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二人の喧嘩
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俺はこの騎士寮まで走って来たと思う息づかいの荒いシェル王子がニックが扉を開けた同時にニックの頬を平手で叩いた姿が未だに信じられないでいたし、何故シェル王子がニックを叩いたのかもその時分からなかった……
「何故私が貴方にこの様な事をしたのか分かりますか、ニック・ライナス」
シェル王子はニックの顔を睨みながら話をした。今までにも見た事の無いシェル王子の怒りが離れて見ている俺でもピリピリと感じる…。
ニックは唇に手をやりそしてグイッと拭き取りシェル王子の顔を見ていた。
「…俺が庭園から戻った事を何故知って居るのですか?俺と殿下が一緒にいる事はまだ団長の耳には入って来ない筈では?」
廊下ですれ違った騎士達は午前中に闘技場での練習を終えた騎士達の為、今までシェル王子が騎士達の指導をしていたのは、午後から練習をする騎士達だった
「副団長から聞いたのです。そして総隊長も一緒に私の所に来て
分かった事です。私は庭園に行ったジルとウィルの様子を見に行くように言った筈です。誰がウィルを貴方の部屋に連れて行くように言いましたか!」
シェル王子は話をしている時ベッドに視線を向け俺と目が合った
上半身起こした状態でドレスが少し捲れ足を膝まで見えていたのだろうかそれに気づいたシェル王子がニックの騎士服の胸ぐらを掴み上げ押し出した!
ガタガタガタ…!と近くにある家具にニックがぶつかりそして、
ニックを押し合うシェル王子に俺は驚き俺の目の前で喧嘩みたいになっていた…。
「ち…ちょっと待て、シェル王子何喧嘩みたいになってんだよ」
俺の目の前で突然喧嘩になり始めた王子と護衛騎士…ニックも王子だろうが団長だろうがお構いなしにシェル王子に掴み掛かった
「お前…ウィルに何をした」
「あんたも好きなら俺と同じ事をした筈だ違うか!」
ニックの問いかけに否定出来ないシェル王子にお互い睨み合い掴み合ったまま動こうとはしないシェル王子とニックに俺はただ見守る事しか出来なかった
「何故私が貴方にこの様な事をしたのか分かりますか、ニック・ライナス」
シェル王子はニックの顔を睨みながら話をした。今までにも見た事の無いシェル王子の怒りが離れて見ている俺でもピリピリと感じる…。
ニックは唇に手をやりそしてグイッと拭き取りシェル王子の顔を見ていた。
「…俺が庭園から戻った事を何故知って居るのですか?俺と殿下が一緒にいる事はまだ団長の耳には入って来ない筈では?」
廊下ですれ違った騎士達は午前中に闘技場での練習を終えた騎士達の為、今までシェル王子が騎士達の指導をしていたのは、午後から練習をする騎士達だった
「副団長から聞いたのです。そして総隊長も一緒に私の所に来て
分かった事です。私は庭園に行ったジルとウィルの様子を見に行くように言った筈です。誰がウィルを貴方の部屋に連れて行くように言いましたか!」
シェル王子は話をしている時ベッドに視線を向け俺と目が合った
上半身起こした状態でドレスが少し捲れ足を膝まで見えていたのだろうかそれに気づいたシェル王子がニックの騎士服の胸ぐらを掴み上げ押し出した!
ガタガタガタ…!と近くにある家具にニックがぶつかりそして、
ニックを押し合うシェル王子に俺は驚き俺の目の前で喧嘩みたいになっていた…。
「ち…ちょっと待て、シェル王子何喧嘩みたいになってんだよ」
俺の目の前で突然喧嘩になり始めた王子と護衛騎士…ニックも王子だろうが団長だろうがお構いなしにシェル王子に掴み掛かった
「お前…ウィルに何をした」
「あんたも好きなら俺と同じ事をした筈だ違うか!」
ニックの問いかけに否定出来ないシェル王子にお互い睨み合い掴み合ったまま動こうとはしないシェル王子とニックに俺はただ見守る事しか出来なかった
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