私の目の前で繰り広げらる妻と甥の激しい情事、そして私は…

最終章（６年後）

マイ・スイート・スイート・ホーム

翌日の午後、家に戻り私は、ゆめにみはるとみふゆのことを話した。
「もう、ノン様は最近他の人とエッチばかりで、わたしと全然してくれないんだもん」ゆめは頬を膨らませていた。
「ごめん、ごめん、埋め合わせはするから」
「昨夜からわたしだけのけものにされてるんだから～」ゆうが大輔のところから戻って来て、ゆうたを独占することが無くなっていた。ゆうたが美咲とも会いたいと言ったらしく、昨夜から美咲が泊まり込んでいた
「もう、ゆうたったら小学生のくせにわたしに３Pを見せつけるのよ、お姉ちゃんはパパの恋人だからって言ってわたしには見向きもしないで」
「わかった、わかったから」私がゆめのご機嫌をとっていると、風呂上がりの３人がリビングに姿を見せた
「ノンさん、おじゃましています」美咲が声をかけてきた。
「いらっしゃい」
「お父さん、ゆめお姉ちゃんとデートしてきたら、僕たち留守番してるから」あどけない顔のゆうたが下心見え見えの発言をする
「そうよ、お姉ちゃん、ずっとパパのこと待ってたんだから」ゆうが追い打ちをかけてきた
「そうだね、出かけるとするか」私の言葉に、ゆめは満面の笑みを浮かべた…

「ねぇ、ノン様、デートの前に行きたいところがあるの」
「いいよ、どこでも行くよ」
「それじゃ」ゆめの運転する車が到着したのは会社だった。
「どうしてここなんだ？」
「もう少しでわかりますよ、社長」ゆめの笑顔に陰謀の影あり、そんなふうに思えてならなかった