異世界道中ゆめうつつ! 転生したら虚弱令嬢でした。チート能力なしでたのしい健康スローライフ!

マーニー

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第47話 鬼教師とトランポリン

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「はい、1.2.3…そうです、ここでターン!」

あれから数ヶ月。
イケメン鬼教師によるダンスレッスンは続いている。

最初は足を踏みまくり、
その度に黒い笑顔の圧にドヤされていたが、
いまではその回数はグッと減った。

これはもう、以前に購入した
《足を踏んでしまうアナタへ。ダンスが上手くなるたった5つのポイント》
の本のおかげと言えるだろう。

この本がいうポイントは以下の通り。
1. 体幹を鍛える
2. 柔軟性を高める
3. 地面から少し浮く感覚で踊る
4. スライドの動きに慣れる
5. 裏でリズムをとる

3がよく分からなかったが、
上から引っ張られる感覚を意識したら
動きが軽くなった、気がする…

体幹と柔軟性に関しては、
健康計画にも大事なポイントなので
プランクとヨガの時間を増やしてみた。

あとは、これが大きかった!

ずっとずっと、作りたいとは思っていたけど手を出していなかったもの。

それが『トランポリン』である。

従来の丸型トランポリンを想像していた為に実現の仕方が分からなかったが、
そういえば前世にはボックス型のバネトランポリンがあるじゃないかと思い出したのだ。

ということで、
サウナづくりでお世話になった職人さんにすぐ連絡。

またまた設計図をかいて必要な部品と材料を書き込み発注した。

―――バインバインバインバインバイン…

無事に仕上がって届いた日は、
楽しすぎて止められなかった。

すっかりハマってしまったわたしは、
自分がまだ完全体ではないことをすっかり忘れていたのだろう。
気が済むまで飛びまくった結果…

久しぶりに倒れたのだ。

それからは1回5分、
1日3回までを言い渡され物足りない気持ちでいたが、それでも体感を鍛えるには充分だったらしい。

それにしても目の前の汗をかいたイケメン黒縁メガネ鬼教師は、最高にセクシーである。

『スパルタさと腹黒そうな部分がなければなぁ…最高なのになぁ…』

そんなことを思いながら
なんとなくボーっと踊っていたら、
足を盛大に踏んづけてしまい
「アナタってひとは…!」とコテンパンに怒られた。
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