
こんなお願いをさせられるなんて、屈辱《くつじょく》だ!
「まぁいいかな。ボクは綺麗な子のお願いに弱いからね」
王子がオレの男根を縛っていた紐《ひも》をほどく。
「ひぁぁぁっ……!!」
こみ上げてくるものがあり、オレはあっさりと達してしまった。エッチな液が王子の手を汚す。王子が自身の手についた液をなめる。
赤い舌が白い手をなめる動作が、ひどく官能的《かんのうてき》だった。
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