魔族少女は規格外

影狼

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第1章 魔族になっちゃいました!

第10話アリエラ様からのお知らせ

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ネモフィラは少し疲れたのでギルドの端っこで
仮眠を取っていた....
ネモフィラ....ネモフィラさん....
起きて下さい!ネモフィラさん!!
女神アリエラに起こされた。
私は
「お久しぶりです、アリエラ様、どうされたんですか?やけに焦っていますけど...」と言うと、余計に焦りながら
「そ、そうなんですよ!!新しい種族の誕生が確認されたんですよ!!」
私が首を傾げながら
「新しい種族の誕生....?」と言うと、興奮気味にアリエラ様は説明してくれた。
「あのですね!?新種族の誕生というのは、〈種族としての最低限の知恵、言語、階級がある事〉
〈国、里、集落が一定数を超える事〉
〈全ての種族と関係を持つ事〉
〈個体数が10万を超える事「精霊やエルフを除く」〉
と言う条件がいるんです!」
と、力説された後に
「この現象は10万年に1度起きればいい方なんです!!この瞬間に立ち会えて本当に嬉しい!....ですけど、新種族龍族ドラゴノイドが全種族に対してどう動くかが問題ですね....戦争を吹っかけたり、弱い種族を乱獲して喰ったり、奴隷にしたりとか、そういう心配事もあるんです...」
アリエラ様は表情豊かに話して悩んでいる。
少しして、ポンッ!と手を叩いて、
「ネモフィラさん!貴女が龍族ドラゴノイドの様子を見に行けばいい話だったわ!この件、お願いできないかしら?」と言われた。
私は
「別にいいですけど、どこにいるんですか?」
と言うと、アリエラ様は例のタブレット的ななにかを取り出して弄ると、ふと頭の中に地図が入ってきた。
「ここがいま貴女のいる街です。と言って、
ウォールベンの街を指差すと、そこから南側に指をずらし山を越え、活火山地帯を指差して「ここに龍族ドラゴノイドが国を作ってるわ。国の名前は火ノ国。本人達は日国カコクと読んでるわね。」

ネモフィラは目を開けて、アリエラ様を見て

「分かりました!このネモフィラにお任せ下さい!」と言って笑顔を見せた。

ふと目を覚ますと、ギルドの職員達から心配そうに見守られていた。その内の一人から
「だ、大丈夫ですか?」と声をかけられ、なんのことかと思い聞き返すと

「あ、あの、物凄く脂汗を書いて苦しそうに唸ってましたよ?」と答えられた。

ふと自分の服を見ると、たしかに汗で少し濡れている。結構精神力を使うっぽいな、と思いながら起き上がり、ギルドの職員から止められながらもギルドの外に出てその日ノ国へと向かうべく旅支度を始めた。

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