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8戦目-E×→A、4月、夏目一馬編
ムシ、ムシ、ムシとNE全容量のカンスト
しおりを挟むあんな怪獣サイズのムシが我が物顔でブルーフィールド内を闊歩してるのだ。
今回の敵は総てがムシだった。
ムシd-1。
耐久値2。
ムシd-3。
耐久値5。
ムシd-6。
耐久値8。
ムシd-11警邏型。
耐久値10。
ムショ-12射撃型。
耐久値10。
ムシd-14レイシールド型。
レイシールド耐久値10。耐久値10。
ムシd-19強襲型。
レイシールド耐久値20、耐久値30。
ムシd-22強化型。
レイシールド耐久値20、耐久値42。
ムシd-23狙撃型。
耐久値5。
そして、背中にレイガンを乗せてる射撃型と狙撃型以外は総て同じ形状だった。
視界のカーソル表示だけが見分ける方法だ。
もしくは隊列や行動。
5機編隊がムシd-12射撃型。
スリーマンセルがムシd-22強化型。
50メートルからでも撃ってくるのがムシd-23狙撃型。
形状からは見分けが付かない。
分かっているのはムシd-1のような雑魚に強い武器を使うとENが簡単に無くなるので複数の武器の使い分けが必要だという事だけだ。
だが、葵はレイショットガン使い。
レイショットガン-88・Kアーサー・レジェンド。大口径、散弾モード切替型。
大口径モード。威力61、NE消費7(補正-3)、絶対射程20メートルMax(補正+12メートル)、最大射程30メートルMax(補正+8メートル)、発射数1。
誘導散弾モード。威力12、標的数10以内。標的の数によっては複数命中する。NE消費7(補正-3)、絶対射程&最大射程10メートル(固定)。発射数、1回に誘導散弾10発。
必要ナノマシン数値、肉体強化5。
誘導散弾モードがあるので雑魚など無双だった。
それでも、
「移動の邪魔ね」
一々撃たないとダメなので面倒臭いとは思っていた。
それに戦術ランクCのフィールドボスだった像サイズの、
攻撃型ビッグムシb-11。
耐久値750。
それに同型の、
防御型ビッグムシb-13。
レイシールド耐久値400、耐久値900。
それらが普通に何機も道路を移動している。
葵達はビルの屋上を移動して情報送信装置を捜索してるので戦う事はなかったが。
「ボックスやプロペラが居ないだけマシさ」
「プロペラ? ああ、ドローンの」
「それよりも本当にフィールドボスを倒せるんだな?」
「多分ね」
「多分だと?」
「レイガトリングガンには絶対射程がないから。NEタンクがギリギリだから外したら拙いかも」
「なるほど」
移動を続けた。
戦術ランクAのブルーフィールドは縦横20キロほど。
雑魚ムシを倒しながらビルの屋上からビルの屋上へと移動していると、送信装置の発見よりも先に葵のナノマシンの成長LVが上がった。
前回と前々回のブルーフィールド戦で1つも上がっていなかったのだ。
それらの経験値も込みで、雑魚でも150機も倒せば成長LVも上がるらしい。
だが、成長画面を見た葵は、
「嘘」
ナノマシン成長LV27→LV28(538ポイント→541ポイント)
NE249/415→420/420Max
武器庫30
NE効率補正30
ガンファイト・威力補正4
ガンファイト・射程補正44
継続時間・発射数補正5
肉体強化30Max+α
知覚強化30Max
治癒強化29
NE回復強化30Max
「どうした?」
「NEが420でカンストしたわ」
「カンストって何だ?」
ゲーム用語を全く知らない一馬が真顔で質問してきたので、葵が『さすがは御曹司。浮世離れしてるわ』と思いながら、
「カウンターストップの略よ。Maxって意味」
「420でーーん? おまえ、NEが420もあるのか?」
「そうよ。えっ、もしかして多いの?」
「ああ、オレは330だ」
「あらら」
「おまえ、LVは?」
「28」
「それで420もあるなんて恵まれてると思うが? どうなってるんだ?」
「もしかしたら極限を2回出したから、かしらね?」
「1ブルーフィールドでのLV最大値10上昇の事か?」
「ええ」
「ふむ」
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