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一
串刺しと掃除
しおりを挟む教室の床を後ろから犯されながら自分のタオルで拭いて掃除をする。
「舐めて掃除しろ」と、初めは言われたが、上級生達が「今から使うのに汚ぇだろ」と、文句を言うから免れた。
「汚い」と、言うが既に汚い身体じゃないのだろうか。
啼きながら掃除して絶頂が近くなれば力を失った欲は勢いもなくぽたぽたと落ちてまた、床を汚すをループする。
「随分とお口の方、上達したよね」
調教の賜物と前に露出したソレを「咥えて」と命令されて咥える。
前と後ろを出し入れされて本当に串刺しにされた気分だった。
犯されながらお尻を叩かれて痛い。
ヒートでもない日なのに感覚はそれに似てるほど発情している。
一人が終われば交代とばかりに次が来て欲を促される。
出なくなった前の代わりに後ろだけでイク。
全ての授業が終われば教員は教室に戻ってこない。
きっと知っている。
見て見ぬふりをしているんだ。
ーーーーーーーー
「おう、今日は遅かったな」
終わった後、ベタベタしたものをある程度、拭き取ってから重い腰で屋上へとやって来た。
随分と手酷くやられたものだと先輩は笑う。
「お前さ·····」
何で大人しく従ってんの?と、言われた。
画像と動画を撮られて流されたくなければ言う事聞けと、言われているからだ。
「ふーん」
そう言って先輩はペットボトルのお茶を飲む。
「お前もたいへんねぇ」
等と言って他人事。
まぁ、他人事なんだけど。
「本当にこのままでいいって思ってんの?」
思っていない。
けれど、クラス全員が自分の事をもう人扱いなんてしていない。
だから自殺しようとしたのにこの先輩と出会ってしまった。
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