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遊び人の伯爵に捨てられたけど、私は恋でおかしくならないので××した。
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コーヒーショップに来た彼と
初めて恋をした
綺麗な顔と
低い声が
私をときめかせた
恋というのは
おかしくなるものだけど
私は違う
彼は伯爵だった
遊び人の伯爵
伯爵は違う女性にご執心のよう
私は
いらなくなったみたい
いらないって
はっきり
声が耳に突き刺さる
そうか
いらないなら
しかたない
私は恋でおかしくならない
だから
伯爵のあとを追った
どんな生活を送っていらっしゃるのか
そう思っただけ
気づいたら
伯爵は倒れていた
血
血が地面に広がっている
となりの女性が
くすくすと笑う
ざまあみろね、ありがとう、彼をころしてくれて
彼はもう手遅れ、でもしょうがないのよ、遊び人だから
いろんな人の心を殺したから、しょうがないの
女性の赤い三日月のような口元
血と同じ色
女性は
私の肩をとんとんと叩いた
労うように
私は
彼を見下ろす
おかしい
私は恋でおかしくならないのに
初めて恋をした
綺麗な顔と
低い声が
私をときめかせた
恋というのは
おかしくなるものだけど
私は違う
彼は伯爵だった
遊び人の伯爵
伯爵は違う女性にご執心のよう
私は
いらなくなったみたい
いらないって
はっきり
声が耳に突き刺さる
そうか
いらないなら
しかたない
私は恋でおかしくならない
だから
伯爵のあとを追った
どんな生活を送っていらっしゃるのか
そう思っただけ
気づいたら
伯爵は倒れていた
血
血が地面に広がっている
となりの女性が
くすくすと笑う
ざまあみろね、ありがとう、彼をころしてくれて
彼はもう手遅れ、でもしょうがないのよ、遊び人だから
いろんな人の心を殺したから、しょうがないの
女性の赤い三日月のような口元
血と同じ色
女性は
私の肩をとんとんと叩いた
労うように
私は
彼を見下ろす
おかしい
私は恋でおかしくならないのに
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