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3章
91話 戦わない戦い
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「新しいマップ来るたびにぐあーとかうわーとか言う程、私って愚かじゃないのよね」
オークの横薙ぎの振り回し攻撃をしゃがんで避けてから、立ち上がると共に腹部へ下から銃剣を突き上げ攻撃。鳴き声を上げたらすぐに引き抜いて、相手の腕が振りきれない位置に戻り、回避に専念。我慢できずに大振りになった所狙い、また同じようなところに突き上げ、ダメージを与えて倒していく。
大型かつ人型相手は無理やりな挙動をしてくるのが無いので、相手の攻撃が振り切れない位置を狙って立ち位置を考える。とにかく高レベル相手なら受けるより避ける方がいい。
「神経は使うわな、これ」
ダンジョンに入って少し入ったくらいだが数体目のオークを片付け一息。初見の時に油断して一撃貰った時はHP37も吹っ飛ばされたのでこういう立ち回りに変わったのでこうなった。貰うなら貰うでダメージが低くなるようにヒットポイントをずらす方式ともいえるわけだが。
「にしても、やっぱこの辺りの敵強いわ」
東エリア2-2 ステイル山
Lv23 マオルヴルフ
Lv24 オーク(剣)
Lv25 オーク(斧)
LV27 クラレベーア
Lv30 プレンホース
分布はこうなっている。マオルヴルフって言うけど、土竜だし。クラレベーアは爪が鋭い熊。プレンホースはそのまま馬だが、崖やら悪路の部分をガンガンと跳ねて移動してくるやたらと機動力の高い相手だ。
あとのオークは基本的にでかいコボルトみたいなもので、機敏さが下がった代わりに攻撃力を上げました、と言った感じだ。
大振りの攻撃が多いので、さっきのように軽く近づいてから攻撃を誘発させ、避けてから攻撃を繰り出すカウンターのような立ち回りで対処出来ている。
土竜と熊と馬の方がかなり厄介と言うか、面倒くさいのが多い。土竜はどちらかと言うと地面を掘っているのが問題で、足場が脆くなり落とし穴の様な状態になった所へと落ちてダメージを貰う事が多い。
ただ、これに関しては他のモンスターも同じことがいえるので一概に悪いとは言えない。
熊に関してもアクティブではあるのだが無差別アクティブのせいでオークや土竜、馬に対してもとにかく喧嘩を吹っ掛ける上に、それで他のモンスターが集まり大乱戦。
馬は馬で飛び跳ねるのだが、土竜との相乗効果で崖崩れが起きたり、地面は穴ぼこになるわで散々だ。
一応地形自体は一定時間で修復されるのだが、そのクールタイムが結構長い。コンバットブーツは落ちたら意味がないので単純に登山靴状態になってるけど。
「水銀の採掘地点が山の中腹か、まだ入り口だけど」
それにしてもこのダンジョン、そこまでマップデータも開示されてないな。
多分うま味が少ないから未踏破ダンジョンなんだろう。暗闇洞窟の方に関してはまだプレイヤーがいたが、あそこは範囲攻撃さえできればバットで大量に稼ぎがしやすいからだろうけど。
「こっちはこっちで搦め手が多すぎるわ」
足元を気にしなきゃならない、不意打ちというかバーサーカーの熊と一撃のでかいオークを相手にしつつ、跳ねる馬の余計な妨害にも気を使わないと行けない。そりゃレベリングだとしてもあまり此処にきたがらない理由が分かる。
私だって今こうやっている状態ですら厳しい。そもそもレベルが低い分をプレイングでカバーしているわけだが、そこに余計な気を使うのだから精神的な疲れってのはやっぱり出てくる。
「まだ数体倒して少ししか進んでないのに……ええい、面倒だな」
スキルメニューを開いてまた別の物を上げていく。
今回上げていくのはトラッカー、これも一気にSLv5まであげて最大値にする。SPは基本的に温存したいって言うのに。
スキル名:トラッカー レベル:5(MAX)
詳細:【アクティブ】【MP消費5】獲物の痕跡を辿る事が出来る様になる
:レベル5:足跡、他痕跡、敵自体の強調、ターゲット及び痕跡指定が可能
備考:スキル使用時、目から残光が出る、画面が白黒になり強調部分のみ赤表示
やっぱりあった敵強調、MP消費は相変わらず重いのであまり多用は出来ないがLv1をとりあえず手に入れた時に比べれば効果時間も伸びているから大丈夫だろう。
「いちいちスキル名言いながら発動するってださいよなあ」
そんな事を言いながらトラッカーを発動させる。頭で考えるだけですぐ使えるのでMPの条件さえクリアしていればすぐに発動されるってのもいいゲームだわ。
他のゲームではあるけど、ショートカットとか設定したりなんだりするのってめんどくさいのよね。
相変わらずと言うか前と同じように画面が白黒になり痕跡や敵自体が強調される。こうなってくると、このスキルのメリットは狙い撃ちしてモンスターを倒していく、と言うよりもモンスターがいるからどう避けていくかと言う事に特化できる。
「気配遮断とか潜伏とかよく見るスキルって盗賊専用っぽいし、ああいうのも欲しいんだけど」
ぽこぽこスキル溢れてスキル連打するゲームでもないので一つずつ確実に、T2Wは創意工夫と機転でどうにかするのが多いから、攻撃スキル以外のだとこういった使い方も出来る。
「おー、見える見える……こういう索敵って弱キャラ扱いされるのよね」
遠巻きに赤色に強調されるモンスターを眺めながら、しゃがんで辺りを確認する。流石に地面の中にもぐっている奴と地盤の脆い部分までは分からないのでこればかりは行ってみないと分からない。
「パイプライフルで地面なぞりながらいくか」
自分の歩く先にパイプライフルの先、銃剣を地面に当ててゆっくりと歩みを進める。こういう時に下手に焦ったりモンスターがいるからと言って慌ててはいけない。回復アイテムも馬鹿にならないし。
とにかく山中、登山道っぽい歩きやすい所を狙いながら登っていく。
それにしても此処の適正レベルが30って高いよな、第二エリアにしては難易度が高い気がする。熊と馬さえ気を付ければ多少高いレベルの相手なのでそこまでではあるのだが。
「余計な事さえしなきゃいけるなあ」
レベル差はプレイングと立ち回り、会敵するかどうかはトラッカーでの事前察知。
比較的でかいというのと、暴れていたり跳ねて移動しているのは音が結構するので案外戦闘回避って余裕じゃない?
モンスター自体の生態だったり、行動パターン見て動くのって戦闘以外でも役に立つのにそんなにやらんよね
。見つけたらとりあえず殴りますみたいなの多いし。他の奴が戦闘してるのを潜伏して観察してーとかはよく見るけど。
「そもそも水銀目当てだから戦闘はそこまでしなくていいって話なのよね」
ガチ戦闘する気でやってきた訳ではないのを忘れていたよ。まあ当たり前だよね、戦闘でひりつく感じは好きだし、倒したときの爽快感とかも嫌いではないが、それはあくまでも行程での出来事なので目標とかメインではない。
「戦闘スキルも多分銃撃中心に構成されてるっぽいし、二度撃ちとか一回も使った事ないな、そういや」
最初から覚えている二度撃ち、ちょっとかっこよく言えばダブルタップだが。何度か試してみないとSPつぎ込んでSLvを上げるのはやっぱりちょっとためらう。別に上げないっていう縛りプレイをしているわけではないのだが、振りなおし出来ない物って慎重にならざるを得ない。
「そのうち出来るっぽいけど」
また金掛かるかイベント報酬とかになるんだろうけど。どっちにしろ節約するって大事だししょうがないね。
「まあ、さっさと水銀取って引き返すか」
トラッカーの白黒映像と赤い強調敵をみながら、息を潜めて中腹の水銀鉱床を狙いに行く。
オークの横薙ぎの振り回し攻撃をしゃがんで避けてから、立ち上がると共に腹部へ下から銃剣を突き上げ攻撃。鳴き声を上げたらすぐに引き抜いて、相手の腕が振りきれない位置に戻り、回避に専念。我慢できずに大振りになった所狙い、また同じようなところに突き上げ、ダメージを与えて倒していく。
大型かつ人型相手は無理やりな挙動をしてくるのが無いので、相手の攻撃が振り切れない位置を狙って立ち位置を考える。とにかく高レベル相手なら受けるより避ける方がいい。
「神経は使うわな、これ」
ダンジョンに入って少し入ったくらいだが数体目のオークを片付け一息。初見の時に油断して一撃貰った時はHP37も吹っ飛ばされたのでこういう立ち回りに変わったのでこうなった。貰うなら貰うでダメージが低くなるようにヒットポイントをずらす方式ともいえるわけだが。
「にしても、やっぱこの辺りの敵強いわ」
東エリア2-2 ステイル山
Lv23 マオルヴルフ
Lv24 オーク(剣)
Lv25 オーク(斧)
LV27 クラレベーア
Lv30 プレンホース
分布はこうなっている。マオルヴルフって言うけど、土竜だし。クラレベーアは爪が鋭い熊。プレンホースはそのまま馬だが、崖やら悪路の部分をガンガンと跳ねて移動してくるやたらと機動力の高い相手だ。
あとのオークは基本的にでかいコボルトみたいなもので、機敏さが下がった代わりに攻撃力を上げました、と言った感じだ。
大振りの攻撃が多いので、さっきのように軽く近づいてから攻撃を誘発させ、避けてから攻撃を繰り出すカウンターのような立ち回りで対処出来ている。
土竜と熊と馬の方がかなり厄介と言うか、面倒くさいのが多い。土竜はどちらかと言うと地面を掘っているのが問題で、足場が脆くなり落とし穴の様な状態になった所へと落ちてダメージを貰う事が多い。
ただ、これに関しては他のモンスターも同じことがいえるので一概に悪いとは言えない。
熊に関してもアクティブではあるのだが無差別アクティブのせいでオークや土竜、馬に対してもとにかく喧嘩を吹っ掛ける上に、それで他のモンスターが集まり大乱戦。
馬は馬で飛び跳ねるのだが、土竜との相乗効果で崖崩れが起きたり、地面は穴ぼこになるわで散々だ。
一応地形自体は一定時間で修復されるのだが、そのクールタイムが結構長い。コンバットブーツは落ちたら意味がないので単純に登山靴状態になってるけど。
「水銀の採掘地点が山の中腹か、まだ入り口だけど」
それにしてもこのダンジョン、そこまでマップデータも開示されてないな。
多分うま味が少ないから未踏破ダンジョンなんだろう。暗闇洞窟の方に関してはまだプレイヤーがいたが、あそこは範囲攻撃さえできればバットで大量に稼ぎがしやすいからだろうけど。
「こっちはこっちで搦め手が多すぎるわ」
足元を気にしなきゃならない、不意打ちというかバーサーカーの熊と一撃のでかいオークを相手にしつつ、跳ねる馬の余計な妨害にも気を使わないと行けない。そりゃレベリングだとしてもあまり此処にきたがらない理由が分かる。
私だって今こうやっている状態ですら厳しい。そもそもレベルが低い分をプレイングでカバーしているわけだが、そこに余計な気を使うのだから精神的な疲れってのはやっぱり出てくる。
「まだ数体倒して少ししか進んでないのに……ええい、面倒だな」
スキルメニューを開いてまた別の物を上げていく。
今回上げていくのはトラッカー、これも一気にSLv5まであげて最大値にする。SPは基本的に温存したいって言うのに。
スキル名:トラッカー レベル:5(MAX)
詳細:【アクティブ】【MP消費5】獲物の痕跡を辿る事が出来る様になる
:レベル5:足跡、他痕跡、敵自体の強調、ターゲット及び痕跡指定が可能
備考:スキル使用時、目から残光が出る、画面が白黒になり強調部分のみ赤表示
やっぱりあった敵強調、MP消費は相変わらず重いのであまり多用は出来ないがLv1をとりあえず手に入れた時に比べれば効果時間も伸びているから大丈夫だろう。
「いちいちスキル名言いながら発動するってださいよなあ」
そんな事を言いながらトラッカーを発動させる。頭で考えるだけですぐ使えるのでMPの条件さえクリアしていればすぐに発動されるってのもいいゲームだわ。
他のゲームではあるけど、ショートカットとか設定したりなんだりするのってめんどくさいのよね。
相変わらずと言うか前と同じように画面が白黒になり痕跡や敵自体が強調される。こうなってくると、このスキルのメリットは狙い撃ちしてモンスターを倒していく、と言うよりもモンスターがいるからどう避けていくかと言う事に特化できる。
「気配遮断とか潜伏とかよく見るスキルって盗賊専用っぽいし、ああいうのも欲しいんだけど」
ぽこぽこスキル溢れてスキル連打するゲームでもないので一つずつ確実に、T2Wは創意工夫と機転でどうにかするのが多いから、攻撃スキル以外のだとこういった使い方も出来る。
「おー、見える見える……こういう索敵って弱キャラ扱いされるのよね」
遠巻きに赤色に強調されるモンスターを眺めながら、しゃがんで辺りを確認する。流石に地面の中にもぐっている奴と地盤の脆い部分までは分からないのでこればかりは行ってみないと分からない。
「パイプライフルで地面なぞりながらいくか」
自分の歩く先にパイプライフルの先、銃剣を地面に当ててゆっくりと歩みを進める。こういう時に下手に焦ったりモンスターがいるからと言って慌ててはいけない。回復アイテムも馬鹿にならないし。
とにかく山中、登山道っぽい歩きやすい所を狙いながら登っていく。
それにしても此処の適正レベルが30って高いよな、第二エリアにしては難易度が高い気がする。熊と馬さえ気を付ければ多少高いレベルの相手なのでそこまでではあるのだが。
「余計な事さえしなきゃいけるなあ」
レベル差はプレイングと立ち回り、会敵するかどうかはトラッカーでの事前察知。
比較的でかいというのと、暴れていたり跳ねて移動しているのは音が結構するので案外戦闘回避って余裕じゃない?
モンスター自体の生態だったり、行動パターン見て動くのって戦闘以外でも役に立つのにそんなにやらんよね
。見つけたらとりあえず殴りますみたいなの多いし。他の奴が戦闘してるのを潜伏して観察してーとかはよく見るけど。
「そもそも水銀目当てだから戦闘はそこまでしなくていいって話なのよね」
ガチ戦闘する気でやってきた訳ではないのを忘れていたよ。まあ当たり前だよね、戦闘でひりつく感じは好きだし、倒したときの爽快感とかも嫌いではないが、それはあくまでも行程での出来事なので目標とかメインではない。
「戦闘スキルも多分銃撃中心に構成されてるっぽいし、二度撃ちとか一回も使った事ないな、そういや」
最初から覚えている二度撃ち、ちょっとかっこよく言えばダブルタップだが。何度か試してみないとSPつぎ込んでSLvを上げるのはやっぱりちょっとためらう。別に上げないっていう縛りプレイをしているわけではないのだが、振りなおし出来ない物って慎重にならざるを得ない。
「そのうち出来るっぽいけど」
また金掛かるかイベント報酬とかになるんだろうけど。どっちにしろ節約するって大事だししょうがないね。
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