一年だけの夫婦でも私は幸せでした。

クロユキ

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妹の物は姉の物

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ブライド様の誕生パーティーが終わり騎士学校の人達は先に帰り私とお姉様がブライド様といた。
「……お姉様、先に馬車に乗っています…」
「分かったわ、私も後から行くわ」
私は、お姉様を見た後ブライド様に頭を下げた。
「…今日は、お誘いありがとうございました…」
「来てくれて嬉しかったよ」
笑顔を見せるブライド様に私は涙が出てきそうになり私は馬車に向かった。
「…彼女元気がないが具合いでも悪かったのか?」
「なあに?妹が気になるの?」
「それは、君の妹だからだよ」
「ふ~ん…ねえ、気に入ってくれたハンカチのお礼が欲しいわ」
「俺の誕生プレゼントなんだが?」
「ふふっ」
エリザはブライドにキスをした。
「…あの子、貴方に誕生日のプレゼントを持って来ていなかったのそれで元気がなかったのよ」
「気にしなくて良いとエリザから言ってくれ」
「優しいのね、ブライドは…そんな所が好きだわ」
エリザはブライドに手を振りフローズンが乗っている馬車へと歩いた。
「ふふっ、泣いているかしら…だってブライドが言ったのよエリザが刺繍をしたのか?ってね、あんな笑顔で言われたら私の手作りよって言うしかないでしょう」
クスクスとエリザは笑みを見せ妹が待っ馬車へと歩いた。
馬車の中でフローズンは同じ外の景色を馬車の中から見ていた。
「……分かっていたのに…お姉様が刺繍をブライド様に贈ると言っていた時私が刺繍をしたなんて言うはずはないと……」
カチャと馬車の扉が開きエリザが笑みを見せて馬車に乗った。
「ごめんなさい、待った?ブライドが離してくれなくてハンカチのプレゼント凄く喜んでいたわ。これもフローズンのおかげよありがとう」
「……」
フローズンはエリザを見た後顔を逸らし外の景色を見ていた。
お姉様に何も言えない私も分かっている…言い返せない私はお姉様が怖いと思うから…いいように言われてしまう……
「あっ、言い忘れていたわ。私達二日後に他の騎士学校と合同練習があるの三週間は屋敷に居ないから」
「えっ!?」
私はお姉様が屋敷に居ないと聞きそれはブライド様も一緒なんだと思った。



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