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私の居場所
調子いい時で学年13位だったのに!?
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「はぁぁぁ!?!?」
2位!?
国中の人間の中で2位のポテンシャルを秘めてるってこと?
魔法なんか使ったこともないし、もちろん使い方も知らないなんですけどぉぉ!?
いろいろと言いたいことはあったが言葉にならなかった。
「・・・っ!!!あれですよ!!」
「わかりました。お見せしましょう。」
ついてきてください、そう言ってミーナは歩き出した。
この世界、この場所がどういったところなのかわからない以上一人でこの場所にとどまる理由などなかった。
「待ってくださいよ!」
必死に冷静になろうと頭では思っているのだが、そんな考えとは裏腹に体は走り出していた。
扉を出ると目の前には森が広がっていた。
「後処理は別の者にさせますのでまずはこちらを。」
そう言って、手を前にかざした。
真横で見ていたはずなのに、起こった結果を理解するので精一杯だった。
「このように想像力を創造力へ変換するのがフォースです。水の国は回復術が主に発展していまして・・・
・火の国は攻撃的
・木の国は防御
・雷の国は速度
このような具合で発展しております。」
「え、でも結構な範囲の木々がなぎ倒されてますけど・・・回復と真逆じゃないですか?」
数メートル先までは少なくとも無事な木々がない状態だった。
「ま、まぁ一昔は・・・とにかく!あなたも何か想像してみてください!」
「そう言われましても・・・まぁやってみますけど・・・期待はしないでくださいよ?」
(えっとお兄ちゃんがやってたゲームのイメージで・・・確か、腕が機関銃になってたキャラがいた気がするから・・・)
「最初はイメージを言葉に出して想像すると創造しやすくなりますよ。」
「・・・。」
(フォースを弾とするならベルトはいらない。毎秒100発だってオーバーヒートするわけないし、まだ上げられるはず・・・)
「P・G。ミニガン」
その後。その威力、光景を間近で見ていたミーナはこう語る。
「敵でなくて本当に良かった」
と。
2位!?
国中の人間の中で2位のポテンシャルを秘めてるってこと?
魔法なんか使ったこともないし、もちろん使い方も知らないなんですけどぉぉ!?
いろいろと言いたいことはあったが言葉にならなかった。
「・・・っ!!!あれですよ!!」
「わかりました。お見せしましょう。」
ついてきてください、そう言ってミーナは歩き出した。
この世界、この場所がどういったところなのかわからない以上一人でこの場所にとどまる理由などなかった。
「待ってくださいよ!」
必死に冷静になろうと頭では思っているのだが、そんな考えとは裏腹に体は走り出していた。
扉を出ると目の前には森が広がっていた。
「後処理は別の者にさせますのでまずはこちらを。」
そう言って、手を前にかざした。
真横で見ていたはずなのに、起こった結果を理解するので精一杯だった。
「このように想像力を創造力へ変換するのがフォースです。水の国は回復術が主に発展していまして・・・
・火の国は攻撃的
・木の国は防御
・雷の国は速度
このような具合で発展しております。」
「え、でも結構な範囲の木々がなぎ倒されてますけど・・・回復と真逆じゃないですか?」
数メートル先までは少なくとも無事な木々がない状態だった。
「ま、まぁ一昔は・・・とにかく!あなたも何か想像してみてください!」
「そう言われましても・・・まぁやってみますけど・・・期待はしないでくださいよ?」
(えっとお兄ちゃんがやってたゲームのイメージで・・・確か、腕が機関銃になってたキャラがいた気がするから・・・)
「最初はイメージを言葉に出して想像すると創造しやすくなりますよ。」
「・・・。」
(フォースを弾とするならベルトはいらない。毎秒100発だってオーバーヒートするわけないし、まだ上げられるはず・・・)
「P・G。ミニガン」
その後。その威力、光景を間近で見ていたミーナはこう語る。
「敵でなくて本当に良かった」
と。
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