声劇・セリフ集

常に眠い猫

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クトゥルフ神話TRPGセッション切り抜き集

男二人「茨の道」幼なじみメンバー

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【はじめに】

クトゥルフ神話trpgとは

  正式名称「クトゥルフ神話テーブルトークロールプレイングゲーム」という。
  はじめは戦時中にはじめた娯楽の一種という説があり、紙とペンとダイスがあれば誰にでもプレイが可能な、知る人ぞ知るゲーム。
  プレイ方法は。

GMと呼ばれるゲームマスター。
  GMはゲームのあらすじと仕組みを作り上げる、いわゆるシナリオライター。どこでどんなことが起こり、どんな結末を迎えるかのすべてのストーリーを考える。

PL   プレイヤー
  GMが作り出したゲームのシナリオを実際にプレイする。キャラクターの製作ルールに則り、好きなキャラクター、スキル性格などを設定し、ゲームが始まるとそのキャラクターになりきってゲームを進めていく。


 基本GMが決めたルールは絶対厳守。あらゆるゲーム内にて「GMのいうことはー?」「ぜったーい」などという掛け声が存在するほどそのルールは曲げられない。
PLは自身が作ったキャラクターに従って演技、プレイヤーが複数人いる場合はなるべく協力しながらシナリオを進めていくが、GMの作ったルールに反しないかぎり、何をやっても許されてしまう自由度の高いゲームでもある。
   ゲーム内でのストーリーの進め方はPL同士のアドリブによって成り立つため、演者のアドリブセリフの練習としても使われることが多い。
  

  

  今回の台本はそうして作られたオリジナルシナリオなので消して版権等は発生しない。安心して演じてください
















【キャラクター紹介】



竜也    男     23    自衛隊

明るく気さくな性格。あらゆる不幸を呼び込み自衛隊仲間には密かに『疫病神の化身』と恐れられるちょっとした有名人。
とある登山に参加してとんでもない化け物にあったり、なんだか親友がいなくなって大変な目にあったりといろんな経験を積んでいる。
不運を招くことは本人は気づいていない。鈍感男である。


鎌田 吾作 23歳 男 農業系大学所属
竜也の幼馴染で田舎の出。実家が大きな農場をやっているため、家を注ぎたくないと一度は上京するが、あまりよろしくない先輩の影響を受けヤンキー化。素行悪く喧嘩もするような人間だったが、ある日とある先輩の言葉に感化され改心。今はせっせと大学の勉強に勤しんでいる。
頭が良く冷静。まっすぐで突っ走りがちな竜也の後始末をさせられている。
気をぬくと驚くくらいの田舎訛りが出る。



先輩 26 フリーター
2人の親友のアゲハの先輩。とても面倒みがよく、さっぱりした性格。2人の喧嘩を微笑ましく見ると言うより、眺めているだけの立ち位置の人。






【台本あらすじ】

ある日公園で吾作といつもの痴話喧嘩をしている最中。気持ちの悪い男に襲われている可憐な少女を発見し助ける。
その女の子は世間を知らず、いろんなところを見て回りたいと言うので一緒に回ることに。
しかし、そこに謎の黒ずくめの男が爆弾を投入。
吾作の助力虚しく、達也は女の子を死なせてしまう。
その後病院に搬送され、少女の死を聞いた達也と吾作。

物語はここから。





【以下台本】

竜也「っクソが!」
吾作「竜也」
竜也「んだよ」
吾作「今は落ち着け」
竜也「おち、、つけ、、だ?」
吾作「今はそれより」
竜也「吾作っ!」

吾作の胸ぐらを掴み上げて壁にたたきつける。

吾作「って!」
竜也「落ち着けだと?こんなんで!落ち着けると思ってんのか!おれは、、、俺は自衛隊だぞ!命を守る仕事やってんだぞ!どうして!守れなかったっ!」
吾作「、、、」
竜也「あと少しだったんだ!あと少し!手が伸びていりゃあ!届いたんだ!あの子に!」
先輩「竜也くん、そこまでに」
吾作「竜也。一旦冷静になれ。お前、俺に何度この言葉をはかせるきだ」
竜也「分かってるよ。わかってるから、今俺はお前に行ってんだよ。今までは言わなかったろうがよ」
吾作「そうだな。それがわかっているならいい。俺は何も言えない。だがこれだけは言わせてくれや」
竜也「なんだよ」
吾作「あきらと重ねんな。終わったことだ」
竜也「お前は、いつもいつも嫌な言い方するよな」
吾作「事実だ。きちんと受け止めろ」
竜也「俺が引きずってるってーのか」
吾作「あぁ。引きずりまくった挙句。腰にまいた縄のせいで、お前がボロボロになってんのが見なくてもわかる」
先輩「竜也くん。君に何があったのかはわからないけど、今は一旦落ち着こう。今後のことを話そう。じゃないと」
吾作「先輩の言う通りだ。じゃなきゃ前に進めねぇぞ。おまえ」
竜也「、、、わかった。わかったよ。つかみかかって悪かった」
吾作「今更だろ」
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