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第一章 ヴァルキリーの巫女
第七劇 魔法の国の戦士!! ヴァルキリーエンジェル!!!
しおりを挟む衝撃弾が凜にぶつかる寸前だった。
「うん、わかった。『トランスラエンジェリックスランマホラルマホラル』」
ピカァ!
紙一重だ。その瞬間、まばゆい光が凜を包んだ。
「な、なに、羽が生えただと? 衝撃弾を弾いた?」
なんと、光がバリアの作用をしたのか、衝撃弾を相殺し、打ち消したではないか。
そして、包んでいた光が消えると、凜の背中からは、羽が生えていた。
容姿が顔以外全く別人になっていた。羽が生え、ライトウェイトな鎧を身にまとっていた。
「な、なに、この姿? 鎧? それに羽が背中に生えてる? いったいなにこれ?」
「それが魔法の国の戦う天使、戦天使(ヴァルキリーエンジェル)の姿だ。みんなを守るためには戦うしかない」
ミカエルは耽々と説明していく。少し焦りがあったものの、ミカエルの言動には自信がみえた。
戦う天使だというのだ。魔法の国の。
「わかったわ」
凜は笑顔で返答した。
「ルシファーよ、きいてないぞ、あれは、魔法の国の戦天使(ヴァルキリーエンジェル)ではないか」
「く、おのれぇ、戦天使(ヴァルキリーエンジェル)の力を覚醒させたのか。やれ、ギラドガーラ、力を覚醒させきれていない、今がチャンスだ」
ルシファーは空中からギラドガーラに怒鳴って、手を横に振った。
そのとき、凜(りん)が自信にみなぎった顔つきで、言葉を紡いだ。
「愛に勇気、希望の戦士、戦天使(ヴァルキリーエンジェル)ユミエル、お主を滅殺する」
「な、なに? ユミエルだと? 天使ユミエルの巫女だったのか。ギラドガーラ、攻撃だ」
悪魔は天使とわかった途端、顔つきが変わり、術を発動させた。
「うがら、生気吸収『ビューティースティール!』」
術の光りが凜に迫っていく。
「く、生気吸収だ。エンジェリックシールドを張るんだ」
「エンジェリックシールド? どうするの?」
「アテナチョーカーがついていれば、念じることで技や、術は発動する。アテナからきこえてくるはずだ。さぁ、はやく」
「わかったわ。アテナよ、教えて」
凜がそういうとチョーカーが光り、凜は空中に少しだけ浮いた。
同時に、一緒にミカエルもその光りに包まれた。
そう、この光りこそがシールドなのだ。
☆☆
第八劇につづく。 UP予定。
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