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エピローグ① 聖女ルーフィの秘密
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エスティナが仲間になり、もう神殿騎士団を攻撃する理由はなくなったということで獣人軍団と神殿騎士団は停戦し、和平を結んだ。和平が結ばれたとはいえ、神殿騎士団と獣人軍団の間で戦いがあったのは事実だったので、教会側はエスティナの安全のためにエスティナと神殿騎士団を王国側に引き上げさせることに決めた。そのためエスティナと神殿騎士団は王国側の大きな教会支部がある都市へと移動していった。
ヴァイスにとって残る標的は聖地にいる大聖女イザリアのみとなったが、盤石を期すためにヴァイスは先に王国を支配下に置くことに決めた。特に一年前の事件で、自分を教会側に売った王女オヴィリア・ラースリグラスにはいつか報いを受けさせようと考えていたのでこれがちょうどいい機会でもあった。
ヴァイスは獣人王レイドルフと自分のことをとても名残惜しそうに見つめるディアナに別れをつげ、リリカとともに王国に戻った。
王国に着くと、ヴァイスは知略に定評があるルーフィと王国を支配下に置くための作戦を話し合うためにルーフィがいる都市へと向かった。ついでに、ヴァイスはこれまで色々あって疲れもあったので、同時にちょっとした休暇も取ろうと考えていた。
ヴァイスはルーフィがいる都市へと着くと、リリカとともにルーフィのいる屋敷へと向かった。時刻はちょうど日が暮れた頃だった。
正門にいる衛兵に話しかけると、衛兵は屋敷の中へと入っていく。少しすると衛兵とともに屋敷の中からルーフィが出てきた。何やら恥ずかしそうに少しモジモジしながらこちらへ歩いてくる。
「ま、マスター。お、お久しぶりです!」
ルーフィはそう言って上目遣いでヴァイスを見た。
「あぁ、久しぶりルーフィ。元気にしてたか?」
「は、はい、今でも元気です!」
「手紙にも書いた通りなんだが、これから少しの間、ルーフィの家に滞在させて欲しいんだが大丈夫か?」
「も、もちろん大丈夫です! 部屋は既に用意してあります!」
ルーフィはとても嬉しそうな顔をして言った。
「それはよかった。……あ、紹介がまだだったな。こっちはリリカ。旅先で拾ったんだ。今は身の回りのことを色々手伝ってもらってる」
ヴァイスはそう言って、少し後ろでおずおずと様子を見ていたリリカをルーフィに紹介した。ルーフィはリリカを値踏みするように見ると「……よろしく」と静かに言った。ヴァイスに向けた視線とは打って変わって、ルーフィがリリカに向けた視線は淡々としたものだった。リリカはそんなルーフィの態度にびくびくしながら「よ、よろ……しく……おねがい……します……」と返した。比較的冷たい態度のルーフィと比較的怖がっているリリカにヴァイスは少し違和感を覚えたが、それはその後の屋敷から響く元気な声で打ち消された。
「あー、わーい、マスターが帰って来た~♪ マスター、久しぶり~♪」
その声の主はティートだった。ティートは嬉しそうにヴァイスに手を振っていた。
その夜、ヴァイスたちのために豪華な夕食会が開かれた。ヴァイスのために出された料理は全てルーフィとティートによる手作りのものだった。ヴァイスが美味しいというと、ルーフィはほっと胸を撫で下ろし、同時に天にも昇るような心地になった。ルーフィにとってはマスターであるヴァイスに褒められるのは、この上ない快感と言ってよかった。
「よ、よかったら、また作りますッ!」
ルーフィは自然とそう宣言していた。
――次の日、ヴァイスは街を探索するためにルーフィの屋敷を出た。比較的早い時刻に出たので、他の人間とすれ違うことはなかった。
ヴァイスが部屋から出ていってそれなりに時間が経つと、誰もいないヴァイスの部屋にこそこそと入ってくる人影が一つあった。
――それはルーフィだった。今日は休日ということもあり、ルーフィは教会に行くことはなく、屋敷に留まっていたのだった。
ルーフィはヴァイスが屋敷から出ていくのを窓から確認すると、周りに誰もいないのを確認して合鍵を使ってこっそりとヴァイスの部屋に侵入したのだった。
ルーフィはヴァイスの部屋に入ると、顔を少し紅潮させつつヴァイスのベッドへと近づいていった。そして、ルーフィはヴァイスのベッドに倒れ込んだ。
「あぁ……マスターのいい匂いがする……」
ルーフィはヴァイスのベッドの上でごろごろしながらヴァイスの匂いを堪能した。
「はぁ……私も聖女やめてマスターと一緒に旅したいなぁ……。それならずっと一緒にいられるのに……」
ルーフィはそう独り言を言いながら、天井を見つめる。
「あぁん……マスタぁ……大好き……です……」
ルーフィがそう言って吐息を漏らし、自分の下半身に手を伸ばそうとすると、突然ガチャリと音がしてヴァイスの部屋の扉が開いた。
――そこに立っていたのはリリカだった。リリカはヴァイスの服の洗濯をしようとヴァイスの部屋に入ってきたのだった。リリカはとても驚いた表情でヴァイスのベッドの上に寝転がっているルーフィを見た。逆にルーフィも「しまった……」という顔をしてリリカを見た。
「……み、見たわね!」
ルーフィはすぐに背中から触手を伸ばすと、見なかったことにして逃げようとしたリリカを捕らえて自分の側まで引きずってきた。
「ふふ、確かリリカと言ったかしら……? 今、見たことは絶対に誰にも言っちゃダメよ。特にマスターには絶対に言ったらだめだからね……。もし言ったらどうなるか……わかるよね?」
ルーフィの触手に巻き付かれて動けないリリカは、泣きそうな顔をしながら何度も首を縦に振った。そんなリリカを拘束しながらルーフィは少し不思議に思った。
「あれ、貴方何かちょっと変わってるわね……。同じなのは確かだけれど……。うーん?」
ルーフィはそう呟くと、胸元を開けて蝕眼を出した。リリカは初めて見るルーフィの蝕眼に驚愕の表情を浮かべていた。ルーフィはそんなリリカを気にすることなく、自身の蝕眼でリリカを判別していた。すると、リリカは半寄生状態にあることがわかった。
「なるほど……。マスターの趣味か何かかしら? まぁいいわ」
ルーフィはそう言うとリリカの拘束を解いた。そして、「いい、絶対に言っちゃだめだからね!」とリリカにもう一度きつく言うとルーフィは部屋から出ていった。残されたリリカは涙目になりながら、洗濯のためにヴァイスの服を集めだした。
ヴァイスにとって残る標的は聖地にいる大聖女イザリアのみとなったが、盤石を期すためにヴァイスは先に王国を支配下に置くことに決めた。特に一年前の事件で、自分を教会側に売った王女オヴィリア・ラースリグラスにはいつか報いを受けさせようと考えていたのでこれがちょうどいい機会でもあった。
ヴァイスは獣人王レイドルフと自分のことをとても名残惜しそうに見つめるディアナに別れをつげ、リリカとともに王国に戻った。
王国に着くと、ヴァイスは知略に定評があるルーフィと王国を支配下に置くための作戦を話し合うためにルーフィがいる都市へと向かった。ついでに、ヴァイスはこれまで色々あって疲れもあったので、同時にちょっとした休暇も取ろうと考えていた。
ヴァイスはルーフィがいる都市へと着くと、リリカとともにルーフィのいる屋敷へと向かった。時刻はちょうど日が暮れた頃だった。
正門にいる衛兵に話しかけると、衛兵は屋敷の中へと入っていく。少しすると衛兵とともに屋敷の中からルーフィが出てきた。何やら恥ずかしそうに少しモジモジしながらこちらへ歩いてくる。
「ま、マスター。お、お久しぶりです!」
ルーフィはそう言って上目遣いでヴァイスを見た。
「あぁ、久しぶりルーフィ。元気にしてたか?」
「は、はい、今でも元気です!」
「手紙にも書いた通りなんだが、これから少しの間、ルーフィの家に滞在させて欲しいんだが大丈夫か?」
「も、もちろん大丈夫です! 部屋は既に用意してあります!」
ルーフィはとても嬉しそうな顔をして言った。
「それはよかった。……あ、紹介がまだだったな。こっちはリリカ。旅先で拾ったんだ。今は身の回りのことを色々手伝ってもらってる」
ヴァイスはそう言って、少し後ろでおずおずと様子を見ていたリリカをルーフィに紹介した。ルーフィはリリカを値踏みするように見ると「……よろしく」と静かに言った。ヴァイスに向けた視線とは打って変わって、ルーフィがリリカに向けた視線は淡々としたものだった。リリカはそんなルーフィの態度にびくびくしながら「よ、よろ……しく……おねがい……します……」と返した。比較的冷たい態度のルーフィと比較的怖がっているリリカにヴァイスは少し違和感を覚えたが、それはその後の屋敷から響く元気な声で打ち消された。
「あー、わーい、マスターが帰って来た~♪ マスター、久しぶり~♪」
その声の主はティートだった。ティートは嬉しそうにヴァイスに手を振っていた。
その夜、ヴァイスたちのために豪華な夕食会が開かれた。ヴァイスのために出された料理は全てルーフィとティートによる手作りのものだった。ヴァイスが美味しいというと、ルーフィはほっと胸を撫で下ろし、同時に天にも昇るような心地になった。ルーフィにとってはマスターであるヴァイスに褒められるのは、この上ない快感と言ってよかった。
「よ、よかったら、また作りますッ!」
ルーフィは自然とそう宣言していた。
――次の日、ヴァイスは街を探索するためにルーフィの屋敷を出た。比較的早い時刻に出たので、他の人間とすれ違うことはなかった。
ヴァイスが部屋から出ていってそれなりに時間が経つと、誰もいないヴァイスの部屋にこそこそと入ってくる人影が一つあった。
――それはルーフィだった。今日は休日ということもあり、ルーフィは教会に行くことはなく、屋敷に留まっていたのだった。
ルーフィはヴァイスが屋敷から出ていくのを窓から確認すると、周りに誰もいないのを確認して合鍵を使ってこっそりとヴァイスの部屋に侵入したのだった。
ルーフィはヴァイスの部屋に入ると、顔を少し紅潮させつつヴァイスのベッドへと近づいていった。そして、ルーフィはヴァイスのベッドに倒れ込んだ。
「あぁ……マスターのいい匂いがする……」
ルーフィはヴァイスのベッドの上でごろごろしながらヴァイスの匂いを堪能した。
「はぁ……私も聖女やめてマスターと一緒に旅したいなぁ……。それならずっと一緒にいられるのに……」
ルーフィはそう独り言を言いながら、天井を見つめる。
「あぁん……マスタぁ……大好き……です……」
ルーフィがそう言って吐息を漏らし、自分の下半身に手を伸ばそうとすると、突然ガチャリと音がしてヴァイスの部屋の扉が開いた。
――そこに立っていたのはリリカだった。リリカはヴァイスの服の洗濯をしようとヴァイスの部屋に入ってきたのだった。リリカはとても驚いた表情でヴァイスのベッドの上に寝転がっているルーフィを見た。逆にルーフィも「しまった……」という顔をしてリリカを見た。
「……み、見たわね!」
ルーフィはすぐに背中から触手を伸ばすと、見なかったことにして逃げようとしたリリカを捕らえて自分の側まで引きずってきた。
「ふふ、確かリリカと言ったかしら……? 今、見たことは絶対に誰にも言っちゃダメよ。特にマスターには絶対に言ったらだめだからね……。もし言ったらどうなるか……わかるよね?」
ルーフィの触手に巻き付かれて動けないリリカは、泣きそうな顔をしながら何度も首を縦に振った。そんなリリカを拘束しながらルーフィは少し不思議に思った。
「あれ、貴方何かちょっと変わってるわね……。同じなのは確かだけれど……。うーん?」
ルーフィはそう呟くと、胸元を開けて蝕眼を出した。リリカは初めて見るルーフィの蝕眼に驚愕の表情を浮かべていた。ルーフィはそんなリリカを気にすることなく、自身の蝕眼でリリカを判別していた。すると、リリカは半寄生状態にあることがわかった。
「なるほど……。マスターの趣味か何かかしら? まぁいいわ」
ルーフィはそう言うとリリカの拘束を解いた。そして、「いい、絶対に言っちゃだめだからね!」とリリカにもう一度きつく言うとルーフィは部屋から出ていった。残されたリリカは涙目になりながら、洗濯のためにヴァイスの服を集めだした。
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