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「なかなか楽しめたな。いつまでもつまらないままなら、庭の新しいオブジェとしてここに捨て置くのもよいかと思っていたが、なかなか良い反応だった。これからもそばにおいて、楽しませてもらうとしよう」
王は、ロサリオールの自由を奪っていた剣帯を解くと、二人分の白濁に汚れたロサリオールの頬をゆるりと撫でた。
「……あり、がたき、幸せ……」
ロサリオールは、無言のまま差し出された王の指先に口付け、たっぷりと乗せられていた白濁に舌をのばした。
命令を受けずとも、白濁に塗れた王の指を進んで舐めしゃぶりはじめたロサリオールに、王は満足そうな笑みを浮かべる。
うっかりその笑みを見てしまったロサリオールの背筋を、おぞましいものが駆け抜けていく。
「この短剣は常に持ち歩け。肌身離さず、ベッドの中に入る時も忘れずにな。ああ、それから手入れ用の油を使い切ってしまったからな。新しいものを用意しておけよ。俺がいつでも使えるように備えは怠るな」
「御、……んぐッッ」
返事をしようとした瞬間、いきなり喉奥まで差し込まれてきた王の指にロサリオールが低く呻く。
咄嗟に、口を大きく開いたロサリオールは、王の手を噛むという無礼を働かずに済んだことに感謝しつつ、喉奥のような鍛えようもない急所を、無防備にさらしているいまの状況に怯えてもいた。
「主人の手を噛まなかったな。いい心掛けだ。そのまま最後まで気を抜くなよ。大人しくしていれば、すぐに済ませてやる」
王は、ロサリオールの喉奥に二本の指を咥えさせ、残った指でその顔を掴んで固定した。
深く指を咥えさせられた喉がひくひくと震えている。
ロサリオールは、できるだけそれを刺激しないように鼻で息をしながら、自分を見下ろす王を見上げた。
「力は抜いておけよ」
ロサリオールを見て嗤う王の顔は、恐ろしいほどに綺麗なもので、それを見て美しいと感じることに戸惑うロサリオールの胸をぎゅうっと強く締め上げた。
まるで、大蛇に締め上げられている憐れな獲物のようだった。
ロサリオールは、すべてを受け入れた瞳でそれを見上げ、強ばっていた体から力を抜く。
王は、それを見てさらに笑みを深めると、ロサリオールの後孔に突き刺さっている短剣を引き抜いた。
玉飾りの宝玉と共に押し込まれていた短剣の柄が、ロサリオールの後孔から、体を内側からめくり上げるようにして顔を出す。
ロサリオールの血と手入れ用の油に塗れた短剣の柄は、ぬらぬらと艶めかしく輝いている。
「もっと力を抜け、ロサリオール。これほど強く締め上げていては、柄の宝玉が引っかかって取れないだろう? 名残惜しいのだろうが、交尾の時間は終わりだぞ」
「ぅ、ぐ……ぅ、う゛う゛……ッッ」
抜けかけていた短剣の柄をもう一度深く埋め込まれ、思わず腰を浮かせたロサリオールに、王は喉奥に押し込んだ指先を踊らせて罰を与え、再び短剣を引き抜いた。
喉奥で踊る指先に嘔吐きながらも、王の手を噛まぬよう口を大きく開いたまま堪えるロサリオールの後孔は、王の言葉の通り、名残を惜しむようにしばらく短剣の柄に縋りついていたのだが、ついにはその口を開いて柄を諦めた。
ぽかりと開いた後孔から、短剣と共に引きずり出された玉飾りの宝玉がじゃらじゃらと下に落ちていく音がする。
「安心しろ。そのように惜しまなくとも、またあとで交尾をさせてやる。それまで、これで遊んでいるがいい。お前には小さくて物足りないだろうが、何もないよりはマシだろう?」
王の手によって、再びロサリオールの後孔におさめられた宝玉は、それから夜の帳が降りるまで、長くロサリオールの中にあり続けた。
王は、ロサリオールの自由を奪っていた剣帯を解くと、二人分の白濁に汚れたロサリオールの頬をゆるりと撫でた。
「……あり、がたき、幸せ……」
ロサリオールは、無言のまま差し出された王の指先に口付け、たっぷりと乗せられていた白濁に舌をのばした。
命令を受けずとも、白濁に塗れた王の指を進んで舐めしゃぶりはじめたロサリオールに、王は満足そうな笑みを浮かべる。
うっかりその笑みを見てしまったロサリオールの背筋を、おぞましいものが駆け抜けていく。
「この短剣は常に持ち歩け。肌身離さず、ベッドの中に入る時も忘れずにな。ああ、それから手入れ用の油を使い切ってしまったからな。新しいものを用意しておけよ。俺がいつでも使えるように備えは怠るな」
「御、……んぐッッ」
返事をしようとした瞬間、いきなり喉奥まで差し込まれてきた王の指にロサリオールが低く呻く。
咄嗟に、口を大きく開いたロサリオールは、王の手を噛むという無礼を働かずに済んだことに感謝しつつ、喉奥のような鍛えようもない急所を、無防備にさらしているいまの状況に怯えてもいた。
「主人の手を噛まなかったな。いい心掛けだ。そのまま最後まで気を抜くなよ。大人しくしていれば、すぐに済ませてやる」
王は、ロサリオールの喉奥に二本の指を咥えさせ、残った指でその顔を掴んで固定した。
深く指を咥えさせられた喉がひくひくと震えている。
ロサリオールは、できるだけそれを刺激しないように鼻で息をしながら、自分を見下ろす王を見上げた。
「力は抜いておけよ」
ロサリオールを見て嗤う王の顔は、恐ろしいほどに綺麗なもので、それを見て美しいと感じることに戸惑うロサリオールの胸をぎゅうっと強く締め上げた。
まるで、大蛇に締め上げられている憐れな獲物のようだった。
ロサリオールは、すべてを受け入れた瞳でそれを見上げ、強ばっていた体から力を抜く。
王は、それを見てさらに笑みを深めると、ロサリオールの後孔に突き刺さっている短剣を引き抜いた。
玉飾りの宝玉と共に押し込まれていた短剣の柄が、ロサリオールの後孔から、体を内側からめくり上げるようにして顔を出す。
ロサリオールの血と手入れ用の油に塗れた短剣の柄は、ぬらぬらと艶めかしく輝いている。
「もっと力を抜け、ロサリオール。これほど強く締め上げていては、柄の宝玉が引っかかって取れないだろう? 名残惜しいのだろうが、交尾の時間は終わりだぞ」
「ぅ、ぐ……ぅ、う゛う゛……ッッ」
抜けかけていた短剣の柄をもう一度深く埋め込まれ、思わず腰を浮かせたロサリオールに、王は喉奥に押し込んだ指先を踊らせて罰を与え、再び短剣を引き抜いた。
喉奥で踊る指先に嘔吐きながらも、王の手を噛まぬよう口を大きく開いたまま堪えるロサリオールの後孔は、王の言葉の通り、名残を惜しむようにしばらく短剣の柄に縋りついていたのだが、ついにはその口を開いて柄を諦めた。
ぽかりと開いた後孔から、短剣と共に引きずり出された玉飾りの宝玉がじゃらじゃらと下に落ちていく音がする。
「安心しろ。そのように惜しまなくとも、またあとで交尾をさせてやる。それまで、これで遊んでいるがいい。お前には小さくて物足りないだろうが、何もないよりはマシだろう?」
王の手によって、再びロサリオールの後孔におさめられた宝玉は、それから夜の帳が降りるまで、長くロサリオールの中にあり続けた。
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