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クトゥルフ神話TRPGセッション切り抜き集
二人用 男1 女1 「希望の先へ」探偵組
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【キャラクター紹介】
眠菜柄 歩 (ねむりながら あゆむ)
男
20~30
探偵
常に眠そうにしている私立探偵。すきあらば眠ってしまう頼りなさそうな人。話し方は驚くほどのんびりとしていて、話している最中に眠ることもしばしば。声の抑揚もほとんどないので何を考えているのかわからない。
式叉 真理 (しきさ まり)
偽名、倉野 美希(くらの みき)
女
21歳
暗殺者
特殊な環境下で生まれ育ったため、人間を憎んで止まない少女。自分を貶めた人間によく似たクズのような人間を一人でも多く葬るために裏の世界に足を踏み入れた。感情のない話し方をし、かもなく不可もない対応を取る。自分の意見は主張するが、それに意味はない。
【状況】
とある部屋の中で二人放り込まれてしまい、そこから脱出するために試行錯誤する。
最後の選択のその時、二人はとある約束をする。
それは、、、
【以下台本開始】
アユム「これでもう、すべての情報は揃いましたね」
マリ「そうですね」
アユム「あなたは良いのですか?」
マリ「、、、何がでしょう?」
アユム「これが本当の最後。この選択を間違えば、私はもちろん、あなたも死んでしまいます」
マリ「そうですね。でもまぁ、構いません」
アユム「ミキさん」
マリ「なにか」
アユム「ずっと気になっていることがあります」
マリ「、、、?」
アユム「あなたの過去を教えてくださいますか」
マリ「、、、また、何故?」
アユム「必要なことだから、です」
マリ「いやだと言ったら?」
アユム「私たちは一生、この部屋で共同生活をすることになるでしょう。私は構いませんよ。一通りの家具は揃っているようですし」
マリ「こんな気味の悪いところに住むのは遠慮願いたいですね」
アユム「では」
マリ「それでも、あなたに話す意義が見出せません」
アユム「必要なことだからです」
マリ「それだけで?」
アユム「正直な話、私個人としても気になっているのです」
マリ「あなた個人?」
アユム「はい。あなたを見ていると、何か引っかかるのです。あなたの職業はフリーターと言いました。しかしフリーターにしては言葉に感情がなさすぎるんです」
マリ「、、、続けてください」
アユム「現代社会において、アルバイトやパートといった職は接客業が多いことはご存知ですか?」
マリ「それは当然です」
アユム「接客業とは対人事業です。多くの人と接する機会がある。心理学的に、人間というものは多くの人と関われば関わるほど人間味が増していくものです。本人が望んでいようが、望んでいなかろうが、関係なくです」
マリ「フリーターが必ずしもサービス業だけをやっているとは言えないのではないのでしょうか」
アユム「確かに、それは正しい意見です。しかし、少なくとも人との関わりは出てきてしまう。同僚、上司その他。社会において、一人で完成する事業なんてありはしないのですから。関わりがあるとなれば、自然と態度や言葉で滲み出るものなんですよ」
マリ「、、、」
アユム「しかしあなたの言葉や声、体の動きや表情の動きなどを見ていると、違和感がすごいんです。まるで誰一人として会話をしてこなかったような、他人を拒絶しているような、そんな雰囲気を醸し出しています。あなたは隠しているつもりのようですが、残念ながら私の前では通用しません」
マリ「私は人が苦手ですから」
アユム「では聞きますが、ただ人が苦手なだけの普通の人が、感情を一切漏らさず、表情筋も動かすことない。その上、足音ひとつしないような歩き方ができるのでしょうか?」
マリ「、、、」
アユム「良いですかミキさん。その、あなたがしている歩き方は、見た所無意識なのでしょう。しかし、本来は血もにじむような訓練や修練を、何年もしなければ習得できない技法です。これら全てを踏まえて、あなたはただの、人が苦手の普通の女の子でないことは明白。さあ、話してください。今この場において、隠し事は特になりません」
マリ「、、、、、、はあ。わかりました。あなたがそこまでいうのなら、話しましょう。しかし、私は責任を取りませんよ」
アユム「構いません。もとより、私のわがまま半分なのですから、お気になさらずにぶちまけてください」
マリ「、、、私は、人間をにくく思っています」
アユム「、、、聞きましょう」
マリ「私の両親は私を産んだ後、まともに世話をせず、ある日ゴミが捨てられた路地裏に私を捨てました」
アユム「無責任な親ですね」
マリ「本当に。ゴミ捨て場で転がって、食べるものもなくお腹を空かせて泣いている私を、ある孤児院を営んでいる女性に拾われました。その女性は私を親のところに戻そうとしましたが、男の方も、女の方も、拒絶したそうです」
アユム「何故?」
マリ「、、、邪魔だったそうです」
アユム「それは、、、」
マリ「それを聞いた孤児院の女性は戻すことを諦め、私を育てることを決めてくださいました。とても貧しいとはいえ、他の孤児の子達と一緒に、それなりに楽しく生きていたんです。しかし、やはりそんな幸せも長くは続きませんでした。ある日の晩。夕食を終えて孤児院が眠りについた頃、強盗がやってきたんです」
アユム「強盗、孤児院。聞いたことがあります。孤児院に強盗が入り、40代の女性とまだ幼い子供達四人が殺害され、一人が行方不明になっていた。確か警察の知り合いから聞いた話だと、殺され方があまりにもひどくて特定もままならなかった、とか。名前は確か」
マリ「式叉 真理。それが私の、本当の名前です」
アユム「では、倉野美希というのは」
マリ「偽名です。それもこれからお話しします」
アユム「わかりました。続きをお願いします」
マリ「育ててくださった人が目の前で殺され、仲良くしていた親友も殺されました。人が言うところの地獄絵図というものでしょう。目を血走らせた男二人が、先生をなぶり殺し、その後子供を殺してその体を引き裂いた」
アユム「あなたは全てを見ていた?」
マリ「見ていました。全てを、この目で」
アユム「なんという、、、」
マリ「その光景を目にして最初に湧き上がったのは、不思議と恐怖ではありませんでした。怒りと、憎しみです。私はようやく手に入れた幸せを奪われた憎しみで、踵を返し、逃げるのではなくキッチンに飛び込みました。一通りいたぶった男二人はそんな私を見つけて、下卑た笑いを家中に響かせながら私を追って、キッチンに入ってきました」
アユム「、、、その後どうしたのですか?」
マリ「その男を、二人とも殺しました」
アユム「、、、」
マリ「許せなかった。こんなクズがいるから世の中で苦しむ人間がいる。当たり前にある幸せが、ほんの数分で壊されてしまう。ようやく手に入れた幸せが、こんなクズのために壊された。なにより、それが許せなかった。人間というのはこんな奴らしかいない。しかし動かなくなった男だったものを見下ろしてふと思った。殺して仕舞えば解決するじゃないか。生きてるだけで害悪をなすクズどもを、一人でも多く殺せば、その先壊されるはずだった幸せを守ることができる。だから私は」
アユム「暗殺者になったのですね」
マリ「気づけば暗殺者ネズミと言われていました。姿は見えるのに目にも留まらぬ速さで後ろを取りあっという間に殺していく姿が、小さい体で素早く動き回るネズミに見えたんだそうです。裏の世界で暗殺者とネズミをセットで出せば、必ず私のことだと気づくでしょう。私の素顔は知るはずもないので、街中で襲われることはないですが」
アユム「そうですか。思った以上に壮絶だったのですね」
マリ「私は責任とりませんよ」
アユム「分かっています。先ほども言った通り聞いたのは私ですから」
マリ「はぁ。ここまで話してしまったらもう隠し立てはしません。なんでも聞いてください」
アユム「今まで止めることなく続けてきたのですか?」
マリ「、、、一度だけ、ネズミと呼ばれ始めてから初めて任務に失敗したことがあります。その失敗はあまりにも屈辱的で、流石の私も、裏の世界から足を洗おうとしたこともありました」
アユム「でも、抜け出せなかった?」
マリ「というより、いつかのクズのような人間を見ると、無意識に体が動くんです。煮えたぎる憎しみを止めることができない。抜けようにも、もう手遅れだった」
アユム「なるほど、、、」
マリ「、、、私は、この部屋に来てから、あなたを殺すかどうか見定めていました」
アユム「おや、私はそんなに人間としてなっていなかったのでしょうか?」
マリ「違います。そこにあるように、どちらかが死ななければいけない」
アユム「だから準備をしていたのですね。、、、殺すのですか?」
マリ「、、。わからない。あなたは、普通の人間なので」
アユム「だからすぐには殺せなかった、、、のですね」
マリ「、、、」
アユム「マリさん」
マリ「なんでしょう?」
アユム「ここから出られたら、どうでしょう?私の事務所に来ませんか?」
マリ「はい?」
アユム「私のところは優遇がいいですよ。住む場所がないなら事務所に住めばいいですし」
マリ「なにを言ってるのですか?」
アユム「おや?わたしはそのままを話しているつもりですが?」
マリ「今わたしは、あなたを殺すかどうかという話をしていたんですよ?」
アユム「そうですね。少し驚いてしまいましたが、内容は理解しているつもりですよ」
マリ「、、、そうですか。あなたが理解していても私は理解が追いつきません。普通の人なら、そんなことは言わないはずです。頭おかしいんですか?」
アユム「おやおやずいぶんな言われようですね。なに、理由無くこんなことを言っているわけではありません。あなたの話を聞いていて、出した結論のようなものです」
マリ「私の話を聞いて出した結論?」
アユム「ええ。マリさん、あなた。本当は人を殺したくないんじゃないですか?」
マリ「、、、は?」
続く。
眠菜柄 歩 (ねむりながら あゆむ)
男
20~30
探偵
常に眠そうにしている私立探偵。すきあらば眠ってしまう頼りなさそうな人。話し方は驚くほどのんびりとしていて、話している最中に眠ることもしばしば。声の抑揚もほとんどないので何を考えているのかわからない。
式叉 真理 (しきさ まり)
偽名、倉野 美希(くらの みき)
女
21歳
暗殺者
特殊な環境下で生まれ育ったため、人間を憎んで止まない少女。自分を貶めた人間によく似たクズのような人間を一人でも多く葬るために裏の世界に足を踏み入れた。感情のない話し方をし、かもなく不可もない対応を取る。自分の意見は主張するが、それに意味はない。
【状況】
とある部屋の中で二人放り込まれてしまい、そこから脱出するために試行錯誤する。
最後の選択のその時、二人はとある約束をする。
それは、、、
【以下台本開始】
アユム「これでもう、すべての情報は揃いましたね」
マリ「そうですね」
アユム「あなたは良いのですか?」
マリ「、、、何がでしょう?」
アユム「これが本当の最後。この選択を間違えば、私はもちろん、あなたも死んでしまいます」
マリ「そうですね。でもまぁ、構いません」
アユム「ミキさん」
マリ「なにか」
アユム「ずっと気になっていることがあります」
マリ「、、、?」
アユム「あなたの過去を教えてくださいますか」
マリ「、、、また、何故?」
アユム「必要なことだから、です」
マリ「いやだと言ったら?」
アユム「私たちは一生、この部屋で共同生活をすることになるでしょう。私は構いませんよ。一通りの家具は揃っているようですし」
マリ「こんな気味の悪いところに住むのは遠慮願いたいですね」
アユム「では」
マリ「それでも、あなたに話す意義が見出せません」
アユム「必要なことだからです」
マリ「それだけで?」
アユム「正直な話、私個人としても気になっているのです」
マリ「あなた個人?」
アユム「はい。あなたを見ていると、何か引っかかるのです。あなたの職業はフリーターと言いました。しかしフリーターにしては言葉に感情がなさすぎるんです」
マリ「、、、続けてください」
アユム「現代社会において、アルバイトやパートといった職は接客業が多いことはご存知ですか?」
マリ「それは当然です」
アユム「接客業とは対人事業です。多くの人と接する機会がある。心理学的に、人間というものは多くの人と関われば関わるほど人間味が増していくものです。本人が望んでいようが、望んでいなかろうが、関係なくです」
マリ「フリーターが必ずしもサービス業だけをやっているとは言えないのではないのでしょうか」
アユム「確かに、それは正しい意見です。しかし、少なくとも人との関わりは出てきてしまう。同僚、上司その他。社会において、一人で完成する事業なんてありはしないのですから。関わりがあるとなれば、自然と態度や言葉で滲み出るものなんですよ」
マリ「、、、」
アユム「しかしあなたの言葉や声、体の動きや表情の動きなどを見ていると、違和感がすごいんです。まるで誰一人として会話をしてこなかったような、他人を拒絶しているような、そんな雰囲気を醸し出しています。あなたは隠しているつもりのようですが、残念ながら私の前では通用しません」
マリ「私は人が苦手ですから」
アユム「では聞きますが、ただ人が苦手なだけの普通の人が、感情を一切漏らさず、表情筋も動かすことない。その上、足音ひとつしないような歩き方ができるのでしょうか?」
マリ「、、、」
アユム「良いですかミキさん。その、あなたがしている歩き方は、見た所無意識なのでしょう。しかし、本来は血もにじむような訓練や修練を、何年もしなければ習得できない技法です。これら全てを踏まえて、あなたはただの、人が苦手の普通の女の子でないことは明白。さあ、話してください。今この場において、隠し事は特になりません」
マリ「、、、、、、はあ。わかりました。あなたがそこまでいうのなら、話しましょう。しかし、私は責任を取りませんよ」
アユム「構いません。もとより、私のわがまま半分なのですから、お気になさらずにぶちまけてください」
マリ「、、、私は、人間をにくく思っています」
アユム「、、、聞きましょう」
マリ「私の両親は私を産んだ後、まともに世話をせず、ある日ゴミが捨てられた路地裏に私を捨てました」
アユム「無責任な親ですね」
マリ「本当に。ゴミ捨て場で転がって、食べるものもなくお腹を空かせて泣いている私を、ある孤児院を営んでいる女性に拾われました。その女性は私を親のところに戻そうとしましたが、男の方も、女の方も、拒絶したそうです」
アユム「何故?」
マリ「、、、邪魔だったそうです」
アユム「それは、、、」
マリ「それを聞いた孤児院の女性は戻すことを諦め、私を育てることを決めてくださいました。とても貧しいとはいえ、他の孤児の子達と一緒に、それなりに楽しく生きていたんです。しかし、やはりそんな幸せも長くは続きませんでした。ある日の晩。夕食を終えて孤児院が眠りについた頃、強盗がやってきたんです」
アユム「強盗、孤児院。聞いたことがあります。孤児院に強盗が入り、40代の女性とまだ幼い子供達四人が殺害され、一人が行方不明になっていた。確か警察の知り合いから聞いた話だと、殺され方があまりにもひどくて特定もままならなかった、とか。名前は確か」
マリ「式叉 真理。それが私の、本当の名前です」
アユム「では、倉野美希というのは」
マリ「偽名です。それもこれからお話しします」
アユム「わかりました。続きをお願いします」
マリ「育ててくださった人が目の前で殺され、仲良くしていた親友も殺されました。人が言うところの地獄絵図というものでしょう。目を血走らせた男二人が、先生をなぶり殺し、その後子供を殺してその体を引き裂いた」
アユム「あなたは全てを見ていた?」
マリ「見ていました。全てを、この目で」
アユム「なんという、、、」
マリ「その光景を目にして最初に湧き上がったのは、不思議と恐怖ではありませんでした。怒りと、憎しみです。私はようやく手に入れた幸せを奪われた憎しみで、踵を返し、逃げるのではなくキッチンに飛び込みました。一通りいたぶった男二人はそんな私を見つけて、下卑た笑いを家中に響かせながら私を追って、キッチンに入ってきました」
アユム「、、、その後どうしたのですか?」
マリ「その男を、二人とも殺しました」
アユム「、、、」
マリ「許せなかった。こんなクズがいるから世の中で苦しむ人間がいる。当たり前にある幸せが、ほんの数分で壊されてしまう。ようやく手に入れた幸せが、こんなクズのために壊された。なにより、それが許せなかった。人間というのはこんな奴らしかいない。しかし動かなくなった男だったものを見下ろしてふと思った。殺して仕舞えば解決するじゃないか。生きてるだけで害悪をなすクズどもを、一人でも多く殺せば、その先壊されるはずだった幸せを守ることができる。だから私は」
アユム「暗殺者になったのですね」
マリ「気づけば暗殺者ネズミと言われていました。姿は見えるのに目にも留まらぬ速さで後ろを取りあっという間に殺していく姿が、小さい体で素早く動き回るネズミに見えたんだそうです。裏の世界で暗殺者とネズミをセットで出せば、必ず私のことだと気づくでしょう。私の素顔は知るはずもないので、街中で襲われることはないですが」
アユム「そうですか。思った以上に壮絶だったのですね」
マリ「私は責任とりませんよ」
アユム「分かっています。先ほども言った通り聞いたのは私ですから」
マリ「はぁ。ここまで話してしまったらもう隠し立てはしません。なんでも聞いてください」
アユム「今まで止めることなく続けてきたのですか?」
マリ「、、、一度だけ、ネズミと呼ばれ始めてから初めて任務に失敗したことがあります。その失敗はあまりにも屈辱的で、流石の私も、裏の世界から足を洗おうとしたこともありました」
アユム「でも、抜け出せなかった?」
マリ「というより、いつかのクズのような人間を見ると、無意識に体が動くんです。煮えたぎる憎しみを止めることができない。抜けようにも、もう手遅れだった」
アユム「なるほど、、、」
マリ「、、、私は、この部屋に来てから、あなたを殺すかどうか見定めていました」
アユム「おや、私はそんなに人間としてなっていなかったのでしょうか?」
マリ「違います。そこにあるように、どちらかが死ななければいけない」
アユム「だから準備をしていたのですね。、、、殺すのですか?」
マリ「、、。わからない。あなたは、普通の人間なので」
アユム「だからすぐには殺せなかった、、、のですね」
マリ「、、、」
アユム「マリさん」
マリ「なんでしょう?」
アユム「ここから出られたら、どうでしょう?私の事務所に来ませんか?」
マリ「はい?」
アユム「私のところは優遇がいいですよ。住む場所がないなら事務所に住めばいいですし」
マリ「なにを言ってるのですか?」
アユム「おや?わたしはそのままを話しているつもりですが?」
マリ「今わたしは、あなたを殺すかどうかという話をしていたんですよ?」
アユム「そうですね。少し驚いてしまいましたが、内容は理解しているつもりですよ」
マリ「、、、そうですか。あなたが理解していても私は理解が追いつきません。普通の人なら、そんなことは言わないはずです。頭おかしいんですか?」
アユム「おやおやずいぶんな言われようですね。なに、理由無くこんなことを言っているわけではありません。あなたの話を聞いていて、出した結論のようなものです」
マリ「私の話を聞いて出した結論?」
アユム「ええ。マリさん、あなた。本当は人を殺したくないんじゃないですか?」
マリ「、、、は?」
続く。
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