半端なチート千里眼で、憧れの先生(淫紋持ち)のアヘアヘセックスを毎回覗くハメになった冴えない僕の学校日誌

ピンクくらげ

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アレンと…!

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翌日、僕はアレンを先に世界樹の元に向かわせた。アレンは不思議な顔をしてたけど、今の先生の心を救えるの僕ではなくアレンだけだから。

案の定、先生は顔を青くしてお腹をかかえ、ぐったりと世界樹に寄りかかっていた。

「!!ファガス、どうした!?」

「…ア、アレン!」

先生はアレンの顔を見た途端、その胸に抱きついた。

「どうした、ファガス…!ま、また腹が痛いのだろ?自分では上手くできなかったんだな。ま、待ってろ、今、俺が処理してやるから。」

いつもと違う様子の先生にアレンは狼狽え、自分の胸にしがみつく先生の頭をひたすら撫でてる。

「…ア、アレン、私は世界樹の巫女に等なりたくない…!」

「ファガス…。」

「アレン…、私を外に連れ出してくれないか?…足手纏いになると思うが…ピートに魔術を沢山習って強くなるから!頼む…もう日が暮れてもアレンから離れたくない…!ルランドの元に帰ったら、私は、また…」

「お、おい、ルランドに何かされてるのか?以前腹にあったのは、世界樹のものではないのか…!」

「うう…。繁殖期を過ぎた世界樹の代わりにルランドが…。白い物を毎晩腹に注がれて…子を孕めと…」

「な、何ィィ!!あの野郎っ!!今から行ってぶった斬ってやるっ!!!」

アレンは逆上し、ルランドの神殿へ向かおうとする。

僕が慌てて飛び出す前に、先生がアレン腕に縋り付いた。

「ま、待ってアレン!!ルランドの魔力は強い…アレンが居なくなったら誰が私を外に連れ出すのだ。」

「止めるな!奴はお前に大変な事をしたんだぞ…!俺が償わせてやる!」

怒りで我を忘れたアレンには先生の声も届かない…。

「アレン…私を置いていかないでくれ…、頼む…お願いだ…」

そうして、先生は、潤んだ目でアレンを見つめたまま、その花の様な唇を髭に囲まれたアレン唇にそっと付けたのだ。

「?!!!」

驚きで目を丸くしたアレンは、怒りを忘れ、固まってしまう。

「アレンが、好き…。アレンとずっと共に居たい。アレンの友の魔術師のように…。」

アレンの唇をぎこちなく啄みながら、先生が涙を流す。アレンの話に登場するのが過去の自分だとも知らないで…。

ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ

暫く鳥の声と甘いリップ音だけが辺りに響く。

しかし、アレンは固まりっぱなしで先生の告白に応える事ができず、それに気付いた先生のキスが止まる。

昨夜のショックから夢中でアレンに告白したようだが、アレンの反応に急に冷静になり、不安になったようだ。

「…ふわっ!わ、私とした事が一方的に…。すまない…!アレン…やはり、男の私など、嫌であろうな…」

急にしょんぼりしてしまった先生は、自分の袖でアレンの唇を拭こうとする。


しかしー、


その腕を、


アレンがガッシリ掴んで止めたのだ!

「い、いや、そんな事はない!!!…そんな事は断じてない!!……それより…お前こそ、こんなおっさん相手でいいのかよ…?」

「アレンがいい!アレン以外いやだ…。私をアレンのものにして欲しい…」

「……俺も、今度こそ最後までお前を護りたい。ファガス、俺と一緒に来い…。今度は、怒りで我を忘れるヘマはしない…。」

そう言い切ると、先生の子供のような口付けに、

漸くアレンが応えた。


顎を掴み、引き寄せ、

舌先で唇をそっとなぞり、下と上の唇を交互に喰む。

そうして、最後に全てを口に含んでしまう。

呼吸の度に先生の唇が離れても、追い、また吸い直す。

舌先を先生の中に入り込ませ、口内で怯える舌を絡めとり、暖かな唾液を吸い込む。

ちゅぅぅ♡じゅっ…♡じゅうぅぅ…♡ちゅぷっ♡ちゅぷぅ♡♡♡

「んっ♡ふぐぅぅっ…♡♡んぐぅーーー”♡♡ふっ…♡ン”ン”ーーーーー♡」



ああ、だめだ、アレン…!急にそんな大人のキスをしたら、子供脳の先生が驚いてしまう。

「ン”~~~~~~~~~ ♡♡♡♡!?!!」

案の定、呼吸も上手くできない先生は唇が離れた途端クテッと脱力してしまった。

「ああ!す、すまん!ファガス、こ、怖がらせてしまったか?!」

「ん…いや…♡…はぁ♡そ、そのような大人のキスは、は、初めてだったから…腰が抜けてしまったようだ…。」

「す、すまん。お前相手には、加減ができねえんだ…。」

心なしか先生の股間が膨らんでいるのをアレンはなるべく見ないようにして、唇を引き締めた。

「逃げれたら後でいっぱいしてやる…。だが、今はルランドから逃げないと。ファガス、ここで少し休んでいろ。俺は逃げる準備をする。…おい、ピート、ファガスを見ててくれ!」

陰で覗いていた事はバレバレで、僕は急いで2人の元にかけつけた。

「ピート、まだ術で3人は飛ばせねーだろ?馬車を見繕ってくる。ファガスが立てるようになったら村の出口まで来い」

「ええ…!!い、今から馬車を?!大丈夫なのアレン!」

「…なんとかするしかねーだろ。」

そう言って走り去っていった。


アレンは、いつもヘラヘラしているようで、結局のところすごく頼りになるのだ。

アレンは、先生のプレゼント探しをしながらも、いつの間にかエルフの村で顔を売っていたのだ。

馴染みの闇道具屋に急ぎ向かったアレンは、自分の鎧をカウンターの上にドカンと置いた。

「おい、親父頼みがある。何も聞かずに俺の鎧を買ってくれ。」

「おや、アレンの旦那。あんたの鎧なら上等だ。紋章の所には金も使われてる。すぐ買い手も付くだろう。しかし、その自慢の品を売っちまってもいいのか?」

確かにアレンの鎧は魔王を倒し、ナイトの称号を授かった時に王様から貰った名誉ある品だ。

アレンの歴史が全て詰まっている。

「いや、いいんだ。それよりその金で、急ぎ馬車が欲しい。用意できるか?」

「あ、ああ。あんたの頼みならいくらでも聞いてやりてーが…記憶喪失の恋人さん絡みか?…悪い事は言わねえ、ルランドを敵に回すんじゃない。…」

「…記憶を無くしても、再び頼ってくれたんだ。こんな男冥利に尽きることはねーんだ。やらなきゃ男じゃねーよ…。」

「はは、あんたらしいな。外の馬車持ってけ。あんたが行っちまったら、村の娘達が寂しがるなぁ。」

「エルフの娘は俺には荷が重い。なんせ、愛した人間1人まともに護れないんだからな…」

「今から護ってやるんだろ?無事を祈るぜ。」

「ああ、ありがとな!」

アレンは静かに闇道具に別れを告げ、外にあった馬車に乗り込んだ。それは立派な馬車で、急ぎ手に入れた物としては十分過ぎる品だった。

アレンは初めて操る馬も早々に手懐け、馬車を走らせる。長年、城の騎士団長として馬に乗ってきたのだ。馬に乗るアレンは絵画の様に美しく凛々しい。

先生の目の前に早速と現れたアレンは、まさに白馬の王子そのものだった。

「「アレン!!」」

「ピート!ファガス乗れ!ルランドが気付く前に突っ走るぞ!」

「うん!」

先生と僕はアレンの場所に乗り込み、エルフの村を後にした。

ルランドがいつも先生を迎えにくるまであと数時間はある。かなり距離を稼げる筈だ。
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