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街の外は
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「お前、こいつのこと見つけたんだって?すごいやつだったんだな!こいつは甥っ子なんだが、すごいやつなんだぞ」
と言いしばらく自慢話が続いた…
「はーそうですか…で、ナイフ気にしてくれてたみたいなので、調整をお願いしにきました」とナイフを出した。
「おーおーまかしとけ、明日取りに来い。
その間これ使っとけこないだの材料の残りを使って作ったんだ、防具も作り直さないのか?そのボロボロで」
と言われた、防具を作り直す事を全く知らなかったことに気がつく…
「防具もお願いしたらやってくれるんですか?」
「まかしとけ、金貨7枚くらいだ」
と軽く言う、と言うことは21万かな?高くない?そんなものなのかな?相場がわからないけど…ラーラの知り合いだからぼられないよね?
「わかりました、明日来ます」
そう言って水牛亭に戻ると、昼過ぎだと言うのにもう、酔っ払いがいる…
「コーパスもうのんでるの?」と声をかけ近づく。
「おー早かったなー何があったか?」と言われ、前に座り大体のことを説明する。
「お?そーなのか?ギルドに文句言ってやらないとってことか!?」とご機嫌だ。
「まーそれは全然構わないですけど。鎧って金貨7枚って普通かな?」
「おー?そうだなーそんなもんだと思うが、ピンキリだろそんなもん」
ビールおかわりを頼みながらこちらに乗り出してくる。
「なんだ?変えるのか?」
「鍛冶屋に行ったら、ボロボロだからどうにかしたらどうだと言われて。頼みました」
と言うと少し考え、「お前ガチガチの鎧作られたら動きにくくてお前の戦術には合わないが、どんなやつにするって言ってた?」
と聞かれたが全然わからない…
なんだかんだと明日一緒に取りにいくことになった。
「それと近々ロイさんとアイナさんに会いにいきたいと思ってまして」
と言うと「は?あんなとこに何しにいくんだ?」全然理解ができない。という感じでものすごい顔をした。
「とてもお世話になったので、感謝の気持ちと、お返しを」と、控えめな感じで言うと。あーという感じで、
「お前に頼もうと思ってたのが、次のギルドの依頼でな隣町に行くから、その途中で寄ろうか?それでもいいか?」
「もちろん!でも私がついて行って足手まといとかにならないかな?」
と心配になる。
「あーそれは大丈夫、お前大銀貨ランクになったんだろ?この町でも15人いるかいないかだぜ、ハハハ」
と笑われる、え?そうなの?いつのまにそんなにランク上がったの??
と混乱しつつオロオロしているとJの鼻が手に触れる。
あーまじ癒し。と頭を撫でる。
「Jお前もついてくるんだからちゃんと用意しないとな?これ飲んだらいくぞ!」
と、連れ出した。一緒について行こうとすると。
「お前は、荷物でもまとめてろ。明後日には街を出る」と放っていかれた…
と言われても、この街に来て何も半月経つか経たないか?という程度だ私物という私物は、服とネックレスだろうか?
あとは、狩のためにリュックに入れてある
部屋に戻ったところで、カバンに普段着を入れて終わりだ…
さて、この世界に来て1人になるのはなんだかんだと初めてかもしれない…何しようかな?仕方ないので食堂に戻りコーヒーを飲んでいると、ふらふらーっと2人が帰ってきた。
「じゃー今日はもう寝るわ」
とコーパスが店に入ってくるなりJに言って去って行ってしまった。
「もう寝るって行っちゃったけどどうする?」と聞かれたので、少し考えて
「なんだか眠いし帰って寝ようかな」
と答えるのであった。
翌日荷物を全てカバンに入っていることを確認して、部屋を見渡す。すっきりとした何もない部屋だ。
一旦、残りの宿泊代を一泊分以外を返してもらい、鎧をもらいに出る。
「鎧もらいに来たぞ」
と大きな声で、コーパスがドアを開けるなり叫んだ。
「おー待ってろ」いつも返事がほぼないが、今日は返事がある!
しばらくすると、「中入ってこい」
と工房とは違う部屋に通された。
外に並んでいない高価な防具たちが並んでいる。
一つ机の上に並べられていて、
「なかなかいいだろ?コーパスの色に合わせて黒にしておいたぞ」と鍛冶屋のおじさんは、自慢げな顔をしている。
一般的なシルバーや銅色では無く黒い鎧に仕上がっている。
コーパスは全身黒のガッチリとして光沢のない皮のパーカーにズボンと言った感じで胸と背中に黒い鉄の鎧がついている。
ブーツはコーパスと同じで。膝上まであり膝にはクマっぽいモチーフが、かた取られた黒い鉄だ。後ろは膝下までで私のものはコゲ茶色の皮のブーツだ
黒い皮パンツに、コゲ茶色の皮と黒の鉄で作られたスカートみたいな鎧の部分があり。
黒い皮でできたパーカーのような革鎧に心臓が守られそうな感じに胸のところに鉄の鎧があり
肘から先も黒の鉄で作られた小手で指はしっかり動かせるようになっている。
違いといえば、茶色が入っているのと女性用というくらいだろうか?
「一回着てみてくれ調整をしたい」
と言われた、横にある試着室のようなところで着替える。
思っていたよりも重い感じだが、ワクワクしているので実際動いてみるとどんなものかわからない。
と言いしばらく自慢話が続いた…
「はーそうですか…で、ナイフ気にしてくれてたみたいなので、調整をお願いしにきました」とナイフを出した。
「おーおーまかしとけ、明日取りに来い。
その間これ使っとけこないだの材料の残りを使って作ったんだ、防具も作り直さないのか?そのボロボロで」
と言われた、防具を作り直す事を全く知らなかったことに気がつく…
「防具もお願いしたらやってくれるんですか?」
「まかしとけ、金貨7枚くらいだ」
と軽く言う、と言うことは21万かな?高くない?そんなものなのかな?相場がわからないけど…ラーラの知り合いだからぼられないよね?
「わかりました、明日来ます」
そう言って水牛亭に戻ると、昼過ぎだと言うのにもう、酔っ払いがいる…
「コーパスもうのんでるの?」と声をかけ近づく。
「おー早かったなー何があったか?」と言われ、前に座り大体のことを説明する。
「お?そーなのか?ギルドに文句言ってやらないとってことか!?」とご機嫌だ。
「まーそれは全然構わないですけど。鎧って金貨7枚って普通かな?」
「おー?そうだなーそんなもんだと思うが、ピンキリだろそんなもん」
ビールおかわりを頼みながらこちらに乗り出してくる。
「なんだ?変えるのか?」
「鍛冶屋に行ったら、ボロボロだからどうにかしたらどうだと言われて。頼みました」
と言うと少し考え、「お前ガチガチの鎧作られたら動きにくくてお前の戦術には合わないが、どんなやつにするって言ってた?」
と聞かれたが全然わからない…
なんだかんだと明日一緒に取りにいくことになった。
「それと近々ロイさんとアイナさんに会いにいきたいと思ってまして」
と言うと「は?あんなとこに何しにいくんだ?」全然理解ができない。という感じでものすごい顔をした。
「とてもお世話になったので、感謝の気持ちと、お返しを」と、控えめな感じで言うと。あーという感じで、
「お前に頼もうと思ってたのが、次のギルドの依頼でな隣町に行くから、その途中で寄ろうか?それでもいいか?」
「もちろん!でも私がついて行って足手まといとかにならないかな?」
と心配になる。
「あーそれは大丈夫、お前大銀貨ランクになったんだろ?この町でも15人いるかいないかだぜ、ハハハ」
と笑われる、え?そうなの?いつのまにそんなにランク上がったの??
と混乱しつつオロオロしているとJの鼻が手に触れる。
あーまじ癒し。と頭を撫でる。
「Jお前もついてくるんだからちゃんと用意しないとな?これ飲んだらいくぞ!」
と、連れ出した。一緒について行こうとすると。
「お前は、荷物でもまとめてろ。明後日には街を出る」と放っていかれた…
と言われても、この街に来て何も半月経つか経たないか?という程度だ私物という私物は、服とネックレスだろうか?
あとは、狩のためにリュックに入れてある
部屋に戻ったところで、カバンに普段着を入れて終わりだ…
さて、この世界に来て1人になるのはなんだかんだと初めてかもしれない…何しようかな?仕方ないので食堂に戻りコーヒーを飲んでいると、ふらふらーっと2人が帰ってきた。
「じゃー今日はもう寝るわ」
とコーパスが店に入ってくるなりJに言って去って行ってしまった。
「もう寝るって行っちゃったけどどうする?」と聞かれたので、少し考えて
「なんだか眠いし帰って寝ようかな」
と答えるのであった。
翌日荷物を全てカバンに入っていることを確認して、部屋を見渡す。すっきりとした何もない部屋だ。
一旦、残りの宿泊代を一泊分以外を返してもらい、鎧をもらいに出る。
「鎧もらいに来たぞ」
と大きな声で、コーパスがドアを開けるなり叫んだ。
「おー待ってろ」いつも返事がほぼないが、今日は返事がある!
しばらくすると、「中入ってこい」
と工房とは違う部屋に通された。
外に並んでいない高価な防具たちが並んでいる。
一つ机の上に並べられていて、
「なかなかいいだろ?コーパスの色に合わせて黒にしておいたぞ」と鍛冶屋のおじさんは、自慢げな顔をしている。
一般的なシルバーや銅色では無く黒い鎧に仕上がっている。
コーパスは全身黒のガッチリとして光沢のない皮のパーカーにズボンと言った感じで胸と背中に黒い鉄の鎧がついている。
ブーツはコーパスと同じで。膝上まであり膝にはクマっぽいモチーフが、かた取られた黒い鉄だ。後ろは膝下までで私のものはコゲ茶色の皮のブーツだ
黒い皮パンツに、コゲ茶色の皮と黒の鉄で作られたスカートみたいな鎧の部分があり。
黒い皮でできたパーカーのような革鎧に心臓が守られそうな感じに胸のところに鉄の鎧があり
肘から先も黒の鉄で作られた小手で指はしっかり動かせるようになっている。
違いといえば、茶色が入っているのと女性用というくらいだろうか?
「一回着てみてくれ調整をしたい」
と言われた、横にある試着室のようなところで着替える。
思っていたよりも重い感じだが、ワクワクしているので実際動いてみるとどんなものかわからない。
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