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言わなくていいことを…

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「春人様私は洗い物をして参りますので夕食にお伺い致します」
「うん、ありがとうマリアさんまた後で」
メイドのマリアは先ほどマッサージで使った布とその他の洗濯物を持ち部屋を出て行ったそして今部屋に居るのは俺と護衛騎士のニック二人だけだ
俺はベッドに寝たままなのでニックに身体を起こしてもらいふぅ…とため息をはいた
「マッサージで疲れましたか春人」
「うん、始めての経験だったからあんなに痛いとは思っていなかったんだ」
俺は笑いながらニックに話すとニックも笑いながら話し出した
「それにしても、春人のいえ、ウィル様の叫び声は凄いですね廊下に護衛担当が居なくて良かったですよ…また騎士達の噂話しに成るところでした。」
ニックがクスクス笑いながら言ってきた
「うっ、俺だって好きで叫んでいる訳じゃないんだよ勝手に声が出ると言うか……物静かなウィルが俺のせいで壊れていく~」
「物静かなウィル様は前のウィル様です。今は楽しく、騒がしいウィル様でもあり春人でもあります。俺は毎日何が起こるのかが楽しみ何ですよ」
俺にそう言うと横から俺の顔を覗き込み笑みを浮かべた
「ニック…さっきの話を聞くと俺がいっも騒ぎを立てそれを見て楽しむ見たいな言い方に聞こえて来ますが…」
ニックは笑いながら騎士服を取って来ますと言いその場で騎士服を着始めた黒の騎士服に黒のマント、テレビで怪盗シリーズに出てくる泥棒を思い出していたそして俺はニックにお願いをした
「ニックその場でくるっと回って「我こそは怪盗ニックであるお宝は頂戴した」と、言って見て!」
ニックの顔が、は?見たいな驚いた顔をして俺の側に近づいてきた
「春人は俺を泥棒に演技させるつもりですか?良いでしょう春人のお望みなら…」
ニックは俺にそう言うといきなりキスをしてきた
「っ、ええ?」
「春人の唇を頂戴した次は春人の何を頂こうか」
俺は顔が真っ赤になり予想もしなかった事をしてきたから俺はニックに「バカ」と身体を押しニックは笑いながら「廊下に待機しています」と言って部屋を出て行った
今日はニックの積極的な事ばかりで一人で慌てまくっていた

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