悪役令嬢に転生しましたがどうでもいいです。

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前世の記憶

3話

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 カリーナは、小説では第一王子の婚約者なのに何故か全てのルートで悪役として邪魔してくる。

 なぜ全てに出てくるのか………、全く分からない。ただ1つ言えるのはどのルートでもヒロインをいじめたことにより、処刑されるのである。

 なぜ死ななくてはいけないのか………。前世では死んだ記憶がないがここにいるということは、恐らく死んでいるのだろう。だが、不思議と死んだことに対して全く悲しいと思わない。まぁ、自分のことは何一つ覚えていないので当然なのかもしれない。

 自分のことは覚えていないのに、知識はきちんと覚えているのだからとても不思議である。しかも私が前世を思い出す前のカリーナの記憶まである。これはとてもラッキーだ。いちいち覚え直す手間がはぶけた。

 ちなみに今の私の年齢は5歳で、明日は第一王子との顔合わせという一大イベントが待っているのである。
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