性格が嫌いだと言われ婚約破棄をしました

クロユキ

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放課後④

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図書室へ入ったキャロルとクリスは一番後ろの席へと座った…エリックが前の奥の席にいるとはキャロルもエリックもお互い知らずにいた。
「本は読まなくて良いのか?」
「うん、本はいつでも読めるから今は教えて貰いたい問題があったから…」
「わかった。じゃあ、始めようか?」
キャロルとクリスは教科書を開きお互い見ての勉強を始めた。
隣同士で近い距離でもあったが、今のキャロルは自分が目標として目指していたクリスと一緒に勉強が出来た事が嬉しかった。
その頃、キャロルが図書室にいる事に気付いていないエリックは一つの問題を解くのに苦戦していた。
「おい、そこ間違ってるぞ」
「えっ!?どれ?」
「ここだよ、ここ!どうしてそんな数字になるんだよ」
「あ…悪い…」
「いちいち謝んなくていいから」
「っ…」
エリックは、ペンを持った手に汗が滲み同級生の教え方で戸惑い焦っていた。
「あ!俺も間違い見付けた」
「は?ど、どれなんだ?」
「これ、こんな数字どっから出したんだ?」
男子生徒の一人が苦笑いを見せ間違っている箇所に指を向けていた。
「はあ…ちょっと休憩するか」
「……」
エリックはペンを置き両手で頭を抱えていた。
「お前、何度も復習しないと無理だと思うぞ…」
「……」
「この問題が今度エリックが当てられるんだろう?難しくないか?」
「俺も途中までわかるんだが…途中まで書けば先生も言って来ないと思うけど…」
「……はぁ…」
エリックは、ため息を吐くばかりだった。
「水飲んで来る」
「俺も、エリックも水飲まないか?戻ったら続きだぞ」
「…俺も行く」
エリック達は図書室内にある水飲みへと席を離れた。
「あ、わかった!こうなるのね」
エリックが数学で苦戦している中キャロルはクリスと一緒に勉強をしていた。
「俺も何度も書き直してやっと解決した問題なんだ」
「私もこの数字がどうしても解けなくて悩んでいたの、凄いクリス君」
キャロルは、自分が分からない問題を教えてくれるクリスに喜び笑顔で教科書を見ていた。





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