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後日談3「フィリップとシンデレラのラブラブエッチ♡ 元王子様は執着溺愛攻め!? そんな恥ずかしい言葉をオレに言わせるな!」シンデレラ視点
しおりを挟むフィリップがハンカチで顔を拭う。
「バカッ、触ってくれとはいったけど、口づけしろとも嘗めろとも言ってないぞ……!」
まさかフィリップが、おちんちんにキスするとは思わなかった。
「あれ? そうだったかな?」
フィリップが悪びれた様子もなく言う。
「エラは相変わらず足が弱点みたいだね、太ももを触られただけで男の象徴をギンギンに立たせて、先走り液まで流して」
「く……っ!」
恥ずかしいことを声に出して言うな!
「ねぇ、次はどうして欲しい?」
当然、フィリップのおちんちんが欲しい。
だけどドSな元王子様はそう簡単に入れてくれなさそう。
「フィリップのおちんちんが欲しい」
「あれ? 素直だね」
拍子抜けしたように肩をすくめ、フィリップが残念そうに言う。
「どうせ言わせる気だったんだろ? 素直に言ったんだ早くくれ」
開き直りふてぶてしく言うと、フィリップがつまらなそうに顔をしかめる。
「素直に言われるとつまらない」
「はぁ?」
オレが恥を忍んで言ったと言うのに……!
「そうだ前は正常位でやったから、今日は後背位(こうはいい) (バック)でやろうよ」
フィリップが嬉々とした表情で言った。
「……はっ?」
何を言ってるんだこいつは?
「ねぇエラ、四つんばいになって肘をついてお尻をつきだして、お尻の穴を指で広げ『くぱぁっ!』とさせて『フィリップ様のおちんちんをここに入れて~~!! 中をバコバコ突いてぇ~~ん!!!』って言ってくれる?」
フィリップが満面の笑顔で言った。
「なっ、ななな……何を言わせようとしてるんだ! この変態!」
パシーンとフィリップの頬を叩く。
「エラはSMプレイが好きだったのかな?」
フィリップがたたかれた頬を押さえながら、首を傾げる。
「好きなわけあるかぁぁ!」
こいつこんなに残念なやつだったのか……?
☆☆☆☆☆
フィリップとの話し合いの結果、最初は正常位ですることになった。
二回目は後背位(バック)。
三回目は対面座位。
四回目は……って何回やる気だよ!
フィリップのおちんちんがオレの尻の穴に入る。
「あっ……!!!」
待ち望んでいた刺激に、体がびくびくと震える。
先っぽを入れられただけでイっちゃ……う!
「やっ!! ふぁ……!!! ぁぁっ!!」
フィリップのおちんちんがオレの中を押し進んでいく。
「はぁ……ん!!!!」
フィリップのおちんちんが根元まで入った。
「ずいぶん簡単に入ったね? 本当にボクと会うまで誰ともエッチしてなかった?」
フィリップが訝しげな顔で眉を寄せる。
一年振りの結合なんだからもっと嬉しそうな顔をしろよ。
前の時はフィリップに力ずくで教われる形だったから、同意ありのラブラブエッチはこれが初めてなのに……!
「おまえ以外の、誰とするんだよ……バーカ」
ムッとした顔で、フィリップをねめつける。
「信じてないのかよ?」
「もちろん信じているよ」
フィリップがニコニコと笑う。その笑顔がすごくうさんくさかった。
「エラはボクとのエッチを忘れられなかったんだね?」
「…………どういう意味だ?」
「毎日ボクとのエッチを思い出して、お尻を溶かしてたんだろ? じゃないとこんなにすんなりは入らない。エラは健気だね」
ニヤニヤ笑いながら、フィリップが言う。
オレの顔が音を立てて赤くなっていく。
「なっ……! もともと言えばおまえがオレを無理やり……」
フィリップにチュッと唇にキスされる。
「ずっとボクの男の象徴が欲しくて、毎晩お尻を溶かしながら、ボクの生存を信じて待っていてくれた君を思うと、嬉しくて涙が出るよ!」
フィリップの青みがかった上品な黒の瞳が細められ、オレを見つめる。
「ボクの事をそんなに思っていてくれたんだね」
チュッチュッと口づけしながら、フィリップが腰を動かす。
「んっ……ふっ!! ぁっ、あっ!! だってオレにとってフィリップは初めての相手だったから……ひゃっ!!!」
フィリップが腰を動かすたびに、ピリピリと体に電気が流れる。
エッチをするか、真面目な話をするかどっちかにしてくれ……!
「嬉しいね、ボクの初めての相手も君だよ」
「はぁっ?!」
思わず喘ぐのを忘れて聞き返す。
フィリップが腰の動きを止めた。
「いや、ウソだろ! 初対面の相手を力ずくで青姦する男が童貞なわけないだろ!」
めちゃくちゃ手慣れた感じでエッチしたくせに。
「なんと言われても、ボクの初めての相手は君だよ」
フィリップがふわりと笑う。
ウソをついてる感じはしない。
絵本の王子様は顔が良くて背が高くておちんちんが大きくて、その上初めてなのにエッチがうまいのかよ!
ズルい、いくらなんでも高スペックすぎる。
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