私が異世界物を書く理由

京衛武百十

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炎上すること自体が利益を生む

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世の中には<炎上商法>って言葉があるくらいなんだから、炎上すること自体が利益を生むカラクリがちゃんとあるんだろうね。

攻撃するために人がたくさん集まってくれた方が閲覧数も増えて儲かるっていうところもあったりするだろうし。

結局、まんまと乗せられてるってことなんだろうな。

そういう業態があること自体は別に悪いとは言わないよ。だけどそういう形で儲ける人がいたって、それが創作にとってプラスになるかって言ったら、なる気はしないかな。

だけど同時に、そんな感じなのもなくなることはないだろうから、

<面白いものを作りたい創作者>

は、やっぱり雑音を右から左に聞き流す図太さも必要なのかなって気はするな。



でもなあ、それでも人間っていうのは機械じゃないんだ。誰もが一律でそういうタフさを備えられるわけじゃないし、そういうタフさを持ってる人が一律で面白ものを作れるわけじゃないんだよ。

むしろ、感受性の高い人の方が面白いものを作れたりってこともあるんじゃないの?

あと、よく、

『ゴリ押しで人気出た』

とか言ってヒット作にケチつけるのがいるけど、ゴリ押せばなんでも人気出るってワケじゃないからね? 

実際、出版社側が目一杯プッシュして宣伝しまくったけど駄目だったっていう例もあるじゃん? いくら宣伝しても駄目なものは駄目なんだっていう証拠だよね。

その事実も認められないのが、

『どんなのが売れる商品か?』

『どんなのが人気が出るか?』

ってのを語ったって全然意味ないでしょ。

私には、どんなのが売れるのかは、まったく分からない。

『なるほどこれは売れて当然だな』って思う作品もあれば、

『これが何故人気があるのかさっぱり分からない』って思う作品もある。

だけどそれはあくまで、私にとってはサッカーや野球の何が面白いのか、自動車レースの何が面白いのか、プロレスの何が面白いのか、釣りの何が面白いのか、登山の何が面白いのか、アクションゲームや格闘ゲームの何が面白いのか、将棋や囲碁の何が面白いのか、さっぱり分からないのと同じ。

何を面白いと感じるかは、人によって違うんだよ。

どうしてそんな分かりきったことすら認められないの?

どうして自分が面白いと思えないものには価値がないと思いたいの?

自分にとって面白いと思えないものを面白いと感じる人がいることがそんなに怖いの?

私には、何が売れるのかなんて分からない。

それが分かってば、今頃、大ヒット作を量産してるよ。

そして、編集者や出版社だって実は分かってない。

分かってないから、連載させてみたけど泣かず飛ばずで終わる作品があるんでしょうが。

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