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18歳の秋 同棲生活(書き下ろし)
引っ越し
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あれから一か月が経ち、とうとう僕とスルトとピーターがエドガーのマンションに引っ越す日が来た。家具はもう設置完了してるってエドガーが言ってた(2週間前に高級家具屋に連れて行かれて、目玉飛び出る値段の家具をエドガーが僕たちの全員分買ってくれた)。
部屋割りに関しては、結局僕はスルトの部屋の隣になった。理由は単純に広くて部屋の形がお洒落だったからだ。景色も良かったし。それを聞いたスルトは泣いて喜んだし、エドガーは部屋3を自分の部屋に変えると言ってきかなかった。大げんかしてもお互い折れなかった。最終的にとった手段は…僕を一晩で何回イかせられるかを競って決めた。あほやん。
普段だったら、正直に言うとエドガーの方がイかされる回数多いんだけど。その日はたまたま発情期が近くて、スルトのαちんこにめちゃくちゃ弱くなってた日だった。ちんこ挿れられるたびに射精しちゃうし、奥突かれる度に中イきしちゃってあの日はスルトの圧勝だった。それで、エドガーは部屋3をスルトに譲ることになってしまったという…。時期的にスルトが圧倒的有利だったとしても文句を言わないエドガーに正直惚れ直しちゃった。エドガーのそういうところが好きなんだよなあ。
「圭吾~!!瑛弥くん迎えに来てくれたよー!!」
「はーい!!」
荷物を持って階段を降りると、母さんと父さんが玄関で待ってた。ちょっと寂しそうな顔をしてて、僕も胸がきゅってなった。
「たまには帰ってきなさいよね?」
「うん」
「たまには電話するんだぞ。あと瑛弥くんに迷惑かけないように」
「うん」
「彗斗くんと秀汰くんにもよろしくね!!はい、これ手土産用意しといたから!」
「ありがとう。…じゃ、またね」
「圭吾~…。元気でね。しっかりご飯食べるのよ」
涙目の母さんがそう言ってハグをした。やめてよ。僕まで泣きそうになるじゃん。唇を噛んでると、父さんが僕の頭をぽんぽんと撫でる。
「圭吾。体に気を付けろよ。あとちゃんと月に1回病院に行くんだぞ。抑制剤を切らさないように。お前、だんだん匂いが濃くなってるから…」
「うん。気を付ける。…じゃ、もう行くよ」
母さんと父さんが玄関まで見送ってくれる。二人を見たエドガーとピーターが車から出て挨拶をした。そうしてるうちにスルトも来て、僕たちは車に乗ってタワマンへ向かった。
◇◇◇
「はい、今日から君たちの新居だよ」
タワマンに到着し、玄関のドアを開けながらエドガーが言った。き、今日から僕、こんな都心のタワマン最上階に住むんだ…!すごーーー!!
今まで何度か来たことがあったのに、自分の住まいになったと思ったら見え方が全く違ってくる。っていうかめっちゃテンション上がる!僕は我先にと中に入ってわーわーきゃーきゃー騒ぎながら走り回った。
「ここが今日から僕の家!!ここが今日から僕の家ーーー!!!」
「なんだ今日のケーゴは一段とテンションが高いな」
「嬉しいなあ。僕の家に住めてそんなに嬉しいのかぁ」
「ケイゴは本当にかわいらしいですねえ」
「ケーゴ。ケーゴの部屋に入ってごらん」
「いいの?!」
「もちろんいいよ。今日から君の部屋なんだから」
「やった!!」
「俺も自分の部屋に荷物を置いてくる」
「俺も置いてきます!」
僕、スルト、ピーターがそれぞれの部屋に向かう。エドガーはにこにこしながら僕についてきた。
「家具のレイアウトとか、結構こだわったんだ。気に入ってもらえると嬉しい」
「そうなの?!早く見たい!開けるよ!」
「どうぞ」
わくわくしながらドアを開けて明かりを付ける。
「わぁ…!」
そこには僕が選んだデスクやローテーブル、ソファ、テレビ、本棚…そしてやたらでかいベッド(エドガーとスルトが選んだ)が設置されていた。おしゃれなカーペットが敷いてあったり、観葉植物まで飾られてる!なんだこれ!これが僕だけの部屋?!
「最高なんですけど!!!」
「気に入った?」
「すんごく!!」
「よかった。ケーゴ来て」
エドガーがカーテンのそばまで歩き手招きした。僕もそこまで行くと、僕の肩を抱きながらカーテンを開いた。この部屋は景色が見えるところの壁が一面窓になっている。それにバルコニーがないから、まるで空を飛んでるみたいに見晴らしがいいんだ。都心の夜景をひとりじめってやつだ。
「わぁ…!」
「ここから見える夜景綺麗だよね」
「綺麗!!」
「ケーゴがこの部屋を選んでくれて嬉しい」
「えへへ」
「なぜだと思う?」
「? 一番見晴らしがいいからでしょ?」
「ちがうよ」
「わっ!」
エドガーがうしろから抱きつき、僕のシャツのボタンを外しはじめた。
「ちょ、エドガー。なにすんのっ」
「別になにもしてないよ」
「してるしっ…」
顔を引き寄せられて唇が重なる。舌を絡めながら、エドガーは僕のズボンを下ろして貞操帯を外した。キスをしているうちに反応した僕のものを握り、優しく動かす。
「ちょっ…エドガー…。やめてよこんなとこで…」
「どうして。君の部屋の中じゃないか」
「だってこんな外から丸見えの場所で…はっ」
言葉の途中で僕はエドガーの考えてることを100パーセント理解した。震えながら窓を見ると、変態めいた笑みを浮かべてるエドガーが反射して映ってる。こいつまじ…。
「…外から丸見えのところでえっちなことできるから嬉しいの…?」
「うん」
「明日一緒に脳外科行こ?」
「明日はずっとケーゴとこの部屋にいる」
「……」
「さ、ケーゴ。この夜景に向かって射精させてあげる」
「……」
「大丈夫だよ。ここは最上階だから誰にも見られない。あそこのビルから望遠鏡で見られていない限りね。ふふっ」
「…ぎゃーーーー!!!スルト!ピータァアァァ!!!助けてぇぇっ!!変態に襲われてます!!今僕クソエロ変態ドイケメンに襲われてますぅぅぅぅっ!!!ぎゃぁぁっ!!」
部屋割りに関しては、結局僕はスルトの部屋の隣になった。理由は単純に広くて部屋の形がお洒落だったからだ。景色も良かったし。それを聞いたスルトは泣いて喜んだし、エドガーは部屋3を自分の部屋に変えると言ってきかなかった。大げんかしてもお互い折れなかった。最終的にとった手段は…僕を一晩で何回イかせられるかを競って決めた。あほやん。
普段だったら、正直に言うとエドガーの方がイかされる回数多いんだけど。その日はたまたま発情期が近くて、スルトのαちんこにめちゃくちゃ弱くなってた日だった。ちんこ挿れられるたびに射精しちゃうし、奥突かれる度に中イきしちゃってあの日はスルトの圧勝だった。それで、エドガーは部屋3をスルトに譲ることになってしまったという…。時期的にスルトが圧倒的有利だったとしても文句を言わないエドガーに正直惚れ直しちゃった。エドガーのそういうところが好きなんだよなあ。
「圭吾~!!瑛弥くん迎えに来てくれたよー!!」
「はーい!!」
荷物を持って階段を降りると、母さんと父さんが玄関で待ってた。ちょっと寂しそうな顔をしてて、僕も胸がきゅってなった。
「たまには帰ってきなさいよね?」
「うん」
「たまには電話するんだぞ。あと瑛弥くんに迷惑かけないように」
「うん」
「彗斗くんと秀汰くんにもよろしくね!!はい、これ手土産用意しといたから!」
「ありがとう。…じゃ、またね」
「圭吾~…。元気でね。しっかりご飯食べるのよ」
涙目の母さんがそう言ってハグをした。やめてよ。僕まで泣きそうになるじゃん。唇を噛んでると、父さんが僕の頭をぽんぽんと撫でる。
「圭吾。体に気を付けろよ。あとちゃんと月に1回病院に行くんだぞ。抑制剤を切らさないように。お前、だんだん匂いが濃くなってるから…」
「うん。気を付ける。…じゃ、もう行くよ」
母さんと父さんが玄関まで見送ってくれる。二人を見たエドガーとピーターが車から出て挨拶をした。そうしてるうちにスルトも来て、僕たちは車に乗ってタワマンへ向かった。
◇◇◇
「はい、今日から君たちの新居だよ」
タワマンに到着し、玄関のドアを開けながらエドガーが言った。き、今日から僕、こんな都心のタワマン最上階に住むんだ…!すごーーー!!
今まで何度か来たことがあったのに、自分の住まいになったと思ったら見え方が全く違ってくる。っていうかめっちゃテンション上がる!僕は我先にと中に入ってわーわーきゃーきゃー騒ぎながら走り回った。
「ここが今日から僕の家!!ここが今日から僕の家ーーー!!!」
「なんだ今日のケーゴは一段とテンションが高いな」
「嬉しいなあ。僕の家に住めてそんなに嬉しいのかぁ」
「ケイゴは本当にかわいらしいですねえ」
「ケーゴ。ケーゴの部屋に入ってごらん」
「いいの?!」
「もちろんいいよ。今日から君の部屋なんだから」
「やった!!」
「俺も自分の部屋に荷物を置いてくる」
「俺も置いてきます!」
僕、スルト、ピーターがそれぞれの部屋に向かう。エドガーはにこにこしながら僕についてきた。
「家具のレイアウトとか、結構こだわったんだ。気に入ってもらえると嬉しい」
「そうなの?!早く見たい!開けるよ!」
「どうぞ」
わくわくしながらドアを開けて明かりを付ける。
「わぁ…!」
そこには僕が選んだデスクやローテーブル、ソファ、テレビ、本棚…そしてやたらでかいベッド(エドガーとスルトが選んだ)が設置されていた。おしゃれなカーペットが敷いてあったり、観葉植物まで飾られてる!なんだこれ!これが僕だけの部屋?!
「最高なんですけど!!!」
「気に入った?」
「すんごく!!」
「よかった。ケーゴ来て」
エドガーがカーテンのそばまで歩き手招きした。僕もそこまで行くと、僕の肩を抱きながらカーテンを開いた。この部屋は景色が見えるところの壁が一面窓になっている。それにバルコニーがないから、まるで空を飛んでるみたいに見晴らしがいいんだ。都心の夜景をひとりじめってやつだ。
「わぁ…!」
「ここから見える夜景綺麗だよね」
「綺麗!!」
「ケーゴがこの部屋を選んでくれて嬉しい」
「えへへ」
「なぜだと思う?」
「? 一番見晴らしがいいからでしょ?」
「ちがうよ」
「わっ!」
エドガーがうしろから抱きつき、僕のシャツのボタンを外しはじめた。
「ちょ、エドガー。なにすんのっ」
「別になにもしてないよ」
「してるしっ…」
顔を引き寄せられて唇が重なる。舌を絡めながら、エドガーは僕のズボンを下ろして貞操帯を外した。キスをしているうちに反応した僕のものを握り、優しく動かす。
「ちょっ…エドガー…。やめてよこんなとこで…」
「どうして。君の部屋の中じゃないか」
「だってこんな外から丸見えの場所で…はっ」
言葉の途中で僕はエドガーの考えてることを100パーセント理解した。震えながら窓を見ると、変態めいた笑みを浮かべてるエドガーが反射して映ってる。こいつまじ…。
「…外から丸見えのところでえっちなことできるから嬉しいの…?」
「うん」
「明日一緒に脳外科行こ?」
「明日はずっとケーゴとこの部屋にいる」
「……」
「さ、ケーゴ。この夜景に向かって射精させてあげる」
「……」
「大丈夫だよ。ここは最上階だから誰にも見られない。あそこのビルから望遠鏡で見られていない限りね。ふふっ」
「…ぎゃーーーー!!!スルト!ピータァアァァ!!!助けてぇぇっ!!変態に襲われてます!!今僕クソエロ変態ドイケメンに襲われてますぅぅぅぅっ!!!ぎゃぁぁっ!!」
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