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第三章
オナニーしてるとこ見られました。
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◇◇◇
マリカちゃんと付き合い始めて一カ月が経った。今のところ俺たちは順調だ。マリカちゃんは浮気している様子はないし、俺と過ごす時間を楽しんでくれているように思う。
俺も、マリカちゃんと一緒にいるのが徐々に楽しくなっている。
マリカちゃんとは、週に一、二回、一緒に晩ごはんを食べている。だいたいがマリカちゃんの一人住まい先で食べて、そのあとはセックスをしてから帰るか、泊まって朝は一緒に大学に行くかのどっちかって感じ。まあ、だいたいはその日のうちに帰る。
「ただいまー」
「おー、おかえり、爽。今日は帰ってきたんだな」
「おう」
「晩メシは食ってきたのかー?」
「食ってきたー」
「りょー。じゃあ俺食うわー」
「おー」
俺がシャワーから出たときも、大地はのろのろとテレビを眺めながらメシを食っていた。俺はそんな大地のうしろを通り、自分の部屋に戻る。
今では、晩ごはんを食べたあとも、大地が体をすり寄せることはない。始めはそれに凹んでいた(なんで凹んでんだ?)んだが、さすがに一カ月も経てばもう慣れた。というか凹まないようにさっさと自分の部屋に戻るようにしている。
「ふ……っ、」
マリカちゃんとヤッた日は、どうしても体が疼いてしまう。
ちんこだけの快感は焦らされているのと同じ。
下で気持ちよさそうに体をくねらせているマリカちゃんを見ると、俺はどうしようもなく抱かれたくなる。抱く側じゃなくて、抱かれる側になりたくなる。
マリカちゃんとヤッたその日のうちに、自分の部屋で自分のケツに指を挿れてよがっている俺を見たら、きっとマリカちゃんに幻滅されるだろうなぁ。
「あー……、全然足りねえ……っ」
自分の指じゃ奥まで届かねえ。気持ちいいところを押し上げるのも難しいし、やっぱりそんなに気持ち良くない。それでもこの疼きをおさめるためには、自分でやるしかねえからな……。
自分でケツをいじるとき、目を瞑ると最後にヤッた日の大地が思い浮かぶ。
全然忘れられてねえって? 当り前だろうが。忘れられるわけねえだろあんな快感。それでも自分の指で我慢しているんだから褒めてほしいくらいだ。
「んっ……うぅ……」
虚しすぎる。マリカちゃんへの罪悪感も相まって最悪の気分。全然満足できねえし。
「……大地ぃ……っ」
……大地のちんこ欲しい……。
「彼女がいるときは一人でしねえんじゃなかったのか?」
「!?」
突然背後から声がして、俺はケツを突き出したまま頭だけ振り返った。
ドアの前には、口元を押さえている大地がいた。
「だっ、だだだ、だっ……」
「……」
大地は気まずそうに、四つん這いになってケツに指を突っ込んだままの俺をチラりと見て、すぐに目を逸らす。
俺は慌てて布団を体に巻き付け、ベッドの隅で縮こまった。
「おまっ、おまっ……な、なんで勝手に……っ、かっ……勝手に入ってくんなぁぁぁっ!」
「だって……隣の部屋で俺の名前呼びながら喘いでるお前の声聞こえてきたから、つい……」
「きっ!? き、ききき、聞こえっ……!?」
「おう。実はずっと聞こえてたぞ。二週間くらい前からやり始めただろ、それ」
「あばばばば……」
「今まで我慢してたのを褒めてもらいたいくらいだ、全く……」
大地はため息をついて俺のベッドに座った。そしてちょいちょいと手招きする。
「ほら、来いよ。手伝ってやる」
「は……っ!?」
「ケツ、物足りねえんだろ? 俺が覚え込ませちまったせいだし――」
えっ!? 大地にケツいじってもらえるの!? うそん、やったー――……
「いやダメだろっ!? お、俺、彼女いるし……!」
誘惑に負けるな、俺!? 俺にはマリカちゃんという彼女がいるんだからな!? 相手が男であっても他のヤツとヤルのはいかん!
俺の気持ちを察した大地は、小さく笑った。
「大丈夫だって。ヤラねえよ」
「へ……?」
「指でケツいじってやるだけ。もちろん挿れねえし、キスもしねえ。ただお前のケツ欲満たすだけ」
「……」
「俺の指はただのアナルプラグ。単なるオナニーの道具。な?」
「……お、お前はそれでもいいのか……?」
「おう。さっきも言ったけど、お前がそうなっちまったの、俺のせいだしさ。そのお詫び? アフターケア?」
大地の指はただのアナルプラグ……。単なるオナニーの道具……?
「……これは、浮気になんねえ……?」
「なんねえだろ。ただのオナニーなんだから」
本当はなんか違うって分かっていた。でも俺は……騙されたフリをして、流されることにした。
四つん這いになった俺のケツに、そっと大地の指が差し込まれる。
「んんん……っ!」
ダメだ。気持ちいい。自分の指と全然違う。俺の知っている快感だ。
「ひゅー。すっげー。指入れただけでビックビク」
「うっ、うるえぇぇ……っ」
こいつの指、ほんとヤバい。腰くねっちまう。
「俺の指、気持ちいいだろ」
「べっ……べつにぃっ……っ、ぅっ、あぁ……っ」
「俺、お前の好きなとこ全部知ってっから」
「あぁっ!! うぅぅ~……っ、んんー……っ」
指、気持ちいけど、指だけじゃ……物足りねえ……。
挿れられてえ……大地のちんこぉぉぉ……。
マリカちゃんと付き合い始めて一カ月が経った。今のところ俺たちは順調だ。マリカちゃんは浮気している様子はないし、俺と過ごす時間を楽しんでくれているように思う。
俺も、マリカちゃんと一緒にいるのが徐々に楽しくなっている。
マリカちゃんとは、週に一、二回、一緒に晩ごはんを食べている。だいたいがマリカちゃんの一人住まい先で食べて、そのあとはセックスをしてから帰るか、泊まって朝は一緒に大学に行くかのどっちかって感じ。まあ、だいたいはその日のうちに帰る。
「ただいまー」
「おー、おかえり、爽。今日は帰ってきたんだな」
「おう」
「晩メシは食ってきたのかー?」
「食ってきたー」
「りょー。じゃあ俺食うわー」
「おー」
俺がシャワーから出たときも、大地はのろのろとテレビを眺めながらメシを食っていた。俺はそんな大地のうしろを通り、自分の部屋に戻る。
今では、晩ごはんを食べたあとも、大地が体をすり寄せることはない。始めはそれに凹んでいた(なんで凹んでんだ?)んだが、さすがに一カ月も経てばもう慣れた。というか凹まないようにさっさと自分の部屋に戻るようにしている。
「ふ……っ、」
マリカちゃんとヤッた日は、どうしても体が疼いてしまう。
ちんこだけの快感は焦らされているのと同じ。
下で気持ちよさそうに体をくねらせているマリカちゃんを見ると、俺はどうしようもなく抱かれたくなる。抱く側じゃなくて、抱かれる側になりたくなる。
マリカちゃんとヤッたその日のうちに、自分の部屋で自分のケツに指を挿れてよがっている俺を見たら、きっとマリカちゃんに幻滅されるだろうなぁ。
「あー……、全然足りねえ……っ」
自分の指じゃ奥まで届かねえ。気持ちいいところを押し上げるのも難しいし、やっぱりそんなに気持ち良くない。それでもこの疼きをおさめるためには、自分でやるしかねえからな……。
自分でケツをいじるとき、目を瞑ると最後にヤッた日の大地が思い浮かぶ。
全然忘れられてねえって? 当り前だろうが。忘れられるわけねえだろあんな快感。それでも自分の指で我慢しているんだから褒めてほしいくらいだ。
「んっ……うぅ……」
虚しすぎる。マリカちゃんへの罪悪感も相まって最悪の気分。全然満足できねえし。
「……大地ぃ……っ」
……大地のちんこ欲しい……。
「彼女がいるときは一人でしねえんじゃなかったのか?」
「!?」
突然背後から声がして、俺はケツを突き出したまま頭だけ振り返った。
ドアの前には、口元を押さえている大地がいた。
「だっ、だだだ、だっ……」
「……」
大地は気まずそうに、四つん這いになってケツに指を突っ込んだままの俺をチラりと見て、すぐに目を逸らす。
俺は慌てて布団を体に巻き付け、ベッドの隅で縮こまった。
「おまっ、おまっ……な、なんで勝手に……っ、かっ……勝手に入ってくんなぁぁぁっ!」
「だって……隣の部屋で俺の名前呼びながら喘いでるお前の声聞こえてきたから、つい……」
「きっ!? き、ききき、聞こえっ……!?」
「おう。実はずっと聞こえてたぞ。二週間くらい前からやり始めただろ、それ」
「あばばばば……」
「今まで我慢してたのを褒めてもらいたいくらいだ、全く……」
大地はため息をついて俺のベッドに座った。そしてちょいちょいと手招きする。
「ほら、来いよ。手伝ってやる」
「は……っ!?」
「ケツ、物足りねえんだろ? 俺が覚え込ませちまったせいだし――」
えっ!? 大地にケツいじってもらえるの!? うそん、やったー――……
「いやダメだろっ!? お、俺、彼女いるし……!」
誘惑に負けるな、俺!? 俺にはマリカちゃんという彼女がいるんだからな!? 相手が男であっても他のヤツとヤルのはいかん!
俺の気持ちを察した大地は、小さく笑った。
「大丈夫だって。ヤラねえよ」
「へ……?」
「指でケツいじってやるだけ。もちろん挿れねえし、キスもしねえ。ただお前のケツ欲満たすだけ」
「……」
「俺の指はただのアナルプラグ。単なるオナニーの道具。な?」
「……お、お前はそれでもいいのか……?」
「おう。さっきも言ったけど、お前がそうなっちまったの、俺のせいだしさ。そのお詫び? アフターケア?」
大地の指はただのアナルプラグ……。単なるオナニーの道具……?
「……これは、浮気になんねえ……?」
「なんねえだろ。ただのオナニーなんだから」
本当はなんか違うって分かっていた。でも俺は……騙されたフリをして、流されることにした。
四つん這いになった俺のケツに、そっと大地の指が差し込まれる。
「んんん……っ!」
ダメだ。気持ちいい。自分の指と全然違う。俺の知っている快感だ。
「ひゅー。すっげー。指入れただけでビックビク」
「うっ、うるえぇぇ……っ」
こいつの指、ほんとヤバい。腰くねっちまう。
「俺の指、気持ちいいだろ」
「べっ……べつにぃっ……っ、ぅっ、あぁ……っ」
「俺、お前の好きなとこ全部知ってっから」
「あぁっ!! うぅぅ~……っ、んんー……っ」
指、気持ちいけど、指だけじゃ……物足りねえ……。
挿れられてえ……大地のちんこぉぉぉ……。
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