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一日目リノ、夫役
9、初めての挿入
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「ルーナ、僕を受け入れてくれる?」
「……ソ、ソル、さまの……思う、ままに……」
決められた台詞を口にするには、少し蕩け過ぎている様子だったが、彼はしっかりと答えてくれた。
リノは大きく開いた彼の足の間に、遠慮なく体をすべりこませる。
そんなに難しいことではない。
肩から腰に、彼の足を動かしただけだ。
本当なら、ここで彼に魔法石のついた輪を陰茎に嵌めてもらうのだが、そこは自分でやることにした。
この魔法具の役目は、洗浄したとはいえ不浄の穴に挿入する陰茎の保護なので、自分でやってもかまわないと言われている。
あくまでも、相手にしてもらうことで交流の糸口になるだろう程度のことでしかないからだ。
陰茎の根本に輪を嵌め、潤滑油を陰茎に塗る。
潤滑油は、今度こそこれで終わりだ。
「中に、入るよ」
投げ出されていた彼の足を腕に引っかけて持ち上げながら、リノは琥珀色の瞳を淫らに蕩けさせている彼に陰茎の挿入を宣言する。
もちろん、ここまでくれば、その言葉にはただの宣言以上の意味はない。
彼はもう先程の言葉で、リノの受け入れを了承している。
それでも、リノは彼が恥ずかしそうに頷くのを見てから、ゆっくりと挿入を開始した。
たっぷりほぐした彼の秘処に、陰茎の先端をひたりと押し当てた。
よだれを垂らすほどに濡れた唇が、ひくひくと震えながらまるで口付けをするように肉槍の先に触れる。
互いに濡れているからなのか、そこからはとてもなめらかな動きでことが進んだ。
彼の秘処は、一番最初の締まり具合が嘘であるかのように、呆気なく大きな口を開いてリノの肉槍を受け入れた。
一番太くて挿入が難しいかと思っていた肉槍の先端も、潤滑油でしっかりと濡らしておいたからなのか、つるりと穴の中に飲み込まれていく。
「んぅう……っ」
「大丈夫、もう一度太いところは抜けたからね。だから、唇は噛まないで……そう、もっと君の可愛い声を聞かせて」
小さく呻きながら唇を強く閉ざしている彼の頬をゆっくりと撫でながら、きつく閉ざされた唇を親指で優しく揉みほぐす。
閉ざされている唇を、リノが親指でふにふにとかき分けると、震えながらも彼は唇を薄く開いてリノの願いを受け入れた。
「っ、あ……っ、あ、ぅ……っ」
控えめな彼の喘ぎ声が、リノの陰茎に更なる力を与えたが、幸いなことに一番太い部分は通りすぎている。
その代わり、大きく上向きに反った肉槍が、彼の快楽のツボをぐぐっと押し上げた。
「あっ、ああっ、やっ、あっ、ああっ、ちがっ、ちがうっ、いやぁっ」
それがとどめになったのか、彼は一番も触れていない陰茎から、白濁とした蜜をとぷりとぷりと吐き出した。
彼の白濁で濡れた下着は、ますますいやらしさを増している。
そう言えば、下着を脱がせてあげるタイミングをすっかり逃してしまっていた。
「すごく、可愛いかったよ。もっと、気持ちよくなろうね」
「あっ、あぅ、うぅ……ンンッ」
リノは彼の足をさらに持ち上げながら、自分の体をゆっくりと倒して、彼の唇に自分の唇を重ね合わせる。
それから、彼の舌に自分の舌をねっとりと絡めた。
快感に蕩ける体が、少しずつ強ばりを解いていく。
さらにリノは、射精すると同時にきつく締まった彼のもうひとつの唇も、ゆるやかに陰茎で突くことでじっくりとほぐしていった。
彼のふたつの唇から、いやらしい水音がぐちゅぐちゅと鳴り響いている。
そのうち、中をほぐすためにゆるやかに前後していただけの陰茎が、彼の中にずぶずぶと飲み込まれていく感覚があり、ふたりの間にまだ僅かに残されていた距離が、少しずつなくなっていく。
リノは、ほんの少しだけ体を動かし、自身の体重が陰茎だけにかかるよう調整した。
「……ソ、ソル、さまの……思う、ままに……」
決められた台詞を口にするには、少し蕩け過ぎている様子だったが、彼はしっかりと答えてくれた。
リノは大きく開いた彼の足の間に、遠慮なく体をすべりこませる。
そんなに難しいことではない。
肩から腰に、彼の足を動かしただけだ。
本当なら、ここで彼に魔法石のついた輪を陰茎に嵌めてもらうのだが、そこは自分でやることにした。
この魔法具の役目は、洗浄したとはいえ不浄の穴に挿入する陰茎の保護なので、自分でやってもかまわないと言われている。
あくまでも、相手にしてもらうことで交流の糸口になるだろう程度のことでしかないからだ。
陰茎の根本に輪を嵌め、潤滑油を陰茎に塗る。
潤滑油は、今度こそこれで終わりだ。
「中に、入るよ」
投げ出されていた彼の足を腕に引っかけて持ち上げながら、リノは琥珀色の瞳を淫らに蕩けさせている彼に陰茎の挿入を宣言する。
もちろん、ここまでくれば、その言葉にはただの宣言以上の意味はない。
彼はもう先程の言葉で、リノの受け入れを了承している。
それでも、リノは彼が恥ずかしそうに頷くのを見てから、ゆっくりと挿入を開始した。
たっぷりほぐした彼の秘処に、陰茎の先端をひたりと押し当てた。
よだれを垂らすほどに濡れた唇が、ひくひくと震えながらまるで口付けをするように肉槍の先に触れる。
互いに濡れているからなのか、そこからはとてもなめらかな動きでことが進んだ。
彼の秘処は、一番最初の締まり具合が嘘であるかのように、呆気なく大きな口を開いてリノの肉槍を受け入れた。
一番太くて挿入が難しいかと思っていた肉槍の先端も、潤滑油でしっかりと濡らしておいたからなのか、つるりと穴の中に飲み込まれていく。
「んぅう……っ」
「大丈夫、もう一度太いところは抜けたからね。だから、唇は噛まないで……そう、もっと君の可愛い声を聞かせて」
小さく呻きながら唇を強く閉ざしている彼の頬をゆっくりと撫でながら、きつく閉ざされた唇を親指で優しく揉みほぐす。
閉ざされている唇を、リノが親指でふにふにとかき分けると、震えながらも彼は唇を薄く開いてリノの願いを受け入れた。
「っ、あ……っ、あ、ぅ……っ」
控えめな彼の喘ぎ声が、リノの陰茎に更なる力を与えたが、幸いなことに一番太い部分は通りすぎている。
その代わり、大きく上向きに反った肉槍が、彼の快楽のツボをぐぐっと押し上げた。
「あっ、ああっ、やっ、あっ、ああっ、ちがっ、ちがうっ、いやぁっ」
それがとどめになったのか、彼は一番も触れていない陰茎から、白濁とした蜜をとぷりとぷりと吐き出した。
彼の白濁で濡れた下着は、ますますいやらしさを増している。
そう言えば、下着を脱がせてあげるタイミングをすっかり逃してしまっていた。
「すごく、可愛いかったよ。もっと、気持ちよくなろうね」
「あっ、あぅ、うぅ……ンンッ」
リノは彼の足をさらに持ち上げながら、自分の体をゆっくりと倒して、彼の唇に自分の唇を重ね合わせる。
それから、彼の舌に自分の舌をねっとりと絡めた。
快感に蕩ける体が、少しずつ強ばりを解いていく。
さらにリノは、射精すると同時にきつく締まった彼のもうひとつの唇も、ゆるやかに陰茎で突くことでじっくりとほぐしていった。
彼のふたつの唇から、いやらしい水音がぐちゅぐちゅと鳴り響いている。
そのうち、中をほぐすためにゆるやかに前後していただけの陰茎が、彼の中にずぶずぶと飲み込まれていく感覚があり、ふたりの間にまだ僅かに残されていた距離が、少しずつなくなっていく。
リノは、ほんの少しだけ体を動かし、自身の体重が陰茎だけにかかるよう調整した。
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