勇者は夢見て強くなる

影狼

文字の大きさ
4 / 16

第3話勇者を笑って堕とす者

しおりを挟む
次の日〈AM8時〉
ドンドンドンッ!
「起きろ!!」
朝一からいかつい声で起こされる。
「んん....ん?」
僕は体を起こし欠伸をした後にドアを開ける
そして...
〈ボッコォッ!!〉
起きて早々顔面を殴られた。衝撃で倒れこむ。
「貴様!誰が倒れて良いと言った!立て!」
と言いさらに切れるハゲのおっさん。
痛いのは慣れている...慣れているのだが....
これは流石にキツい。
「おはよう....ございます...」
「おはようございますだと!?貴様!
今8時だぞ!?」

何を言ってる?このおっさん
「朝は4時に起き朝のランニング、5時に慣れば筋肉トレーニング、6時から6時30分まで
自由行動で6時30分から朝食だ!なのに貴様はその全てをすっぽかして眠りこけていた!!」
....そんなの聞いてない。
「そんな情報は聞いていません....」

「はっ、これ以上殴られたくないから嘘をつくか。」
このハゲ...自分で言って盛り上がってやがる。
「あの...本当に聞いてないんですけど...」
〈ガスッ!!〉次は膝を腹に入れられた。
「〈あの〉では無い!無能!俺は貴様らの教官役の〈ライオット〉だ!」と言い指をさしてくる。

「あ、あの、ライオットさん」
〈バキッ〉胸の下あたりを殴られた、
「ライオットさんだとぉ...ライオット教官殿だろうがッ!!」と余計切れた。
血管切れてそのまま死ねば良いのに...
「貴様は朝練習をすっぽかしたな、罰として
8時30分からダンジョンで強化を行う。
貴様は不明な職業。使い古された武器でも使ってモンスターを倒すが良い。
ノルマは500!!他の者たちの50倍だ」
と言いニヤリと笑う。

このハゲ、僕にとことん嫌がらせするつもりだな...

「わかりました。8時15分からそのダンジョンに入ります」
と言うとライオットは少し顔をしかめた後に
ふっ、と笑い
「いいだろう。だが貴様一人だけで入れ。
ポーションもマナポーションも持っていくな。貴様には貴重な代物だからな、」
と言い嘲笑う。
「わかりました。それでは準備するので失礼します。」
と言い扉を閉める

数分後

「準備はできたか?」とライオットが笑いながら言う。
「出来ました。」と言い部屋から出る。
「貴様が行くのはここ。その名も〈エンドレスアビス〉。この穴の奥に入って500匹モンスターを殺してこい。それまで地上には上げん。」
と言い僕を突き落とした。
重力に従って落下する僕にライオットは言い放った。
「はっはっはっ!!残念だったなぁ無能野郎!!貴様は姫直々に名指しで〈殺せ〉と命令が下ったんだ!それにここに入って出てきたものは居ない!!100%死ぬんだよ!!
この世界に来たことを後悔しながら魔物どもに食われるんだなぁ!はぁーっはっはっ!!」

と高笑いする。

心の中であぁ、やっぱりこうなるよね
と思って落下する先を見た。
白い....床?みたいなものが見る。

あぁ、あの高さから地面に落ちたら....
やっぱりどうしても死ななくてはいけないのか....と諦めかけていた。
地面が迫る。そして....
〈ボッスゥゥゥゥッ!!〉
と派手な音とともに
「え?」
と僕があっけにとられていると....
凄まじい眠気が僕を襲った。
「この....感触は....キノ....コ.....」
と言い意識を暗闇へと移した。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

俺が死んでから始まる物語

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。 だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。 余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。 そこからこの話は始まる。 セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~

大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」  唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。  そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。 「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」 「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」  一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。  これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。 ※小説家になろう様でも連載しております。 2021/02/12日、完結しました。

後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます

なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。 だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。 ……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。 これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました

かにくくり
ファンタジー
 魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。  しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。  しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。  勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。  そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。  相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。 ※小説家になろうにも掲載しています。

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

処理中です...