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2人の約束(穏やかDom×誘惑に弱いSub)
帰宅
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「た、だいま……」
静かにドアを開け中を覗くが、返事はない。そっとドアを閉め、鍵をかけ、靴を脱ぎきちんと揃えて、リビングへ急ぐ。
深夜に、外に響くような大きな音は出さないよう気をつけること、靴は脱いだら揃えること。雄大の教育の賜物である。
「ただい「おかえり」」
リビングのドアを開け挨拶をした途端、被せるように雄大から声がかかる。
ギギ……と声がする方にゆっくり視線を向けると、ソファにゆったりと座りながら微笑む雄大の姿があった。
「雄大…ただいま」
「うん、おかえりアキ。楽しめた?」
「……はぃ」
「それはいいことだね」
ニコッと笑った雄大に、少し気が緩み、秋良も拙い微笑みを返す。
「でもさ、言わなきゃけない事あるよね。アキ『おいで、お座り』」
コマンドに導かれるように、雄大の目の前まで行き、スっと座る。
───ぁぁぁ…怒ってる…!!
当たり前なのだが、怒っている雄大を目の前にすると身体は思うように動かなくなり、秋良は俯いてしまう。
「『目を見て』。何か言うことは?」
そろ…と顔を上げた秋良の頬に、ツーっと汗が流れる。
「……も、んげん、守れなくてすみませんでした。…雄大が、……門限に間に合うようにメッセージもくれてたのに、気づかなくて…返信も、できなくて……すみませんでした…」
「うん、そうだよね。何回目かな。今日飲みに行く前にも言っておいたよね?」
「はぃ…」
「わかった!気をつける!って言ってたよね?これが気をつけた結果なのかな」
何も言えずまた俯いた秋良の目は潤み始めていた。
「ごめんなさ…「よかったね、アキ。今日が金曜日で」」
謝罪の言葉を遮られ、放たれた雄大の言葉に秋良は更に顔を青ざめた。
静かにドアを開け中を覗くが、返事はない。そっとドアを閉め、鍵をかけ、靴を脱ぎきちんと揃えて、リビングへ急ぐ。
深夜に、外に響くような大きな音は出さないよう気をつけること、靴は脱いだら揃えること。雄大の教育の賜物である。
「ただい「おかえり」」
リビングのドアを開け挨拶をした途端、被せるように雄大から声がかかる。
ギギ……と声がする方にゆっくり視線を向けると、ソファにゆったりと座りながら微笑む雄大の姿があった。
「雄大…ただいま」
「うん、おかえりアキ。楽しめた?」
「……はぃ」
「それはいいことだね」
ニコッと笑った雄大に、少し気が緩み、秋良も拙い微笑みを返す。
「でもさ、言わなきゃけない事あるよね。アキ『おいで、お座り』」
コマンドに導かれるように、雄大の目の前まで行き、スっと座る。
───ぁぁぁ…怒ってる…!!
当たり前なのだが、怒っている雄大を目の前にすると身体は思うように動かなくなり、秋良は俯いてしまう。
「『目を見て』。何か言うことは?」
そろ…と顔を上げた秋良の頬に、ツーっと汗が流れる。
「……も、んげん、守れなくてすみませんでした。…雄大が、……門限に間に合うようにメッセージもくれてたのに、気づかなくて…返信も、できなくて……すみませんでした…」
「うん、そうだよね。何回目かな。今日飲みに行く前にも言っておいたよね?」
「はぃ…」
「わかった!気をつける!って言ってたよね?これが気をつけた結果なのかな」
何も言えずまた俯いた秋良の目は潤み始めていた。
「ごめんなさ…「よかったね、アキ。今日が金曜日で」」
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