29 / 90
29、王女は誓約する
しおりを挟む
◇ ◇ ◇
帰ってきたらどんな顔をして会えば良いのか、と私が悶々としていたのに、昼過ぎに帰ってきたイーリアス様は、
「ただいま戻りました」
とまっすぐ寝室にやってきた。
(………………)
表情の変化がないので、本当にわからない。
昨日のこと、イーリアス様はどう思っているのだろう。
「昼食は召し上がりましたか」
「はい……」
料理人の用意してくれた朝食も昼食もあまりに美味しくて、手をつけたら結局完食してしまった。
おなかがいっぱいになると、何も解決していないのに少し元気になってしまうもので。
いまは、イーリアス様が持ってきた本の1冊を読み進めている。
子ども向けのものらしい冒険小説で、とても面白い。
「不在をしてしまい申し訳ないことです。
昨夜お休みの間に侵入者があり、捕らえて今朝連行しておりました」
「聞きました。
何度も守ってくださり、ありがとうございます。
……結婚証明書は、こちらです。
見届け人から受け取りました」
「ありがとうございます」
「………………」
なんだろう、この事務的な会話。
もっと話さないといけないことがあるのに。
「…………あれで、良かったのでしょうか」
「あれで、とは?」
「初夜です。
見届け人を謀るようなことをして……」
ここにあるこれは、嘘をついて手に入れた結婚証明書、ということになる。
もちろん誰もそれを暴くことはできない。まるであの結婚式の偽装キスのように……。
だから良い、とも言えない気持ちだ。
「…………教えてください。
どうして…………その、イーリアス様は怒ったのですか」
昨夜、なぜ続けなかったのかと問おうとして、変えた。
「それは、確かに私は気分が悪くなってしまいました。
恐くもありました。
ですが、結婚に必要なことですから、したいと思いました。花嫁としての務めを果たしたいと思いました。
その、何がいけなかったのでしょうか?」
慎重に言葉を選んだつもりだけど、咎めているような物言いになってしまっただろうか。
イーリアス様の眉間に少し皺がよった気がする。
また怒らせただろうか?
「僭越ながら、それは……『義務を果たしたい』であって、夫婦の営み自体を『したい』ではないと愚考いたします」
「それではダメなのでしょうか?」
「ご自覚がおありかはわかりませんが、昨日は式のあとからお顔色が悪く、震えておられました」
「!」
「ご自身でお思いになる以上のご無理をなさっていると、感じました」
イーリアス様はため息ひとつつき、ベッドの端に腰を下ろした。
「殿下は、戦場の近くまで行かれたことはありますでしょうか」
「? ……いいえ」
「傷病軍人や戦地で乱暴された女性や民間人が保護された病院などには。あるいは精神病院は」
「……教会が運営している、貧困者や病人の保護施設には何度か……」
『病院』はおそらくトリニアスにはないものだ。
ちらりと、イーリアス様がこちらに目を向ける。
そのお顔に、陰がさした気がした。
「身体もそうですが、人の心は、一度壊れるとなかなか治らないものです。
仕事柄、様々な、数えきれないほど多くの傷ついた人々に出会い、私はそれを実感して参りました。
心と身体は、人間が自分で思う以上に不可分です。
心のつらさが身体の症状として出、動きたくても動けなくなる、思い出すだけで身体が苦しくなるなど」
私は息を呑む。
イーリアス様がどんなものを見てきたのか、私には想像もつかない。
だけど、そのかなりマイルドにされているはずの言葉が、ズンとおなかに重く響いた。
「失礼ですが、殿下にもそのような時があるのではないですか?」
「………………あります」
「それは過去に、殿下に良からぬことを仕掛けた男らのせいですね?」
「………………はい」
「私が慎重になることに、ご理解をいただければと存じます」
ぐっ、と、私は拳を握った。
「私が無理をしようとしたことが……自分を大切にしなかったことが、いけなかったとおっしゃりたいのでしょうか?」
「はい」
一言で、真っ直ぐ打ち返されてきた。
「加えて申し上げますと、あれは男として……殿下に良からぬことを企んだ男どもと同じことをしろと言われたように聞こえました」
「…………!」
「殿下。この国にお越しいただいたからには、できるだけここで、笑顔で、健やかでいていただきたい。
それだけが私の願いです。
お心を苦しめてまで、果たさねばならない妻の務めなどないのです」
「…………」
「こちらの言葉が足らずまことに申し訳なく、お詫び申し上げます」
「いえ、その、頭を下げないでください」
イーリアス様の考えは理解した。
納得もした。
見届け人を騙すだけの理由はあったと。
ただ、気になることもある。
「お考えは承知いたしました。
気遣ってくださったことも、とてもありがたく思います。
ただ、ひとつ伺っても良いでしょうか?」
「何でしょうか」
「イーリアス様のお考えはわかりましたが……その、イーリアス様のお気持ちはどう、なるのかと」
「気持ち?」
「あの、殿方というのは、その、女性に比べ、えと、相手に触れたい欲求が強いものだと、つまりその」
言おうとしていることが急に恥ずかしくなって、しどろもどろになってしまう。
「あの……ですから、我慢?……をさせたのではないかと」
私が言いたいことを咀嚼するのにやや時間がかかったらしい。
イーリアス様がしばらく硬直し、やや間をおいてから、
「────いえ、ありません」
と、答えた。
「本当ですか。
道中のお食事のように、やせ我慢などしていませんか」
「やせ我慢ではありませんし、何もご心配いただくようなことはありません」
「では、それでイーリアス様が何かつらい思いをするということもないのですか」
「一切ありません」
「でしたら……いいのですけど……」
この答えは、本当に本音なのだろうか。
目をそらすとか、そわそわするといったことをすれば嘘だとわかるのに。
「────では、改めて」
イーリアス様は私の膝の上にあった結婚証明書のバインダーを開いた。
「これから末長く、死が2人を分かつまで、私があなたをお守りいたします」
「は、はい。よろしくお願いいたします……」
「こちらに〈誓約魔法〉をかけてしまってよろしいですか」
「そうですね、どうぞ」
証明書に魔力を帯びた手をかざしたイーリアス様は、「〈誓え〉」と短く呟く。
小さな光の魔方陣が証明書に浮き上がり、その光が証明書全体に広がった。
「……これが〈誓約魔法〉……というか、これ、よく和平条約にかけられましたね?」
「目立たないやり方もありますので」
なるほど。
そもそも、今やった時点で無詠唱だったし、相当魔力の強い人なら魔法の名すら口にしないでかけることさえできるそうだから、驚くことではないのかもしれないけど。
(今までの会話の中でも〈誓約魔法〉をかけられているものもあったりするかしら……)
とりあえず今のところ、自覚はなしだ。
「〈誓約魔法〉を解除したい時には、こちらの証明書を祖父に渡してください。
ホメロス公爵家では当主だけが解除できます」
「? 解除の必要があるのですか?」
「…………なければ、それに越したことはないのですが。
とにかく殿下にお預けいたします」
「では、イーリアス様。お願いがあるのですが」
「お願いですか。何なりと」
結婚でもうひとつ、できず心残りだったこと。
私は3回深呼吸して、口を開いた。
「─────くちづけを、やり直させてはいただけませんでしょうか?」
帰ってきたらどんな顔をして会えば良いのか、と私が悶々としていたのに、昼過ぎに帰ってきたイーリアス様は、
「ただいま戻りました」
とまっすぐ寝室にやってきた。
(………………)
表情の変化がないので、本当にわからない。
昨日のこと、イーリアス様はどう思っているのだろう。
「昼食は召し上がりましたか」
「はい……」
料理人の用意してくれた朝食も昼食もあまりに美味しくて、手をつけたら結局完食してしまった。
おなかがいっぱいになると、何も解決していないのに少し元気になってしまうもので。
いまは、イーリアス様が持ってきた本の1冊を読み進めている。
子ども向けのものらしい冒険小説で、とても面白い。
「不在をしてしまい申し訳ないことです。
昨夜お休みの間に侵入者があり、捕らえて今朝連行しておりました」
「聞きました。
何度も守ってくださり、ありがとうございます。
……結婚証明書は、こちらです。
見届け人から受け取りました」
「ありがとうございます」
「………………」
なんだろう、この事務的な会話。
もっと話さないといけないことがあるのに。
「…………あれで、良かったのでしょうか」
「あれで、とは?」
「初夜です。
見届け人を謀るようなことをして……」
ここにあるこれは、嘘をついて手に入れた結婚証明書、ということになる。
もちろん誰もそれを暴くことはできない。まるであの結婚式の偽装キスのように……。
だから良い、とも言えない気持ちだ。
「…………教えてください。
どうして…………その、イーリアス様は怒ったのですか」
昨夜、なぜ続けなかったのかと問おうとして、変えた。
「それは、確かに私は気分が悪くなってしまいました。
恐くもありました。
ですが、結婚に必要なことですから、したいと思いました。花嫁としての務めを果たしたいと思いました。
その、何がいけなかったのでしょうか?」
慎重に言葉を選んだつもりだけど、咎めているような物言いになってしまっただろうか。
イーリアス様の眉間に少し皺がよった気がする。
また怒らせただろうか?
「僭越ながら、それは……『義務を果たしたい』であって、夫婦の営み自体を『したい』ではないと愚考いたします」
「それではダメなのでしょうか?」
「ご自覚がおありかはわかりませんが、昨日は式のあとからお顔色が悪く、震えておられました」
「!」
「ご自身でお思いになる以上のご無理をなさっていると、感じました」
イーリアス様はため息ひとつつき、ベッドの端に腰を下ろした。
「殿下は、戦場の近くまで行かれたことはありますでしょうか」
「? ……いいえ」
「傷病軍人や戦地で乱暴された女性や民間人が保護された病院などには。あるいは精神病院は」
「……教会が運営している、貧困者や病人の保護施設には何度か……」
『病院』はおそらくトリニアスにはないものだ。
ちらりと、イーリアス様がこちらに目を向ける。
そのお顔に、陰がさした気がした。
「身体もそうですが、人の心は、一度壊れるとなかなか治らないものです。
仕事柄、様々な、数えきれないほど多くの傷ついた人々に出会い、私はそれを実感して参りました。
心と身体は、人間が自分で思う以上に不可分です。
心のつらさが身体の症状として出、動きたくても動けなくなる、思い出すだけで身体が苦しくなるなど」
私は息を呑む。
イーリアス様がどんなものを見てきたのか、私には想像もつかない。
だけど、そのかなりマイルドにされているはずの言葉が、ズンとおなかに重く響いた。
「失礼ですが、殿下にもそのような時があるのではないですか?」
「………………あります」
「それは過去に、殿下に良からぬことを仕掛けた男らのせいですね?」
「………………はい」
「私が慎重になることに、ご理解をいただければと存じます」
ぐっ、と、私は拳を握った。
「私が無理をしようとしたことが……自分を大切にしなかったことが、いけなかったとおっしゃりたいのでしょうか?」
「はい」
一言で、真っ直ぐ打ち返されてきた。
「加えて申し上げますと、あれは男として……殿下に良からぬことを企んだ男どもと同じことをしろと言われたように聞こえました」
「…………!」
「殿下。この国にお越しいただいたからには、できるだけここで、笑顔で、健やかでいていただきたい。
それだけが私の願いです。
お心を苦しめてまで、果たさねばならない妻の務めなどないのです」
「…………」
「こちらの言葉が足らずまことに申し訳なく、お詫び申し上げます」
「いえ、その、頭を下げないでください」
イーリアス様の考えは理解した。
納得もした。
見届け人を騙すだけの理由はあったと。
ただ、気になることもある。
「お考えは承知いたしました。
気遣ってくださったことも、とてもありがたく思います。
ただ、ひとつ伺っても良いでしょうか?」
「何でしょうか」
「イーリアス様のお考えはわかりましたが……その、イーリアス様のお気持ちはどう、なるのかと」
「気持ち?」
「あの、殿方というのは、その、女性に比べ、えと、相手に触れたい欲求が強いものだと、つまりその」
言おうとしていることが急に恥ずかしくなって、しどろもどろになってしまう。
「あの……ですから、我慢?……をさせたのではないかと」
私が言いたいことを咀嚼するのにやや時間がかかったらしい。
イーリアス様がしばらく硬直し、やや間をおいてから、
「────いえ、ありません」
と、答えた。
「本当ですか。
道中のお食事のように、やせ我慢などしていませんか」
「やせ我慢ではありませんし、何もご心配いただくようなことはありません」
「では、それでイーリアス様が何かつらい思いをするということもないのですか」
「一切ありません」
「でしたら……いいのですけど……」
この答えは、本当に本音なのだろうか。
目をそらすとか、そわそわするといったことをすれば嘘だとわかるのに。
「────では、改めて」
イーリアス様は私の膝の上にあった結婚証明書のバインダーを開いた。
「これから末長く、死が2人を分かつまで、私があなたをお守りいたします」
「は、はい。よろしくお願いいたします……」
「こちらに〈誓約魔法〉をかけてしまってよろしいですか」
「そうですね、どうぞ」
証明書に魔力を帯びた手をかざしたイーリアス様は、「〈誓え〉」と短く呟く。
小さな光の魔方陣が証明書に浮き上がり、その光が証明書全体に広がった。
「……これが〈誓約魔法〉……というか、これ、よく和平条約にかけられましたね?」
「目立たないやり方もありますので」
なるほど。
そもそも、今やった時点で無詠唱だったし、相当魔力の強い人なら魔法の名すら口にしないでかけることさえできるそうだから、驚くことではないのかもしれないけど。
(今までの会話の中でも〈誓約魔法〉をかけられているものもあったりするかしら……)
とりあえず今のところ、自覚はなしだ。
「〈誓約魔法〉を解除したい時には、こちらの証明書を祖父に渡してください。
ホメロス公爵家では当主だけが解除できます」
「? 解除の必要があるのですか?」
「…………なければ、それに越したことはないのですが。
とにかく殿下にお預けいたします」
「では、イーリアス様。お願いがあるのですが」
「お願いですか。何なりと」
結婚でもうひとつ、できず心残りだったこと。
私は3回深呼吸して、口を開いた。
「─────くちづけを、やり直させてはいただけませんでしょうか?」
14
あなたにおすすめの小説
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
ブスすぎて嫁の貰い手がないから閨勤侍女になれと言われたので縁を切ります、完全に!完全縁切りの先にあったのは孤独ではなくて…
ハートリオ
恋愛
ルフスは結婚が決まった従姉の閨勤侍女になるよう父親に命令されたのをきっかけに父に無視され冷遇されて来た日々を終わらせようとブラコン父と完全に縁を切る決意する。
一方、従姉の結婚相手はアルゲンテウス辺境伯とのことだが、実は手違いがあって辺境伯が結婚したいのはルフス。
そんなこんなの異世界ファンタジーラブです。
読んでいただけると嬉しいです。
聖獣の卵を保護するため、騎士団長と契約結婚いたします。仮の妻なのに、なぜか大切にされすぎていて、溺愛されていると勘違いしてしまいそうです
石河 翠
恋愛
騎士団の食堂で働くエリカは、自宅の庭で聖獣の卵を発見する。
聖獣が大好きなエリカは保護を希望するが、領主に卵を預けるようにと言われてしまった。卵の保護主は、魔力や財力、社会的な地位が重要視されるというのだ。
やけになったエリカは場末の酒場で酔っ払ったあげく、通りすがりの騎士団長に契約結婚してほしいと唐突に泣きつく。すると意外にもその場で承諾されてしまった。
女っ気のない堅物な騎士団長だったはずが、妻となったエリカへの態度は甘く優しいもので、彼女は思わずときめいてしまい……。
素直でまっすぐ一生懸命なヒロインと、実はヒロインにずっと片思いしていた真面目な騎士団長の恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
表紙絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID749781)をお借りしております。
【完結済】隣国でひっそりと子育てしている私のことを、執着心むき出しの初恋が追いかけてきます
鳴宮野々花@書籍4作品発売中
恋愛
一夜の過ちだなんて思いたくない。私にとって彼とのあの夜は、人生で唯一の、最良の思い出なのだから。彼のおかげで、この子に会えた────
私、この子と生きていきますっ!!
シアーズ男爵家の末娘ティナレインは、男爵が隣国出身のメイドに手をつけてできた娘だった。ティナレインは隣国の一部の者が持つ魔力(治癒術)を微力ながら持っており、そのため男爵夫人に一層疎まれ、男爵家後継ぎの兄と、世渡り上手で気の強い姉の下で、影薄く過ごしていた。
幼いティナレインは、優しい侯爵家の子息セシルと親しくなっていくが、息子がティナレインに入れ込みすぎていることを嫌う侯爵夫人は、シアーズ男爵夫人に苦言を呈す。侯爵夫人の機嫌を損ねることが怖い義母から強く叱られ、ティナレインはセシルとの接触を禁止されてしまう。
時を経て、貴族学園で再会する二人。忘れられなかったティナへの想いが燃え上がるセシルは猛アタックするが、ティナは自分の想いを封じ込めるように、セシルを避ける。
やがてティナレインは、とある商会の成金経営者と婚約させられることとなり、学園を中退。想い合いながらも会うことすら叶わなくなった二人だが、ある夜偶然の再会を果たす。
それから数ヶ月。結婚を目前に控えたティナレインは、隣国へと逃げる決意をした。自分のお腹に宿っていることに気付いた、大切な我が子を守るために。
けれど、名を偽り可愛い我が子の子育てをしながら懸命に生きていたティナレインと、彼女を諦めきれないセシルは、ある日運命的な再会を果たし────
生まれ育った屋敷で冷遇され続けた挙げ句、最低な成金ジジイと結婚させられそうになったヒロインが、我が子を守るために全てを捨てて新しい人生を切り拓いていこうと奮闘する物語です。
※いつもの完全オリジナルファンタジー世界の物語です。全てがファンタジーです。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
転生したら地味ダサ令嬢でしたが王子様に助けられて何故か執着されました
古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄され
恋愛
皆様の応援のおかげでHOT女性向けランキング第7位獲得しました。
前世病弱だったニーナは転生したら周りから地味でダサいとバカにされる令嬢(もっとも平民)になっていた。「王女様とか公爵令嬢に転生したかった」と祖母に愚痴ったら叱られた。そんなニーナが祖母が死んで冒険者崩れに襲われた時に助けてくれたのが、ウィルと呼ばれる貴公子だった。
恋に落ちたニーナだが、平民の自分が二度と会うことはないだろうと思ったのも、束の間。魔法が使えることがバレて、晴れて貴族がいっぱいいる王立学園に入ることに!
しかし、そこにはウィルはいなかったけれど、何故か生徒会長ら高位貴族に絡まれて学園生活を送ることに……
見た目は地味ダサ、でも、行動力はピカ一の地味ダサ令嬢の巻き起こす波乱万丈学園恋愛物語の始まりです!?
小説家になろうでも公開しています。
第9回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作品
死に戻ったら、私だけ幼児化していた件について
えくれあ
恋愛
セラフィーナは6歳の時に王太子となるアルバートとの婚約が決まって以降、ずっと王家のために身を粉にして努力を続けてきたつもりだった。
しかしながら、いつしか悪女と呼ばれるようになり、18歳の時にアルバートから婚約解消を告げられてしまう。
その後、死を迎えたはずのセラフィーナは、目を覚ますと2年前に戻っていた。だが、周囲の人間はセラフィーナが死ぬ2年前の姿と相違ないのに、セラフィーナだけは同じ年齢だったはずのアルバートより10歳も幼い6歳の姿だった。
死を迎える前と同じこともあれば、年齢が異なるが故に違うこともある。
戸惑いを覚えながらも、死んでしまったためにできなかったことを今度こそ、とセラフィーナは心に誓うのだった。
このたび、あこがれ騎士さまの妻になりました。
若松だんご
恋愛
「リリー。アナタ、結婚なさい」
それは、ある日突然、おつかえする王妃さまからくだされた命令。
まるで、「そこの髪飾りと取って」とか、「窓を開けてちょうだい」みたいなノリで発せられた。
お相手は、王妃さまのかつての乳兄弟で護衛騎士、エディル・ロードリックさま。
わたしのあこがれの騎士さま。
だけど、ちょっと待って!! 結婚だなんて、いくらなんでもそれはイキナリすぎるっ!!
「アナタたちならお似合いだと思うんだけど?」
そう思うのは、王妃さまだけですよ、絶対。
「試しに、二人で暮らしなさい。これは命令です」
なーんて、王妃さまの命令で、エディルさまの妻(仮)になったわたし。
あこがれの騎士さまと一つ屋根の下だなんてっ!!
わたし、どうなっちゃうのっ!? 妻(仮)ライフ、ドキドキしすぎで心臓がもたないっ!!
【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!
白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。
辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。
夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆
異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる