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私の居場所
国王【ミズガルズ】
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「なるほど、水を玉にして一斉に勢いよく飛ばす。そんな魔法ですか。単対多なら敵にしたくない魔法ですね。」
まだまだ試したいことがあったのだが、先に国王に会うことになった。
「ギルドや役場など向かっていただきたいところは何箇所かあるのですが・・・
異世界から来られた人は必ず国王とお話をしていただくことが決まりでして。
国王と言ってもマナ、フォースを使うための力ですね、これが国で一番優れている人が国王になる決まりですから、権力者として代々受け継がれる人ではないので気軽に話すといいと思います。」
「じゃあ、女性が王になった代もあったんですか?」
「いえ・・・正直、『優れている』という表現も少し表現として正しいのかわからない部分がありまして、
私と国王が戦えば最終的に勝つのは国王ですが・・・」
「・・・?1番強い人ならそれはそうなのではないですか?」
「どちらが山を更地にできるか、と言うような対決であれば間違いなく私が勝つでしょう」
「さて、到着しました。気になることもたくさんあるでしょうし、まずはお話ください。国王と」
「初めまして。水井瑠璃と申します。」
「うむ、初めましてやな。元の名はクローズ、今はミズガルズって名前だ。ざっくりした内容はミーナから聞いた通りだが、他に気になることはあるか?住処は今日からここに住んでもらうことになるからその辺以外で頼む」
「え!?ここに住むんですか!?」
「あ、ちゃんとした式典以外は敬語じゃない方が嬉しいかな」
「え、あ・・・がんばるます?」
「ゆっくりでいい・・・クスッ」
「まず、なんで戦争中なんですか?私何もできる気がしませんから、異世界人だからといって期待して欲しくありません!」
どれくらいの間話しただろうか
戦争の理由は正確には調査中らしく、火の国の英雄が殺されていたこと。
そこには木のマナが満ちていたこと
そして水の国では雷の国の武器を輸入しその技術を取り入れることになるのだが、
そこでいざこざが発生。そのいざこざの原因が特定されていないこと
しかし、2国とも水、木の国に対し強い恨みをぶつけている事。
「何一つ尻尾らしい事がつかめん。しかし、宣戦布告してきた奴らに対し同盟を組み我が国の民を守らなければいけない。」
「わかりました。自分の身を守る事を主体で考えていいなら私の力も戦争で使わせていただきます。」
「ありがとう、今は1人でも戦力が増えるのはありがたい。」
「あと、ミーナさんから聞いたのですがよくわからなくて・・・国王様とミーナさんはどちらが強いのですか?」
「マナの使い方の違いがあるけど、1対1で戦えば俺が勝つだろうけど・・・お互いが1対多の状況になれば間違いなくミーナの方が強いし・・・うーん・・・破壊力はミーナの圧勝。だけど、勝負では俺は負けないね。」
「え・・・メイドさんなのにパワー型なんですか?」
「なんというか・・・今は封印している状態だからな。また戦いになれば自然と分かるから実際に見るといい。」
「あー・・・その時は遠くから見守ります・・・」
「彼女のためにも是非そうしてくれ。ちなみに君はあの噴水の水でどこまで濡れたんだ?」
「えっと・・・飲んじゃったんですけどまずいですかね?」
「・・・飲んだ?飲んだ・・・?はぁ!?!?」
「えっ!やっぱり体に良くないんですね!?」
「いや、この国であの水を飲むことができる3人目が現れて驚いてるだけだ」
まだまだ試したいことがあったのだが、先に国王に会うことになった。
「ギルドや役場など向かっていただきたいところは何箇所かあるのですが・・・
異世界から来られた人は必ず国王とお話をしていただくことが決まりでして。
国王と言ってもマナ、フォースを使うための力ですね、これが国で一番優れている人が国王になる決まりですから、権力者として代々受け継がれる人ではないので気軽に話すといいと思います。」
「じゃあ、女性が王になった代もあったんですか?」
「いえ・・・正直、『優れている』という表現も少し表現として正しいのかわからない部分がありまして、
私と国王が戦えば最終的に勝つのは国王ですが・・・」
「・・・?1番強い人ならそれはそうなのではないですか?」
「どちらが山を更地にできるか、と言うような対決であれば間違いなく私が勝つでしょう」
「さて、到着しました。気になることもたくさんあるでしょうし、まずはお話ください。国王と」
「初めまして。水井瑠璃と申します。」
「うむ、初めましてやな。元の名はクローズ、今はミズガルズって名前だ。ざっくりした内容はミーナから聞いた通りだが、他に気になることはあるか?住処は今日からここに住んでもらうことになるからその辺以外で頼む」
「え!?ここに住むんですか!?」
「あ、ちゃんとした式典以外は敬語じゃない方が嬉しいかな」
「え、あ・・・がんばるます?」
「ゆっくりでいい・・・クスッ」
「まず、なんで戦争中なんですか?私何もできる気がしませんから、異世界人だからといって期待して欲しくありません!」
どれくらいの間話しただろうか
戦争の理由は正確には調査中らしく、火の国の英雄が殺されていたこと。
そこには木のマナが満ちていたこと
そして水の国では雷の国の武器を輸入しその技術を取り入れることになるのだが、
そこでいざこざが発生。そのいざこざの原因が特定されていないこと
しかし、2国とも水、木の国に対し強い恨みをぶつけている事。
「何一つ尻尾らしい事がつかめん。しかし、宣戦布告してきた奴らに対し同盟を組み我が国の民を守らなければいけない。」
「わかりました。自分の身を守る事を主体で考えていいなら私の力も戦争で使わせていただきます。」
「ありがとう、今は1人でも戦力が増えるのはありがたい。」
「あと、ミーナさんから聞いたのですがよくわからなくて・・・国王様とミーナさんはどちらが強いのですか?」
「マナの使い方の違いがあるけど、1対1で戦えば俺が勝つだろうけど・・・お互いが1対多の状況になれば間違いなくミーナの方が強いし・・・うーん・・・破壊力はミーナの圧勝。だけど、勝負では俺は負けないね。」
「え・・・メイドさんなのにパワー型なんですか?」
「なんというか・・・今は封印している状態だからな。また戦いになれば自然と分かるから実際に見るといい。」
「あー・・・その時は遠くから見守ります・・・」
「彼女のためにも是非そうしてくれ。ちなみに君はあの噴水の水でどこまで濡れたんだ?」
「えっと・・・飲んじゃったんですけどまずいですかね?」
「・・・飲んだ?飲んだ・・・?はぁ!?!?」
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「いや、この国であの水を飲むことができる3人目が現れて驚いてるだけだ」
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