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溺愛されてると思っていたのに、彼はお金目当てでした。
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公爵令嬢であり、私の友達であるエステルはパーティーで子爵と出会った。
彼は友達に一目惚れしたようで、プロポーズしたという。
友達は彼にもらった指輪を私に自慢してきた。
「イケメンで優しくて私を溺愛してくれている男性から貰ったの。良いでしょう?こんなに綺麗な宝石の指輪。あなたは一生もらえないでしょうね。そんな顔では……」
「そんなに言わなくてもいいのに」
「でも、事実でしょ?彼が私に一目惚れして、プロポーズしてくれたのは私が可愛いからよ。でもあなたは……ねぇ」
ププッと笑う。
その数か月後、友達は子爵と結婚。
子爵が友達の家に婿入りした。
しかし、子爵は実は金目当てで、友達の家にあった金庫から金目の物を盗んでどこかへ行ってしまったらしい。
友達はかなり落ち込んでいた。
そして、半年後に私が結婚を報告した時、友達が、
「あんたの夫、金目当てよ」
なんて言ってきた。
「私はあなたより浮かれてないし、男を見る目があるから。しかも、私の結婚相手の家は財力あるから。金目当てで結婚しないわよ」
と言い返したら、きっと睨みつけてその場を立ち去った。
私の夫はカネ目当てでもなんでもなく、私は幸せに暮らしている。
彼は友達に一目惚れしたようで、プロポーズしたという。
友達は彼にもらった指輪を私に自慢してきた。
「イケメンで優しくて私を溺愛してくれている男性から貰ったの。良いでしょう?こんなに綺麗な宝石の指輪。あなたは一生もらえないでしょうね。そんな顔では……」
「そんなに言わなくてもいいのに」
「でも、事実でしょ?彼が私に一目惚れして、プロポーズしてくれたのは私が可愛いからよ。でもあなたは……ねぇ」
ププッと笑う。
その数か月後、友達は子爵と結婚。
子爵が友達の家に婿入りした。
しかし、子爵は実は金目当てで、友達の家にあった金庫から金目の物を盗んでどこかへ行ってしまったらしい。
友達はかなり落ち込んでいた。
そして、半年後に私が結婚を報告した時、友達が、
「あんたの夫、金目当てよ」
なんて言ってきた。
「私はあなたより浮かれてないし、男を見る目があるから。しかも、私の結婚相手の家は財力あるから。金目当てで結婚しないわよ」
と言い返したら、きっと睨みつけてその場を立ち去った。
私の夫はカネ目当てでもなんでもなく、私は幸せに暮らしている。
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