俺☆彼 [♡♡俺の彼氏が突然エロ玩具のレビューの仕事持ってきて、散々実験台にされまくる件♡♡]

ピンクくらげ

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特別付録キャラクター相関図付き閑話休題 夢の国!ダブルデート!

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「えー!くじ引きで当たったー?!」

同じ時間にシフトが入っていたジュンアさんが、休憩から戻ったタイミングで、夢の国のチケットを四枚ヒラヒラさせていた。

「うん♡ファミレスでランチしたら、お正月のくじ引けて、二等が当たったのー♡すごいでしょ♡」

「す、すごいです、ジュンアさん!俺、そう言うの当たったことなくて。」


内心、凄く羨ましかったのだ。俺だって、マサトと二人で行ってデートしたい!ポップコーン食べたり、パレード観たりしたい、、。

ジュンアさんも、彼氏の国木田さんと行くだろう。そしたら、後の二枚は譲ってくれないだろうか?

いやいや、そんな図々しい事を考えてはダメだ。二組あったら、二回も夢の国デートができるのだ、、。その権利はチケットを当てたジュンアさんにあるのだ。

「あー♡俺、パークいくの何年ぶりかなー♡お客さんとはそういう気分になれなかったし、マサトは誘っても断られるし、、。
剛と遊園地デートなんて初めてだぁ♡♡めっちゃラブラブするんだぁ♡」

(ほら、あんなに喜んでる、、!物欲しそうな顔でみちゃダメだ!ジュンアさんはホテルに泊まって2連ちゃんする権利もあるんだ!諦めろ、俺っ!!)

内心凄く羨ましいのが顔に出ないように、洗い物に精を出す。

すると、肩を叩かれ、振り返れば目の前にチケットが2枚差し出されていたのだ。

「はい、ゆうや君♡じゃあ、日曜日の朝8時に入場ゲート前ね♡」

「へ?俺達、一緒に行くんですか、、、?」

「うん、ダブルデートだよ♡♡♡学生みたいで楽しいよー!」

「わ、分かりました。朝8時、入場ゲート前集合で!!」


、、、まさか、ダブルデートとは想定外であったが、マサトとの夢の国デートしたさに、ついOKしてしまったのだ。

マサトはなんて言うか、、?間違いなくダブルデートに難色を示すだろう、、、。正直、真面目な国木田さんと軽いマサトでは、あまり性格が合わないのだ。

そもそも、国木田さんは、大丈夫なのだろうか??夢の国でキャピつくイメージが全く湧かない、、、。さらにマサトと一緒なんて、絶対抵抗するだろう、、、。

(でも、国木田さん、ジュンアさんに弱いから大丈夫なんだろうな、、。意外と尻に敷かれてるんだよね。惚れた弱味ってやつだね♡)




さて、それぞれの旦那の反応はどうだったのだろうか、、?



<ゆうや家の場合>


「マサト、、あのね、、これ、、。」

マサトの様子を伺いながらチケットを差し出す。

マサトは、チケットを見るや否や、ニコニコと目尻を下げた。

「わっ♡ゆうたんから夢の国でデートのお誘いだっ♡♡やったー!!そう言えば二人で行ったことないもんね。よーし、いっぱいイチャイチャするぞーっ」(о´∀`о)

抱きしめられて、ほっぺにチュッチュされた。

(ふぁ、、、∑(゚Д゚)!!どうしよっ。二人の夢の国デートをすっごく喜んじゃってるっ!ジュンアさん夫婦と一緒なんて、凄く言いにくい、、。でも、、)

流石に黙っている訳にも行かないので、しがみ付いてくるマサトを引き離しつつ重い口を開く。

「あ、あのさ、そのチケット、ジュンアさんがくじ引きで当てたやつなんだけど、、今回、あっちのカップルとダブルデートだからっ!!(>人<;) 」


「な、なぁにぃぃぃーーーっ!ジュンアと国木田と一緒だとーーー!何が悲しくて、可愛いゆうたんとのデートにあいつらが一緒なんだっ!!だめだ、、!可愛いゆうたんとイチャイチャするのに気が散る!気が散ってしまう!!断る!今すぐ俺がジュンアに電話して、断ってやる。」


マサトが息巻いて、今にも電話を掛けようとしている。

「マ、マサト、、ダメだよ!せっかく好意で誘ってくれてるのにぃ、、。」

「いや、知らん。俺は、ゆうやと二人だけででインパークするっ!!」

「マサトーー!失礼だって、、!

「いや、失礼も何もないっ、、!うぉっ、、手を離せっ、、!」

俺は、マサトの腕を掴み必死で止めるも、マサトは止まらない。

(こうなったら、最後の手段、、!)

「、、、マサト!いい加減にしないと、セックス一週間禁止ーっ!!」

俺は、禁断の呪文を唱えた。この呪文は、俺自身の首も締める恐ろしい呪文なのだ。

途端にマサトの動きが止まる。


「いやだぁぁぁーー!しぇっくす禁止も、ダブルデートもやだぁぁぁーー!ゆうたんと二人で行くんだーっ!!(ジタバタ!)」

「ほら、もう諦めるっ!!それ以上我儘言うと、二週間禁止ーっ( *`ω´)ービシーっ」

俺は、更に強力な呪文を唱えた!
マサトのハートにクリティカルヒット!

「、、、はい。(;ω;)」

こうして、マサトは渋々承諾したのだ。


<ジュンア家の場合>

「ねー、剛ぃ♡日曜日、休みでしょ♡一緒に夢の国に行こうよぉ♡クジ引きでチケットあたったんだぁ♡」

ビールを飲みながら、新聞を読んでいる剛の背中にゴロりん♡と抱きついてデートの誘いをする。

(えへへー♡剛の背中大好き♡)

すると振り返って抱きかかえられた。

「へー、すごいじゃないか!やるなぁ!あー、でも日曜日、休出になっちまったんだ。急な仕事が入ってな。すまん、、。」

喜んで受けてくれると思ったのに、予想外の答えが返ってくる。

(え゛、、マジ?仕事だって?え?この僕より優先するものがあるなんて信じられない。、、、)

「剛、、、俺とデートしてくれないの、、。俺より、仕事が大事なの、、?」

「バ、バカっ、、!そんなはずないだろっ!ジュンアか1番に決まってるだろっ!」

「じゃあ、仕事キャンセルして、デートしよ♡」

「いや、それとこれとは話が違うんだ。次の休みに行こうな♡」

剛のこう言うところが嫌いだ。なんでも仕事仕事って、いつでもそっちが優先。俺はいつも我慢してるのに、、、。

こう言う奴には、理屈より情に訴えるに限る。

「やっぱり、俺より仕事のほうが、、、。いつも、お家で家事頑張ってるのに、、(じわっ)うっ、、ううっ、、。」

「ジュンア泣くなっ!大丈夫!そう、ジュンアは偉い!頑張ってる!よし、仕事は誰かに代わってもらう、大丈夫だ!な、二人で夢の国でデートしような、、。」

そう言うと、部屋の隅で、誰かと連絡をとっている。


すまん、とか飯おごるから、とか聞こえてくる。やたらにぺこぺこと頭を下げている。

暫く話していた剛がこちらに笑顔で戻ってくる。

「よし、これで大丈夫だ。後輩に仕事を代わってもらったぞ。」

「わーい、さすが剛、だーい好き♡
じゃあ、決まりだね♡♡それじゃ、当日、ゆうや君もマサトも一緒だからよろしくー(大事な事も、後出しスタイル)」

「はぁ!ちょっとなんでアイツらが一緒なんだーっ!ユ、ユウヤ君はともかく、なんでマサトも、、!」

「えーっ!なんか嫌なの!明日から弁当作んないよ!」

「そ、それは困るっ!!」

「じゃあ決まりね。(^-^)」


ふふっ♡剛なんて、チョロいんだもんねー♡

、、、、

、、



こうして不満気な旦那達を言いくるめて、2組のカップルのダブルデートが決まったのであった。



▽1周年&奨励賞受賞記念の付録だよ!
俺彼相関図!懐かしのあの人も登場!




☆国木田氏×ジュンア氏メインのサイドストーリー「彼☆ビッチ」もよろしくお願いします。

☆まさゆうが、わりとイチャイチャする新作ストーリー
『午後3時に相方がハトになります探偵社』

キャラ文芸のWEBコンテンツ大賞エントリー作品です!投票よろしくお願いします。
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