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記憶の無い先生と気弱なアレン
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「…先生!大丈夫?」
「…ん?ああ、何がだ?」
「えっと、顔色が悪いから…。」
「いや、心配してくれるな…。み、巫女の訓練で少し疲れているだけだ。休めば、治る…」
翌日、先生は世界樹にもたれかかり、お腹を摩っていた。
「…お腹痛いの?今日は寝てた方が…」
「いや、大丈夫だ…。ピート、ただ君と一緒に居たいのだ…。」
先生は、僕のローブをギュッと握った。おそらくルランドの居る神殿に居たく無いのだろう。
その手を握ろうとすると、先生が突然お腹を抱えて蹲ってしまった。
「…うぐぅっ!あっ、あぁ”…!」
その額には薄らと脂汗をにじませている。
おそらく、ルランドに後始末もして貰えず、中に出された精液を未だ排出できてないのかもしれない。
「ど、どうしよう…!?」
昨夜のルランドとの行為は千里眼で把握しているが、今の先生にそれを伝える事もできず、僕はただ蹲る先生を前にオロオロするばかりであった。
と、そこに背後からガサッと物音がした。
「…無理するなよ。ファガス、お前の悪い癖だ。」
「アレン!」
そこには昨日姿を見せなかったアレンがいたのだ。しかし、その格好は随分と軽装で、いつもの赤マントと甲冑姿ではなった。
「アレン、鎧は?そんな格好珍しい。」
「いや、あんなイカつい格好だと怖がらせてしまうかと思ってな…」
アレンは先日先生を怖がらせたのを随分と気にしていたのだ。
しかし、アレンの姿を認めた途端、先生の肩がビクッと反応する。
「…ファガス…。そう警戒するな、俺はお前に本を渡しにきただけだ。…だが、どうやらそれだけでは帰れなそうだな…。」
アレンは手に持っていた本を脇に置くと、先生の元に歩み寄り、その身体をヒョイと抱えた。
「…すまんが、少し我慢しろ。腹に残ったものを取ってやる。俺では嫌かもしれんが、身体の力を抜け。しっかり出さんと、もっと酷いことになる。」
先生は、それを聞き青くなったが、コクンと頷くとアレンに身を委ねた。アレンが甲冑姿でないので、柔らかな布が頬にふれた心地に、安心したのかもしれない。
「指を入れるが、耐えられるな?」
先生がアレンの膝の上で再び頷く。
「いい子だ。」
アレンは先生の頭を撫でると、唾液で濡らした指を先生のローブの下からそっと差し入れ、アナルに沈めたのだ。
「…んっっ、はっ…あ、あぁ…!」
「大丈夫だ、酷くはしない。…ほら、こうして指を曲げて、奥から掻き出すんだ。」
ちゅくっ… ちゅくっ…
「はっ…!んあっ!んくぅぅ…」
アレンの指はしっかりと奥まで入り、残留物を掻き出しているようだ。先生が漏らす悩ましい声は、僕の股間を熱くしたが、アレンは動揺することなく、淡々と作業を繰り返す。
「…随分と酷く出されたな…。世界樹の巫女の仕事か…?」
千里眼の無いアレンは、昨夜のルランドの横暴を知らない。その曖昧な質問は、ルランドを疑っているものの、大事な先生がルランドに手籠にされたのを信じたくないのかもしれない。
「…せ、世界樹に…」
ああ、先生もルランドに犯されたとは言えないのだろう。助けを求めれば良いのに、強がっている。
「そうか、それは辛かったな…。次からは、後処理を自分でやるんだ。時間を置けば置くほど大変な事になる。ほら、こうだ。」
アレンは、先生の手を取り、指を重ねアナルの中へと導いた。
「そうだ、もっと奥だ。もっと…」
「ア、アレン?ああ、怖い、、こんな奥まで、自分では出来ない。」
「ダメだ。自分で出来るようにならなければ。俺が常に側に居るとは限らない。」
「んああ!ああっ…、、アレンっ、深い、深い!」
「大丈夫だ。落ち着け…。ああ、だめだ、そこの膨らみを強く押したら…」
「ほひぃ♡♡!あっ…んああっ♡!」
「…そこを刺激すると、中が締め上がって液体が中に戻っちまう。それに指も動かしにくくなる。後始末する時は、なるべく触れるな。」
「ああ…アレン…、、アレン…♡」
溶ける様な声でアレンを呼びながら先生は教わった通りに一生懸命指を出し入れする。
「あっ…♡ふぅ…ン♡んっ…んんっ…♡」
うん、そうだ。いいぞ、上手だ。」
くっぷぅ… くっぷう…
先生のローブの下から覗く白い脚に、ルランドの残液が伝う。
足元にほんのり水溜りが出来る頃、先生の中は漸く綺麗になった。
先生を抱き起こし離れようとするアレンを先生が引き留める。
「ア、アレンッ…ッはぁ…♡ あ、あの…」
「ああ、そうか。気付いてやれなくてすまん。まだ、自慰の仕方も知らんのだな」
先生が言葉を詰まらせても、アレンは先生の全てを理解したように、次の言葉を繋ぐ。
そうして、再び抱え直すと膝に座らせ、ローブの中に手を入れると、可愛らしく勃ち上がってしまった先生のペニスを優しく握った。
「やはり前も反応してしまったか。中のシコリを刺激されれば、仕方のない事だ。前が熱くなったらここを扱いて、白いのを出すんだ。一回出せば熱ば落ち着く。」
アレンの手が先生のローブの下で、動く。その度に先生の身体がピクピクと揺れ、足がピンピンと攣る。
「アレンっ…ああ♡…ああ♡…」
「ん?気持ちいか?」
「…っあぁ♡ き、きもひぃ♡ はぁ…♡♡はぁ…」
「これも自分でできるようにならんと困るぞ。ほら、手を貸せ。」
アレンが再び先生の手を握り、ペニスに誘導する。
「先も感じる場所だ。ただ敏感すぎるから加減して触れ。ほら、こうだ。」
「っは♡?!んぁあぁ~~~♡♡!」
「…それと、お前の場合は前だけじゃイケんから、後ろも同時にやれ。先程の中のシコリも同時に触るんだ。…ああ、今日は俺がやってやる」
「ひっ♡♡あはぁぁーーー♡♡♡!」
アレンの指が先生の後ろ刺激したのだろう。今までと比べものにならない甘い声が森の中を木霊した。
先生は、先程までアレンを警戒していたと思えない程にアレンの膝の上でドロドロに溶け、アレンの胸に全てを預け、アレンの手から与えられる優しい快感を享受している。
ルランドにされている時とは大違いの安心し切った溶け方だ…。
まるでこの男が自分に危害を加えないと本能で分かっているかのように。
「アレン…ああ♡そこ、ぎもちぃ…♡きもちぃ…♡はぁ…はぁ…」
「ああ、気持ちいいな…。うん、そうだ、上手いぞファガス。もう少し前を強くできるか?そうだ、両手使え。」
今やアレンが配慮して隠していたペニスは、先生の手の動きで完全に露出してしまい、チェリーのような色の先生のペニスはすっかり露わになってしまっている。
拙い手の動きで先生が先を捏ね、根本を扱く。後ろをアレンが優しく捏ねる。
「ひっ…♡はぁ…、ああ♡アレン♡アレン♡アアッ…♡だめぇ…♡ああ、、気持ちぃ♡」
快感を示す言葉も以前より拙くて、可愛らしい。切ないのか、ただただアレンの名を呼んでいる。
「…ああ、俺はここに居る。安心して気持ち良くなっていい。」
先生の、自然に尖っていく口元は、本能から口付けを求めている。
アレンもそれに気付いている様だが、それでも口付けることはせず、耐える様に先生の柔らかな髪に顔を沈めて、強く抱きしめている。
本当は自身のペニスも辛い筈なのに、先生を怖がらせないよう、腰を引いて耐えている。
「はぁ~…♡♡アレン、アレンッ…♡んあっ♡ああ、切ない、切ない…♡」
先生の頭は反り返ってアレンの胸に突き刺さり、足は何度もピンピンと空を蹴り上げる。
「ああ…♡ああ…アレン、アレン、アレン♡♡♡も、も、もうっ…♡ああ、イック♡イック♡」
昨夜ルランドに教え込まれた「イク」という表現を使い、アレンに己の状態を一生懸命に伝えている。
「ああ、ファガス、大丈夫だ。イケ、思い切りイッていい…。」
アレンの許可が降り安心したのか、先生の自身を扱く手が早く強くなる。
「ン、くぅぅぅぅ♡アレン、ああ、イク♡♡ああ、だめっ♡あっ、ああ~~もう~、、イ、イ、イッちゃうぅぅぅ♡♡♡♡!!」
ぴゅるっ♡ぴゅるぅぅっ♡
先生の先から薄い精液が溢れ落ちる。
昨夜、ルランドに散々されたので量自体は多くない。アレンは汚れた先生の手とペニスを自分の服で拭うと、先生の服を整えた。
「よしよし、上手だった。ほら、水飲め。」
先生は無言でアレンの水筒に口をつけ、ゴクゴクと水を飲んだ。
「…落ち着いたか?」
「…ああ、アレン、ありがとう…。」
「いや、こんな助けしかしてやれなくて、歯痒いのだが…。ああ、そうだ、今日はお前にこれを渡しにきたのだ。」
アレンの手には先生の大事にしていた杖と薬草の本があった。先生は僕によくその本で、様々な知識を与えてくれたものだった。
しかし、今の先生にはその記憶すらないのだ。
「…俺の親友の魔術師の物だ。お前の役に立つ。持っていろ。」
「いいのか?…その魔術師のものでは?」
「いいんだ。そいつは、今は俺の心に住んでいるから。俺が持っていても手に余る。」
「……そうか。では有り難く使わせてもらう。」
「優秀で勇気があって、底なしに優しい魔術師だった。…そいつの話をしてもいいか?」
「ああ、是非聞きたい。」
アレンが先生の髪を撫でるその指先があまりにも優しく、僕は暫く見惚れてしまった。
アレンは先生がもう逃げないと分かると、傍らの石に腰掛け、静かに語り始めた。
それは先生とアレンの過ごした日々の物語だった。
学生時代に一緒に勉強した事。初めて実習で一緒に魔物を退治した事。2人で城の衛兵になった事。魔王退治に名乗りを挙げた事。
僕も知らない話ばかりだった。
先生も興味深そうに聞いて、時には先を促した。
「アレン!それでどうなったのだ!魔王は倒せたのか?」
先生は、自分の昔話であるはずの物語を、キラキラした顔で先を促す。
しかし、そこにルランドが現れたのだ。
ルランドは、アレンと先生が並んで居る事に少し驚き、そして2人を引き離すように先生の手をひいた。
「ファガス。もう時間だ。儀式の練習をしなければならない。」
「は、はい、ルランド。
……ア、アレン、明日も続きを。是非、私に…。」
そして、先生はルランドに肩を抱き抱えられ連れて行かれてしまう。
「アレン!いいの!先生引き留めなくて…」
「…いや、出来んだろ。あいつがルランドを信頼している以上、また怖がらせちまう。」
甲冑を脱ぎ去り、自信なく頭を垂れるアレンは驚く程に小さく見えた。
「アレン…」
そして、やはりその晩も、ルランドによる洗脳と陵辱がなされたのだ。
「…ん?ああ、何がだ?」
「えっと、顔色が悪いから…。」
「いや、心配してくれるな…。み、巫女の訓練で少し疲れているだけだ。休めば、治る…」
翌日、先生は世界樹にもたれかかり、お腹を摩っていた。
「…お腹痛いの?今日は寝てた方が…」
「いや、大丈夫だ…。ピート、ただ君と一緒に居たいのだ…。」
先生は、僕のローブをギュッと握った。おそらくルランドの居る神殿に居たく無いのだろう。
その手を握ろうとすると、先生が突然お腹を抱えて蹲ってしまった。
「…うぐぅっ!あっ、あぁ”…!」
その額には薄らと脂汗をにじませている。
おそらく、ルランドに後始末もして貰えず、中に出された精液を未だ排出できてないのかもしれない。
「ど、どうしよう…!?」
昨夜のルランドとの行為は千里眼で把握しているが、今の先生にそれを伝える事もできず、僕はただ蹲る先生を前にオロオロするばかりであった。
と、そこに背後からガサッと物音がした。
「…無理するなよ。ファガス、お前の悪い癖だ。」
「アレン!」
そこには昨日姿を見せなかったアレンがいたのだ。しかし、その格好は随分と軽装で、いつもの赤マントと甲冑姿ではなった。
「アレン、鎧は?そんな格好珍しい。」
「いや、あんなイカつい格好だと怖がらせてしまうかと思ってな…」
アレンは先日先生を怖がらせたのを随分と気にしていたのだ。
しかし、アレンの姿を認めた途端、先生の肩がビクッと反応する。
「…ファガス…。そう警戒するな、俺はお前に本を渡しにきただけだ。…だが、どうやらそれだけでは帰れなそうだな…。」
アレンは手に持っていた本を脇に置くと、先生の元に歩み寄り、その身体をヒョイと抱えた。
「…すまんが、少し我慢しろ。腹に残ったものを取ってやる。俺では嫌かもしれんが、身体の力を抜け。しっかり出さんと、もっと酷いことになる。」
先生は、それを聞き青くなったが、コクンと頷くとアレンに身を委ねた。アレンが甲冑姿でないので、柔らかな布が頬にふれた心地に、安心したのかもしれない。
「指を入れるが、耐えられるな?」
先生がアレンの膝の上で再び頷く。
「いい子だ。」
アレンは先生の頭を撫でると、唾液で濡らした指を先生のローブの下からそっと差し入れ、アナルに沈めたのだ。
「…んっっ、はっ…あ、あぁ…!」
「大丈夫だ、酷くはしない。…ほら、こうして指を曲げて、奥から掻き出すんだ。」
ちゅくっ… ちゅくっ…
「はっ…!んあっ!んくぅぅ…」
アレンの指はしっかりと奥まで入り、残留物を掻き出しているようだ。先生が漏らす悩ましい声は、僕の股間を熱くしたが、アレンは動揺することなく、淡々と作業を繰り返す。
「…随分と酷く出されたな…。世界樹の巫女の仕事か…?」
千里眼の無いアレンは、昨夜のルランドの横暴を知らない。その曖昧な質問は、ルランドを疑っているものの、大事な先生がルランドに手籠にされたのを信じたくないのかもしれない。
「…せ、世界樹に…」
ああ、先生もルランドに犯されたとは言えないのだろう。助けを求めれば良いのに、強がっている。
「そうか、それは辛かったな…。次からは、後処理を自分でやるんだ。時間を置けば置くほど大変な事になる。ほら、こうだ。」
アレンは、先生の手を取り、指を重ねアナルの中へと導いた。
「そうだ、もっと奥だ。もっと…」
「ア、アレン?ああ、怖い、、こんな奥まで、自分では出来ない。」
「ダメだ。自分で出来るようにならなければ。俺が常に側に居るとは限らない。」
「んああ!ああっ…、、アレンっ、深い、深い!」
「大丈夫だ。落ち着け…。ああ、だめだ、そこの膨らみを強く押したら…」
「ほひぃ♡♡!あっ…んああっ♡!」
「…そこを刺激すると、中が締め上がって液体が中に戻っちまう。それに指も動かしにくくなる。後始末する時は、なるべく触れるな。」
「ああ…アレン…、、アレン…♡」
溶ける様な声でアレンを呼びながら先生は教わった通りに一生懸命指を出し入れする。
「あっ…♡ふぅ…ン♡んっ…んんっ…♡」
うん、そうだ。いいぞ、上手だ。」
くっぷぅ… くっぷう…
先生のローブの下から覗く白い脚に、ルランドの残液が伝う。
足元にほんのり水溜りが出来る頃、先生の中は漸く綺麗になった。
先生を抱き起こし離れようとするアレンを先生が引き留める。
「ア、アレンッ…ッはぁ…♡ あ、あの…」
「ああ、そうか。気付いてやれなくてすまん。まだ、自慰の仕方も知らんのだな」
先生が言葉を詰まらせても、アレンは先生の全てを理解したように、次の言葉を繋ぐ。
そうして、再び抱え直すと膝に座らせ、ローブの中に手を入れると、可愛らしく勃ち上がってしまった先生のペニスを優しく握った。
「やはり前も反応してしまったか。中のシコリを刺激されれば、仕方のない事だ。前が熱くなったらここを扱いて、白いのを出すんだ。一回出せば熱ば落ち着く。」
アレンの手が先生のローブの下で、動く。その度に先生の身体がピクピクと揺れ、足がピンピンと攣る。
「アレンっ…ああ♡…ああ♡…」
「ん?気持ちいか?」
「…っあぁ♡ き、きもひぃ♡ はぁ…♡♡はぁ…」
「これも自分でできるようにならんと困るぞ。ほら、手を貸せ。」
アレンが再び先生の手を握り、ペニスに誘導する。
「先も感じる場所だ。ただ敏感すぎるから加減して触れ。ほら、こうだ。」
「っは♡?!んぁあぁ~~~♡♡!」
「…それと、お前の場合は前だけじゃイケんから、後ろも同時にやれ。先程の中のシコリも同時に触るんだ。…ああ、今日は俺がやってやる」
「ひっ♡♡あはぁぁーーー♡♡♡!」
アレンの指が先生の後ろ刺激したのだろう。今までと比べものにならない甘い声が森の中を木霊した。
先生は、先程までアレンを警戒していたと思えない程にアレンの膝の上でドロドロに溶け、アレンの胸に全てを預け、アレンの手から与えられる優しい快感を享受している。
ルランドにされている時とは大違いの安心し切った溶け方だ…。
まるでこの男が自分に危害を加えないと本能で分かっているかのように。
「アレン…ああ♡そこ、ぎもちぃ…♡きもちぃ…♡はぁ…はぁ…」
「ああ、気持ちいいな…。うん、そうだ、上手いぞファガス。もう少し前を強くできるか?そうだ、両手使え。」
今やアレンが配慮して隠していたペニスは、先生の手の動きで完全に露出してしまい、チェリーのような色の先生のペニスはすっかり露わになってしまっている。
拙い手の動きで先生が先を捏ね、根本を扱く。後ろをアレンが優しく捏ねる。
「ひっ…♡はぁ…、ああ♡アレン♡アレン♡アアッ…♡だめぇ…♡ああ、、気持ちぃ♡」
快感を示す言葉も以前より拙くて、可愛らしい。切ないのか、ただただアレンの名を呼んでいる。
「…ああ、俺はここに居る。安心して気持ち良くなっていい。」
先生の、自然に尖っていく口元は、本能から口付けを求めている。
アレンもそれに気付いている様だが、それでも口付けることはせず、耐える様に先生の柔らかな髪に顔を沈めて、強く抱きしめている。
本当は自身のペニスも辛い筈なのに、先生を怖がらせないよう、腰を引いて耐えている。
「はぁ~…♡♡アレン、アレンッ…♡んあっ♡ああ、切ない、切ない…♡」
先生の頭は反り返ってアレンの胸に突き刺さり、足は何度もピンピンと空を蹴り上げる。
「ああ…♡ああ…アレン、アレン、アレン♡♡♡も、も、もうっ…♡ああ、イック♡イック♡」
昨夜ルランドに教え込まれた「イク」という表現を使い、アレンに己の状態を一生懸命に伝えている。
「ああ、ファガス、大丈夫だ。イケ、思い切りイッていい…。」
アレンの許可が降り安心したのか、先生の自身を扱く手が早く強くなる。
「ン、くぅぅぅぅ♡アレン、ああ、イク♡♡ああ、だめっ♡あっ、ああ~~もう~、、イ、イ、イッちゃうぅぅぅ♡♡♡♡!!」
ぴゅるっ♡ぴゅるぅぅっ♡
先生の先から薄い精液が溢れ落ちる。
昨夜、ルランドに散々されたので量自体は多くない。アレンは汚れた先生の手とペニスを自分の服で拭うと、先生の服を整えた。
「よしよし、上手だった。ほら、水飲め。」
先生は無言でアレンの水筒に口をつけ、ゴクゴクと水を飲んだ。
「…落ち着いたか?」
「…ああ、アレン、ありがとう…。」
「いや、こんな助けしかしてやれなくて、歯痒いのだが…。ああ、そうだ、今日はお前にこれを渡しにきたのだ。」
アレンの手には先生の大事にしていた杖と薬草の本があった。先生は僕によくその本で、様々な知識を与えてくれたものだった。
しかし、今の先生にはその記憶すらないのだ。
「…俺の親友の魔術師の物だ。お前の役に立つ。持っていろ。」
「いいのか?…その魔術師のものでは?」
「いいんだ。そいつは、今は俺の心に住んでいるから。俺が持っていても手に余る。」
「……そうか。では有り難く使わせてもらう。」
「優秀で勇気があって、底なしに優しい魔術師だった。…そいつの話をしてもいいか?」
「ああ、是非聞きたい。」
アレンが先生の髪を撫でるその指先があまりにも優しく、僕は暫く見惚れてしまった。
アレンは先生がもう逃げないと分かると、傍らの石に腰掛け、静かに語り始めた。
それは先生とアレンの過ごした日々の物語だった。
学生時代に一緒に勉強した事。初めて実習で一緒に魔物を退治した事。2人で城の衛兵になった事。魔王退治に名乗りを挙げた事。
僕も知らない話ばかりだった。
先生も興味深そうに聞いて、時には先を促した。
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しかし、そこにルランドが現れたのだ。
ルランドは、アレンと先生が並んで居る事に少し驚き、そして2人を引き離すように先生の手をひいた。
「ファガス。もう時間だ。儀式の練習をしなければならない。」
「は、はい、ルランド。
……ア、アレン、明日も続きを。是非、私に…。」
そして、先生はルランドに肩を抱き抱えられ連れて行かれてしまう。
「アレン!いいの!先生引き留めなくて…」
「…いや、出来んだろ。あいつがルランドを信頼している以上、また怖がらせちまう。」
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