上 下
27 / 50
3

体があったかい...

しおりを挟む
すごい暖かい…ええと俺どうしたんだっけ?
確か、攫われて…攫われて?そうだ!俺!

「ん…」
【起きたか幼子、体は大丈夫かえ?】
「かりゃだ?」

ええと、そういえば体がすっげぇ痛かったはずだけど今はそんなに痛くないな…
それで、この状況は?

【あ~愛し子ちゃん、おっはよ☆】

また精霊?それに俺の周りにいるのは…ちっちゃい羊?光ってる…

【幼子、この子らは聖属性の下級精霊たちじゃ、幼子の怪我を治してくれてるんじゃ】

へぇ…そうだったんだ……
え?なんで?

【そうだよ☆俺がみんなを呼んだんだ☆】
「だれぇ…?」
【あぁ!自己紹介がまだだったね!俺は聖属性の王だよ☆闇ちゃんと契約したんだって?俺とも契約しない?】

やみちゃん?あぁ!ルナのことか!
えぇ……でも俺、この人とも契約しちゃったら精霊王3人と契約してることになるのでは??
それって大丈夫なのか??
と俺が悶々と考えているあいだ、ルナたちが話をしていた

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【それにしても...幼子の魔力はすごいのぅ。】
【そうだね☆愛し子ちゃんの周りにいる下級精霊たちが中級精霊になっちゃいそうだもんね☆】

そうなのだ...。下級精霊たちは、まだ自我がしっかりしていない。しかし、幼子は魔力が満ちていて、それが周囲に少し溢れているのだ
だから、それに当てられて位が高くなる可能性があるのじゃ

【それにしても!いいな~闇ちゃん、名前つけてもらって~☆】
【ルナだと言っておろうが!】
【あはは~怒んないでよ☆ルナちゃん♡】 
【あぁ、そういえば...礼を言う。幼子を助けてくれてありがとう】
【....ルナちゃんが!ルナちゃんが!あの、ルナちゃんが....】

なんじゃ?こいつ

【俺にお礼を言った!!!?】

失礼な、妾だってお礼くらい言うわ

【ルナちゃん!もう一回!】
【もう言わん】

【ねぇ~ルナちゃーーん☆】



うるさい奴じゃ...。
それよりも幼子はさっきから何を考え込んでおるのじゃ?少し覗いてみるかの...


☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
更新遅くなりました!すみません!!
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

異世界ライフは山あり谷あり

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,385pt お気に入り:1,552

伯爵令嬢は執事に狙われている

恋愛 / 完結 24h.ポイント:1,748pt お気に入り:452

鉱夫剣を持つ 〜ツルハシ振ってたら人類最強の肉体を手に入れていた〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,073pt お気に入り:159

異世界人は装備が出来ない

BL / 完結 24h.ポイント:127pt お気に入り:336

聖女召喚に巻き添え異世界転移~だれもかれもが納得すると思うなよっ!

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,519pt お気に入り:846

仲良しな天然双子は、王族に転生しても仲良しで最強です♪

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,679pt お気に入り:307

聖女だけど、偽物にされたので隣国を栄えさせて見返します

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:28pt お気に入り:965

処理中です...