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20歳の冬 就活(※)
リハビリ
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キスをしたり首元に吸い付いたりしながら、スルトの手が僕の体をまさぐる。胸や腰を思う存分撫でまわしたあと、(スルトにしては珍しく)おそるおそる僕のかたくなったものに手を添えた。
「っ…」
「…反応はするのだな。俺に抱かれたいと思ってくれているのか」
「…言い方がいやだ」
「すまん。抱いていいんだな」
僕は答えずに目を逸らして頷いた。スルトは困ったような、安心したような表情で小さく笑う。上体を起こしたかと思えば、僕のものをぱくりと咥えこんだ。
「あっ…!」
咥えたかと思えば激しく手を動かしながら舐めまわす。音を立ててむさぼるように舐めるからいつも以上に恥ずかし。…し、めちゃくちゃ気持ちいい。
「ス、スルト…っ、んっ…そんな音たてないでよ恥ずかしいっ…」
「知るか。こっちは4日ぶりのケーゴなんだぞ。ああ、ここからケーゴの匂いがする…っ!」
「きもっちわる…。ちょっ…!ちんこに鼻くっつけてスーハーすんなぁ!!」
「相変わらずうるさいやつだな。…まあ、その方がいいが」
「んっ…、んんっ…」
スルトは僕のそれを隅々までいじくりまわした。夢中になってしゃぶりつくスルトが可愛く見えてくる僕はもう重症だ…。
「…っ、スルト…っ、出そっ…」
「好きなだけ出せ」
「んっ…!」
ゾクゾクとなにかがこみ上げてきて、スルトの口内に精液を注ぎ込む。スルトは嬉しそうにそれを一滴残らず飲み込んで、白い液体が垂れている唇を指で拭った。
「うまい」
「精液は飲み物ではありません」
「さて、では次は俺がお前に気持ち良くしてもらおうか。…挿れていいか?」
「…聞かなくていい、そんなこと」
「そうか」
指でほぐしたあと、スルトが僕に覆いかぶさる。スルトの顔は少しこわばっている。…エドガーから僕の中のこと聞いたのかな。僕も少し、こわい。スルトは深呼吸をしてから、かたくなったものを僕に当てた。
「挿れるぞ」
「…うん」
ゆっくりとスルトのものが中に入ってくる。
「…どうだ?」
「……エドガーのよりは、入ってるの分かる」
「俺でもその程度か…」
「…い、いやになった…?」
「なるわけないだろう。俺は今までと同じように気持ちがいいしな。…すこし、いや完全に形は変わっているが」
「ごめんなさい…」
「謝るな。俺はしめっぽいセックスは嫌いだ。こうなる覚悟は昨日からしていた。それでも俺はお前と体を重ねたい。いいか?」
「うん…。ありがとう、スルト…」
「ふん。素直なお前は慣れないな。…動くぞ」
「ん」
その後、スルトは僕の上で激しく腰を動かした。喘ぎ声ひとつ漏らさない僕を見る目はとても悲しそうだった。それでもスルトは僕を前から抱いてくれた。僕の中は感じることはできないけれど、スルトのキスと愛撫はとても気持ち良かったし、僕で感じてくれているスルトを見れて、幸せに感じた。
「っ…」
「…反応はするのだな。俺に抱かれたいと思ってくれているのか」
「…言い方がいやだ」
「すまん。抱いていいんだな」
僕は答えずに目を逸らして頷いた。スルトは困ったような、安心したような表情で小さく笑う。上体を起こしたかと思えば、僕のものをぱくりと咥えこんだ。
「あっ…!」
咥えたかと思えば激しく手を動かしながら舐めまわす。音を立ててむさぼるように舐めるからいつも以上に恥ずかし。…し、めちゃくちゃ気持ちいい。
「ス、スルト…っ、んっ…そんな音たてないでよ恥ずかしいっ…」
「知るか。こっちは4日ぶりのケーゴなんだぞ。ああ、ここからケーゴの匂いがする…っ!」
「きもっちわる…。ちょっ…!ちんこに鼻くっつけてスーハーすんなぁ!!」
「相変わらずうるさいやつだな。…まあ、その方がいいが」
「んっ…、んんっ…」
スルトは僕のそれを隅々までいじくりまわした。夢中になってしゃぶりつくスルトが可愛く見えてくる僕はもう重症だ…。
「…っ、スルト…っ、出そっ…」
「好きなだけ出せ」
「んっ…!」
ゾクゾクとなにかがこみ上げてきて、スルトの口内に精液を注ぎ込む。スルトは嬉しそうにそれを一滴残らず飲み込んで、白い液体が垂れている唇を指で拭った。
「うまい」
「精液は飲み物ではありません」
「さて、では次は俺がお前に気持ち良くしてもらおうか。…挿れていいか?」
「…聞かなくていい、そんなこと」
「そうか」
指でほぐしたあと、スルトが僕に覆いかぶさる。スルトの顔は少しこわばっている。…エドガーから僕の中のこと聞いたのかな。僕も少し、こわい。スルトは深呼吸をしてから、かたくなったものを僕に当てた。
「挿れるぞ」
「…うん」
ゆっくりとスルトのものが中に入ってくる。
「…どうだ?」
「……エドガーのよりは、入ってるの分かる」
「俺でもその程度か…」
「…い、いやになった…?」
「なるわけないだろう。俺は今までと同じように気持ちがいいしな。…すこし、いや完全に形は変わっているが」
「ごめんなさい…」
「謝るな。俺はしめっぽいセックスは嫌いだ。こうなる覚悟は昨日からしていた。それでも俺はお前と体を重ねたい。いいか?」
「うん…。ありがとう、スルト…」
「ふん。素直なお前は慣れないな。…動くぞ」
「ん」
その後、スルトは僕の上で激しく腰を動かした。喘ぎ声ひとつ漏らさない僕を見る目はとても悲しそうだった。それでもスルトは僕を前から抱いてくれた。僕の中は感じることはできないけれど、スルトのキスと愛撫はとても気持ち良かったし、僕で感じてくれているスルトを見れて、幸せに感じた。
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