私の目の前で繰り広げらる妻と甥の激しい情事、そして私は…

転生編

支援

「やあ、ノンちゃん、楽しかったよ」霧島氏はご満悦だった
「先生」幼な妻の杏南さんは部屋を出てからずっと恋人繋ぎで霧島氏から離れない
「杏南そろそろ手を離してくれないか」
「先生のいじわる～」頬を膨らませた幼な妻は椅子を移動させて霧島氏に身体を密着させた
「それじゃ、わたしたちも」母と義母も私の両サイドに密着してきた。私たちはホテルのレストランの個室で食事をすることになっていた。
「霧島先生、お邪魔してよろしいでしょう」ドアがノックされた
「来たか、どうぞ」
「失礼致します。支配人の松島でございます」髪をきっちりとセットした黒服が頭を下げた
「彼は高校の後輩なんだ。今日紹介したいのは彼だ、よ～く顔を覚えておいてくれ。将来サミットでこのホテルを使ってくれるように」
「かしこまりました」松島支配人は私を数秒見つめて、部屋を出た。すぐに料理が運ばれてきた
「ノンちゃん、君とはこれからも頻繁にあうことになる。そして四年後、君が国政に打って出る時、医師会と彼が会長を勤める観光業界が君を全面的に支援するよ」霧島氏と私は固い握手を交わした。