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第121話 始業式と大物留学生
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―――月日は過ぎ、また春が来た。
楽しい春休みは終わり、今日は始業式。
春休みは楽しかった!
ご令嬢たちと念願のピクニックもできたし、
護衛騎士ズと街ブラもできたし。
お父様とお母様とお兄様と一緒に観劇に行ったり、新作を作って試食したり、美味しいものもたくさん食べることが出来た。
今日は始業式ということもあって、
久しぶりに殿下とオリバー様にも会えるので楽しみにしていたのだが…
―――現在、始業式の会場である体育館は
黄色い声援が鳴り響き、カオス状態になっていた。
「「「「キャァァァァ!素敵ですわ!ニック様、エマ様ァァァ!」」」」
いつもの如く、始業式の挨拶を聞いてるフリをしてボーッとしていたので、
その歓声を聞いて一気に意識が戻った。
何が起こったんだろう?と思い、
ご令嬢たちのアツい視線を辿ってみると…
―――ペカー!!!
なんと目の前の壇上に、ワトソン伯爵勢に負けず劣らずの光を放つ2人組が立っていたのだ。
『くっ……まさかお父様たちに匹敵する輝きを持つ自発光体が存在していたとは…!』
なぜか無駄に対抗意識が生まれてしまう。
一体誰なんだ……と思っていたら
その2人組が話し始めた。
「皆、温かい歓迎を感謝する。
私はグレートカナル帝国の第2皇子、ニック・カナル。こちらは双子の妹であるエマ・カナルだ。
この度、こちらセントラル王国王立学園に留学することとなった。よろしく頼む。」
「ご紹介に預かりました、グレートカナル帝国の第2皇女エマ・カナルと申します。
慣れないことも多いですがどうぞよろしく。」
―――えぇぇぇぇぇ……!
この大陸イチの帝国の皇子と皇女が来ちゃったよ!しかも双子ですって!
しかも、その後の先生が言うには
わたし達と同じクラスだと言うではないか。
会場中は割れんばかりの拍手に包まれていて、また黄色い声援も大きくなった。
ふと近くの殿下と目が合ったが、
殿下はこの事をもちろんご存知だったようで
平然としていらっしゃる。
せっかく心穏やかな学園生活を送っていたのに…眩しいし、なんか存在自体が気を使うし、きっと学園中が騒がしくなるだろう…
『ロイヤルなのはアルバート殿下で充分だよぉ~…。なるべく関わらないように隅の方で隠れて過ごそう。』
わたしは、壇上から降りる2人を見つめながら、そう心に決めた。
楽しい春休みは終わり、今日は始業式。
春休みは楽しかった!
ご令嬢たちと念願のピクニックもできたし、
護衛騎士ズと街ブラもできたし。
お父様とお母様とお兄様と一緒に観劇に行ったり、新作を作って試食したり、美味しいものもたくさん食べることが出来た。
今日は始業式ということもあって、
久しぶりに殿下とオリバー様にも会えるので楽しみにしていたのだが…
―――現在、始業式の会場である体育館は
黄色い声援が鳴り響き、カオス状態になっていた。
「「「「キャァァァァ!素敵ですわ!ニック様、エマ様ァァァ!」」」」
いつもの如く、始業式の挨拶を聞いてるフリをしてボーッとしていたので、
その歓声を聞いて一気に意識が戻った。
何が起こったんだろう?と思い、
ご令嬢たちのアツい視線を辿ってみると…
―――ペカー!!!
なんと目の前の壇上に、ワトソン伯爵勢に負けず劣らずの光を放つ2人組が立っていたのだ。
『くっ……まさかお父様たちに匹敵する輝きを持つ自発光体が存在していたとは…!』
なぜか無駄に対抗意識が生まれてしまう。
一体誰なんだ……と思っていたら
その2人組が話し始めた。
「皆、温かい歓迎を感謝する。
私はグレートカナル帝国の第2皇子、ニック・カナル。こちらは双子の妹であるエマ・カナルだ。
この度、こちらセントラル王国王立学園に留学することとなった。よろしく頼む。」
「ご紹介に預かりました、グレートカナル帝国の第2皇女エマ・カナルと申します。
慣れないことも多いですがどうぞよろしく。」
―――えぇぇぇぇぇ……!
この大陸イチの帝国の皇子と皇女が来ちゃったよ!しかも双子ですって!
しかも、その後の先生が言うには
わたし達と同じクラスだと言うではないか。
会場中は割れんばかりの拍手に包まれていて、また黄色い声援も大きくなった。
ふと近くの殿下と目が合ったが、
殿下はこの事をもちろんご存知だったようで
平然としていらっしゃる。
せっかく心穏やかな学園生活を送っていたのに…眩しいし、なんか存在自体が気を使うし、きっと学園中が騒がしくなるだろう…
『ロイヤルなのはアルバート殿下で充分だよぉ~…。なるべく関わらないように隅の方で隠れて過ごそう。』
わたしは、壇上から降りる2人を見つめながら、そう心に決めた。
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